出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いやナンパに特化したブログです。

久しぶりにテレクラ行ったら体重100キロ超のお姉さんが・・・

体重100キロ超の女が出現した。今回も何か異常な生き物に出会いそうな気がしてならない。「しいちゃんって呼んでくださーい!」
曇り空の昼下がり、駅前のテレクラに入ると、入室からすぐにコールが鳴った。
「ワリキリでぇ〜会えないかな〜ってぇ〜」
気持ち悪いくらいに甘い声だ。いきなりイヤな予感しかしない。
「だいじょうぶですよ」
「あら〜!」
「ちなみにお姉さん、おいくつですか」
「あ、あれ?」甘い声から一転、低い声に変わった。どうした?
「会ったことない人ね、あなた。話したこともないわね」
「はあ」「ここによくかけてるからわかるのよ」
どうやら常連女とつながったらしい。
「そうですね、初めてお話しますね」
「あなた、柏のどこからかけてるの?」
「え、柏のテレクラですけど」
「そんなのわかってるわよ、柏って3つテレクラあるじゃない?どこ?」
かつては3店舗あったらしい柏のテレクラだが、すでに5年ほど前から1店舗になっている。この人、かなりの古参エンコー女らしいぞ。
「駅前のところですね」
「あーわかった!それならすぐに電車で来れるわね」「どちらからおかけなんですか」
南柏に来てほしいの」
「行けますよ。ちなみに、おいくつでしたっけ」
「……39才」
なんだ、いまの間は。どうせ誤魔化しているのだろうけど。
「へぇ、じゃあご結婚されているんですか」
「ううん。でも彼氏はいるの」
「へぇ〜、彼氏さんは長いんですか」
「10年くらい続いているかな」
「へぇ〜、それは長いですね」
「……」どうした?また間があいたみたいだけど。
「お兄さん、さっきから私の話に『へぇ〜』って言うわよね」
「まあ、はい」
「私ね、男の人から『へぇ〜』って言われるの好きなの」なんだこの人は?やっぱり柏のテレクラ女は次元が歪んでいるようだ。話を本題に戻そう。
「ワリキリでこれからお会いできるんでしたっけ?」
「うん、南柏に来てね」
「わかりました。あ、ちなみに体型とか聞いていいですか」
「え?体型っていうのは?」何をしらばっくれてんだよ。
「身長とか体重のことですね」
「身長は153センチくらいかな。体重は……わかんない」
「どういうことですか」
「よくわかんないのよね。でも、ふくよかなほうだとは思うわよ」
要するに、テレクラ古参デブということか。提示された額はホテル代別の1万3千円だ。
「服装教えてもらえませんか」
「黒のスカートに黒のブラウスね。ごめんね、黒ばっかりで」
「いえいえ、謝らなくていいですよ。あ、そういえば名前まだ聞いてませんでしたね。なんてお呼びすればいいですか?」 
すると、急にトーンが明るくなった。
「しいちゃんって呼んでくださーい!」
「え?」
「しいちゃん!」
おいおい、アイドルじゃないんだから。
「しいちゃん、ですね。わかりました」
というわけで、「しいちゃん」とは電車でひと駅隣の南柏駅前で待ち合わせることになった。駅前に着いたら彼女が教えてくれた番号に電話をかければよいらしい。
20分後、小雨がちらつき始めた南柏駅前から電話をかけた。
「もしもし、着きましたけど」
「はーい!駅前のコンビニからまーっすぐ歩いてちょうだい。そしたらガード下が見えてくるから。そこからまた電話かけてね」
自分のテリトリーまで歩かせるのはベテランワリキリ嬢の常套手段である。言われた通りに向かい、再度電話をかける。
「着きました」
「ああ、早いのね」 
一方的に電話を切られた3分後。住宅街の通りの向こうから黒い物体が見えてきた。街灯の明かりに照らされてその正体があきらかになった瞬間、思わず息を呑んだ。この人、顔が溶けてる!笑うセールスマン高木ブーを足して、2で割らずにそのままグニャグニャに混ぜたような顔をした怪獣がそこに立っていた。これは、大変なことになったぞ。今回の敵はデブとか、そういう以前の問題だ。すべて縛った髪は、つむじからぴょーんとパイナップルのように広がっている。ガラパゴス諸島の生き物みたいだ。
歩いて30秒ほどのホテルに入った。ソファにどかっと腰を落ち着け、タバコで一服する顔溶け病さんが、煙を吐きながら、ぎろぎろと大きな目でこちらを見つめてきた。
「はあ〜いいわねえ〜」
「なにがですか?」
「お兄さんの髪型。その髪型がステキでいいって。たまらないって〜」
「ありがとうございます」
「オシャレな仕事なんでしょ、いいねえ〜!」
「いえ、普通の会社員ですよ」
「ふ〜ん」20秒ほどの沈黙のあと、ふたたび彼女が口を開く。
「……彼女、いないの?」
「そうですね」
「ひとり、女の人がいるんだけど。30才のシングルマザーなんだけど。あなた紹介していい?」
なんだ、いきなり。
「え? どういうことですか」
「ああ、そういうの嫌い?」
「いやいや、ちょっと話が急じゃないですか」
「そっかあ〜」 まったく脈絡もなく、なんなんだ?
「どういう関係なんですか?」
「友だちなのよ」
「はあ。何で知り合った方なんですか」すると顔溶け病さんは、急に難しい顔になった。「あのあの、ほら。緑の……」「みどり?なんですか」
スマホの、みどりの!」
「出会い系サイトとかですか?」「ちがうちがう、みどりの掲示板!」
「……ラインとかですか?」
「そう!そうそう!ライン!その掲示板で知り合ったの!」
ラインをみどりの掲示板と表現する人は初めてだ。
「いやあ、興味ないのでだいじょうぶです」
「あら、残念ね〜。あなたならお似合いなのに」顔溶け病さんがタバコを吸ってくつろいでいる姿を注意深く見ていると、網タイツのところどころに赤いリボンがあしらわれているのがわかった。独特なファッションセンスだ。さらによくよく見ると、タイツの奥から皮膚に根性焼きのような跡が数十カ所ついているのが確認できる。なんだ、これは?
「足になにか痕がついてませんか」
「ああ、そうそう」
根性焼きとかですかね」
「ちがうちがう、これは蚊に刺された痕なの」
いやいや、刺されただけでそのレベルにはならないでしょうに。
「そのわりには傷口が大きくないですか?数も多いですし」
「刺されやすい体質なのよ」
それだけじゃ説明がつかないよ。ちょっと不気味だよ。
「元ヤンではないんですよね」
「うん、高校は中退したけどね」
顔溶け病さんは、17才で埼玉の高校を中退後、家出。地元の駅前でふらふらしていたところをスカウトに声をかけられヘルスを始めたという。だが、仕事は2年も続かなかったそうだ。
「そのときのお客さんがいまの彼氏なの。こんど結婚するんだけど」
「そんな出会いもあるんですね。彼氏さんは何をされてるんですか」
「なにもしてないわよ」
無職とテレクラ常連の結婚か。行く末は見えてるな。
「お金は大丈夫なんですか」
「だいじょうぶよ、実家だから」
うーん、そういう問題じゃないでしょ。
「だって、この服もぜんぶもらいものだしね」
「へえ、どなたがくれるんですか?」
「それはいろいろよ。いろいろ〜」
まあ、まともなプレゼントの類いじゃないことは確かだな。この人、本当に穴はあるのか?シャワーを浴び終わった彼女が出てきた。蚊に刺されただけというには多すぎる全身の斑点に戦慄を覚える。
「じゃあ、なにしてほしい?」
「まあ、普通にいつもプレイされているようにしていただければ」
「そうねえ」少し考えこんだ顔溶け病さん。
「そうねえ…」どうした?
「お兄さん、こういうこと(ワリキリ)よくするの?」
「まあ、たまにですね」
「じゃあ今まで、こういうとこ舐められたことある?」
彼女が指差したのは、オレのアナルだった。
「いや、そんなにないですけど」
「ふ〜ん」そう言うと彼女はベッドを這うようにしてこちらに近づいて来た。そして……。
「じゃあ…」
オレの尻を少し持ち上げ、アナルをレロレロと舐めてくる。
「お兄さん、いい身体よね」
「ありがとうございます」 
しばらく会話が止まる。気まずい。なにか話そう。
「しいちゃんは、健康には気を遣ってるんですか」
「私?私はねえ、2年前に子宮がんになったのよ」
「はあ」
「でもね、手術したら治っちゃったから大丈夫」
「それはよかったですね」
「そうそう、いまはガンは治るからだいじょうぶなのよ」
アナルを舐められながら、病院の待合室のような会話をしている我々。シュールだ。
「それにしてもかっこいいわね、お兄さん。若いし」
「いえいえ」
顔がぐにゃりと笑い、顔溶け病さんがこちらに顔を近づけてきた。なんだ?
「はーい、キス!」
「ちょ、ちょっとすみません!」
それだけは勘弁してくれよ!
「なに?そろそろ挿れたいの?」
「じゃあ、そうします」
「そしたらね、ちょっと一瞬目をつぶってちょうだい」
「え、なんでですか」
「いいから目つぶって」
言われた通りに目をつぶるも、なにが起きるのか怖いのでうっすら目をあけてみる。すると、彼女は手のひらにべっとり唾をつけて、マンコにすりつけていた。
「はい、もう開けていいわよ。挿れて」
チンコをあてがい、なんとか挿入を試みる。だが、太りすぎていて穴の場所がまったくわからない。ていうか、この人、本当に穴はあるのか?
「ちがうちがう!そこはぜんぜん!」
場所を間違うたびに顔溶け病さんから指摘をうける。そのまま格闘すること3分。いくら探しても本当に穴が見つからないので、もう挿入はあきらめることにした。
「ねえ、もう会ってくれないの?」
「じゃあシャワー浴びてきますね」
「いってらっしゃい」
あれ?シャワーは浴びないの?
「私はいいの。シャワーは浴びないの」
そんなんだから、得体の知れない斑点ができるんだよ、この人。シャワーを浴び終わり、部屋に戻ると、着替えた彼女の虎柄の上着からぷ〜んとカビの臭いが漂ってきた。
そういえば、金を渡すのを忘れていた。
「すみません、お金渡すの忘れてましたよね」
そう言って1万3千円をテーブルの上に置いた。
「いいよいいよ!いいのよ!」彼女が3千円を返してきた。
「あれ? 1万3千円ですよね?」
「いいの!そういうのいいから今日は!」
なぜか上機嫌だ。どうした?また顔がぐにゃりと笑ってるぞ。
「こんな若くてかっこいい人とエッチできて、よかったのよ〜」
「そ、そうですか」
なんだかイヤな予感がする。一緒にエレベータに乗ると、顔溶け病さんは急に距離を詰めてきた。「ねえねえ、次はいつ会える?」
「ど、どういうことですか?」
「ねえ、もう会ってくれないの?」
 なに?この人もしかして狙ってる?
「いや、それはちょっと……あんまりこっち来ないですし」
「いいの、友だちとして会ってちょうだいよ〜」
第六感が危険を察知した。ホテルを出た瞬間、オレは小走りで逃げた。