出会い口説きALLOK

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友人を誘って街コンに参加

大阪で入院している父親を見舞うため、新幹線に乗った。退屈な車窓をながめながら我が人生のツマらなさを振り返っていたとき、売り子の女性が通路を通った。かなり可愛い。さてどうするべきか。ここは手紙しかあるまい。あわててメモに殴り書きする。
『ついさっきお姿を拝見しました。お近づきになりたいので連絡ください 090‐』
書き終わるや、隣のおっさんを蹴飛ばすように通路へ出て、売り子さんを追いかける。
彼女は一つ先の車両にいた。連結部分に入ったところで、後ろから声をかける。
「あの、すみません」
「はい」
スーパードライください」「あ、はい」
きっかけ作りとして買い物は必要だろう。缶ビールを受け取ると同時に、さきほどのメモを渡した。
「あ、これ読んでください」
「はい?」
「さっき書いたんです」
「いえ、申し訳ないですが」
「どうして?」
「規則で受け取れないことになってますので」
規則と言われても困る。強引にワゴンの上にメモを乗せ、客席へと向かいがてら、ちょっと気になったので振り返ってみたところ、メモは床に落ちていた…。父親の見舞いを終え、夜のミナミを歩いていたら、パチンコ屋の店先でミニスカ店員を見かけた。新幹線の売り子なんかよりだんぜんカワイイ!またもや手紙作戦だ。
『道路から働いている姿を拝見しました。よく大阪には来るので友達になってください。090‐』
彼女はほぼ無言ながらも快く(↑そう見えた)受け取ってくれた。JR東海のようなしょうもない規則はないようだ。期待して待とう。その夜、深夜1時ごろ、ホテルでテレビを見ていたときに、知らない番号から着信があった。よもや!
「電話してみました〜」
どことなくアホっぽい声。あの子で間違いなさそうだ。
「仕事終わったの?」
「はい〜。それで〜、相談してもいいですか〜」
のっけから相談とは何だ。
「どうぞ。どんなこと?」
「あの〜、今月引越しするんですよ〜。それでお金がちょっと足りなくて〜」
ビジネスホテルの床を見つめながら、オレはスマホを握りつぶしそうなほど手に力をこめていた。ぐぅーーー、馬鹿にしやがって!
コケにされまくっただけの大阪見舞いを終え、東京へ。もう春ということで気分がソワソワしてきたことも手伝い、友人を誘って街コンに参加することにした。会場は恵比寿だ。誰とどんな会話をしたかは、この際どうでもいい。重要な出来事が起きたのは街コン終了後の夕方6時ごろだ。コンパ開始直後に向かい合ってしゃべった女性コンビの可愛い方が、2時間ほど経たいま、酔っ払ってフラフラになって路上を歩いているのだ。
その横にはお友達と、さらに怖そうな顔のニイちゃん2人。こいつらも参加者で、なんとかフラフラ彼女をモノにしようとしているのだろう。救ってやらねば! 
というのもあの子は席上で「真面目な男性が好き」と言っていたからだ。あんなラッパーみたいな怖い男どもにつきまとわれ迷惑していることだろう。歩く距離もどこか突き放そうとしてる感じだし。が、救うと言っても、あの場に割って入る度胸はない。さきほど聞いたラインで助け舟を出してやることにした。
『飲み過ぎてない? 喫茶店でお茶でもどうですか?』
既読にならない。早く気づけよ!フラフラちゃんと女友達は、ラッパーコンビと一緒に地下鉄へと消えていく。ヤバイ。これはどこかでレイプされるかも。
居ても立ってもいられず、その後を気づかれぬように一人で追いかけた。4人は地下鉄に乗り込んだ。隣のドアからオレも車内へ。
ふらふらちゃんがスマホを見た。ラインに気づいたか!既読ならず。何やってんだよ、もう!乗り換えをなんどか繰り返し、4人は川崎市内の某駅で降り、そしてそのまま連れ立ってコンビニへ。そのタイミングでラインの返事が来た。
〈これから部屋飲みなんで〉
絵文字もスタンプもなく、ましてや心配してやったことへのお礼もなく、ただ一言だけだ。遥か川崎まで尾行してこの仕打ちとは。だいたいあのラッパーどものどこが真面目に見えるんだか。ヤツらなんて、部屋飲み=セックスみたいな野獣のはずなのに。見る目のない女だな。街コンなんかに金払って損したわ。
不幸なことはもうひとつあった。要約すると、約束していた飲み会の連絡がなかなか来ず、不思議に思っていたら、参加者のフェイスブックが更新され、飲み会での楽しそうな男女の様子が写っていたという事件だ。しかも女子は粒ぞろい。赤澤はこのメンバーに似つかわしくないからとハズされたのだろうか。もうすぐ春だというのに包囲網でも完成しているかのごとく、あちこちからヒドイ仕打ちを受けまくるこの状況。打開策はありそうにない。