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元盗撮犯、足を洗って逆さ撮り映像を入手する方法を見つける

パンチラ盗撮を趣味としてきた俺の胸に、ふと引退の二文字がよぎったのは、昨年のことだ。理由はただひとつ。昔と比べて盗撮という行為がケタ違いにリスキーになったからだ。スマホの登場によって、にわかマニアが急増し、連日のように盗撮事件が報道されれば、世間や警察の警戒心が高まるのは当然のことだ。
 盗撮からすっぱりと足を洗って、まだ間もないころのことだ。たまたま立ち寄った某ターミナル駅で、不審な人物を見かけた。一見、普通のサラリーマンだが、構内の片隅にしゃがみ込んでビジネスバックの中身をごそごそといじっているのだ。ん〜?何かピンとくるものがあり、そのまま様子を見守ってたところ、やがて男は上りエスカレータに向かい、先に乗っていたミニスカ女子の真後ろにぴたりと張り付いた。すぐに追いかけて様子を伺えば、案の定、男はビジネスバッグの端をミニスカの中に差し向けている。やはりこいつ、盗撮犯だ。大方、バッグの中にピンホールカメラを隠し持ってるに違いない。先ほどバッグを漁っていたのは、ミニスカちゃんを発見して慌ててカメラの電源をオンにしていたのだ。ふん、マヌケなヤツめ。俺に犯行現場を見られているとも知らずに…。ふいに邪念が湧いた。この状況、どうにか利用できないものだろうか。ん、待てよ。あれをああしてああすれば…。なるほど!
エスカレータを上がりきったと同時に、俺は男の腕をつかんだ。
「おい、あんた! いま盗撮してたろ? 一部始終みてたんだよ」
「は? してねーよ」
「じゃ、バッグの中身見せてみろよ」
「なんでそんなことしなきゃいけないの? 離せよ」
興奮する男を無視し、今度は被害者のミニスカちゃんに声をかける。
「ちょっとキミ、こいつに盗撮されてたよ。俺、ここで捕まえてるから警察を呼んできてくれない。いい? 駅員じゃ逮捕できないから、ちゃんとおまわりさんを連れてくる
んだよ」
しつこく警察を呼べと命じたのは、付近にいる駅員にこの事態を悟られたくなかったからだ。
「は、はい、わかりました。じゃ行ってきます」
顔を青ざめさせながら、ミニスカちゃんが階段を下りていく。それを確認してから、俺は勝ち誇るように男に言い放った。
「どうする? これで警察が来たらもうアウトだよ。でも、アンタの出方次第によっては逃がしてあげてもいいんだけどな〜」
「な、なんだよ」
「バッグにビデオカメラが入ってんだろ? そのテープこっちに寄こしなよ」
「へっ?」
よほど意外な展開だったのだろう、男が素っ頓狂な声を出した。。
「ほらどうすんだよ、はやくしないとおまわりさんが来ちゃうぜ。いいのか?」
「わ、わかったよ。ほら、これでいいだろ!」
言うや否や、男はバッグから取り出したテープを俺に押しつけ、脱兎のごとくその場を立ち去った。よっしゃ、狙い通り!持ち帰ったビデオテープには、さきほどのミニスカちゃんのパンティがバッチリと映っていた。ほほう、赤と白の水玉模様ですか。なかなかソソりますなぁ。本来、他人が撮った盗撮映像など、市販のDVDを観るのと何ら変わりないが、このミニスカちゃんの場合、俺は彼女のナマの姿を見ているだけでなく、ちらっと会話まで交わしている。それだけに映像から伝わってくる生々しさがハンパないのだ。まるで自分で撮影したモノと変わらないほどに。もしかして俺はすごい発見をしたのではないか。この手法を繰りかえせば、リスクを負わず、盗撮の収穫だけをむさぼれるのだから。以来、ヒマを見つけてはターミナル駅やデパートに出かけ、盗撮犯を探し回るようになった。むろん、連中も巧妙にカメラを隠して犯行におよぶわけだが、マニアの心理や行動パターンを熟知している俺にかかればさほど難しい作業ではない。一度の出撃で4、5人の男からお宝映像をまきあげることも珍しくないほどで、新規のコレクションは順調に増えていった。とはいえ、いつもコトが上手く運ぶわけではない。よくある失敗は、被害者の女が必要以上に騒ぎだし、男から映像をいただくまえに駅員や店員が駆けつけてしまうパターンだ。こうなると盗撮犯を捕まえた善意の第三者として警察から調書を受けるハメになるのだが、いつぞや、こんなことがあった。案内された取調室で、担当の警官が俺の顔を食い入るように眺めてくるのだ。
「あれ? お宅さん、前も別の盗撮犯をつかまえてくれた人だよね?」
たしかに俺、前回もこの警官から調書を取られたな。
「いやぁ、ご苦労様です。あなたみたいな正義感の強い人がいて助かりますよ。盗撮は
卑劣きわまりない行為ですからね」
慇懃に頭を下げる警官にただ苦笑いするしかなかった。この人、もし俺の本当の姿を知ったらどんな顔になるんだろうか。

※この記事はフィクションです。読み物としてお読みください。