出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いやナンパに特化したブログです。

男性恐怖症のシングルマザーを口説く

約束の時間に待ち合わせ場所へ向かった。平日のお昼なので時間はたっぷりある。どうにか攻めきってみたい。さて、どんな子が現れるのか待っていると、正面のエスカレータから大人っぽい女性が近づいてきた!
結構細身で年齢は30代前半の印象だった。大人の香りを漂わせたなかなかの美人さんである。予約を入れていたお店に足早に向かうや、彼女が言う。「なんかすごく緊張しますね!」「大丈夫ですよ、変な勧誘じゃないから。ハハハ」
「そうですよね、昨日もあんまり寝れてないんですよ…ははは」
なんだか本当に緊張してる感じだ。緊張をほぐすためにもお酒を飲んでいただこう。が、ランチセットとビールを注文すると、彼女が驚いた顔をした。
「お酒好きなんですか? 私はジュースを!」
ちぇっ。わかってないなぁ。
「工藤さんは一人暮らしなんですか?」
「う〜ん、まぁ…」
まぁ…ってなんなんだ。
「あの〜、最初に言っといた方がいいことがあって…」
意味深な表情だ。まさか君のほうが勧誘目的じゃないよね。
「私、子供がいるんです」
へぇ、そういうことね、まぁ真剣に付き合うつもりはないから別に大丈夫だよ。なんて言えるわけもない。少し驚いておこう。
「子供! へぇ。旦那さんは?」
バツイチです」
シングルマザーね。これは攻めやすいぞ!
「で、いつ私を見かけたんですかー?」
いきなり核心を突かれた。もちろん答えは決まってるんだけどね。
「ああ、3週間くらい前に、お客さんを接客してるところを見掛けたんですよ」
「あ〜そうだったんですね、久しぶりにビックリしましたよ」
「そんなに?」
「ええ、手紙もらったのなんて初めてだったので」
あらためて、手書きの手紙が女心をドキドキさせることを思い知らされた。みなさんもやってみたほうがいいですよホントに。
「旦那さんとはうまくいってたの?」
離婚したんだからそんなことはないだろうけど。
「すごく亭主関白な人で、門限は18時で、ご飯は4品以上おかずを作れとか」
んー厳しいねぇ〜。
「変な話だけど、夜の方はどうだったの?」
そろそろ色っぽい話に持ち込みたいし、これくらいは聞いてもいいだろう。
「最初のころはありましたけど、離婚する半年前から家庭内別居でしたから、手も触れてないです」
「今は彼氏みたいな人はいるの?」「今はいません。子供がいるので本当に忙しくて」
「そりゃそうだよね」
つーことは、かなりご無沙汰だと考えていいわけで、そろそろ疼いてるんじゃないのかな?さりげなく彼女の手を触ってみた。とてつもなく冷たい。
「あっ私、すごい冷え性なんですよ、冷たいでしょ」
「温めがいがあるね!」
と言いながら今度は両手で手を包み込んでみた。よし、嫌がってない!まあ、そりゃそうだよな。忙しい中、わざわざ手紙の男に会いに来てるんだもん。期待してなきゃオカシイって。などと油断してたら、重ねていた手をあっさり振りほどかれてしまった。
「ちょっと、恥ずかしいですよ〜」
確かに。ランチタイムだけあって店はビジネスマンや家族連れでいっぱいだ。でも「恥ずかしい」ってことは、場所さえ変えればOKって意味なわけで。
「もうちょっと人の少ないとこでも行きますか?」
真っ昼間だけど、もういいよね!
「そうですね。コーヒー飲みに行きますか?」
コーヒーかよ…。カフェにだって人はいっぱいいるんですけど。近場のカフェに場所を変え、コーヒーとケーキで仕切りなおしだ。
「工藤さん、色っぽいから口説かれたりするでしょ? どんな人がタイプなの?」
「最近は全然ないですよ。タイプ…は綾野剛みたいな人がタイプですけど…優しければもう誰でも。アハハハ!」
じゃ、俺でも大丈夫だよね?また手を握っちゃえ。ほら、ぎゅっ。
「冷たいですよー」
うん。別に嫌がっている感じではないな。無言で工藤さんの目を見つめる。
「フフフ…。私、ちょっと…。なんて言うか、男性恐怖症みたいなところがあって」
 昔、勤務先の昼休みに、上司から倉庫でレイプまがいのことをされたことがあるらしい。
「そうなんだ。ごめんね、会ったばかりなのに。でも俺、工藤さんのこともっと知りたいし、ゆっくりでもいいから仲良くなりたいな」
ディープな告白に怖気づき、ベッドインは次回へ持ち越すことに方針を変更した。
「ごめんなさい、別にこういうことは嫌いじゃないんですけど…」
「大丈夫ですよ、そういう気持ちわかる気がするし!」
カフェを出て、次はあったかい鍋でも食べようと約束してお別れした。翌日、お鍋のお誘いメールを送ったところ、こんなメッセージが届いた。

「また連絡します」

この前は、向こうから曜日を指定してくれたのに、今回は「また連絡します」だ。みなさん、女からこういうメールが来たときは脈ナシです。いつまで待とうが「連絡」は来ないものなのです。無念。