出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです

本を貸した女の子がライン既読スルーのまま

中目黒に引っ越したというのに、まだ女性を1人も家に招く機会がない。せっかくの武器が宝の持ち腐れ状態だ。そんな折、友人が鍋パーティをやろうと女性2人を誘い、快諾をとりつけたという。偉い。鍋の名目があれば女だって男の部屋にのこのこやってくることに気づいた友人を褒めてやりたい。
大急ぎで土鍋とカセットコンロを買い、さらに当日はきりたんぽ鍋のセットを4人分調達し、部屋を掃除して来客を待った。ピンポーン。来た!友人が率いてきたのは1人が70点、1人が90点と、ずいぶん豪華なコンビだった。
しかしその2人、部屋に入ってくるなり、こんなことを言う。
「今日あんま時間ないんですよ。10時ぐらいにはここ出なきゃいけないんで」
はぁ? いま8時だから2時間しかないし。急いで作らないと!
鍋というのは、一緒にわいわい作るときも楽しいものだし、料理教室で少しだけ学んだ包丁テクを披露してやれば株も上がるだろうと胸中では期待していた。なのにこの3人、まったく手伝おうともせずに、マンガやおしゃべりに夢中になっている。ちょっと手伝ったかと思えば、鶏肉パックのぐちゅぐちゅのビニールをオレの服の上に置く始末
だ。イライラする!70点が尋ねてきた。
「いいとこ住んでるねぇ。家賃高いでしょ」
「うん、駐車場合わせて15万くらいやけど」
やや鼻高々で答えたところ、90点のほうが言う。
「似合わないよ。6万ぐらいのとこに住んで、ユニセフに寄付したほうがいいって」
どういう理屈だ! 少しムッとしたが、相手は90点なのでここは我慢だ。鍋パーティそのものは正味1時間ぐらいで終了し、帰り際になって90点が、本棚にあったAV監督・カンパニー松尾のハメ撮り紀行本を借りていった。こんなもんに興味があるとは、可愛いなりにスケベで話がわかる子なのかもしれない。
翌日、すぐにラインを送った。
『土日どちらか映画かお笑いライブ見に行かない?』
30分ほどで「既読」にはなったが、返事のないまま予定の土日はあっさり過ぎてしまった。なんだこれは。ムリならムリで返事ぐらいくれればいいのに。カンパニー松尾の本も返さないつもりなのか。