出会い口説きALLOK

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盗撮マスターが次々オープンさせる沖縄ハプニングバーの裏事情

ハプニングバー好きのオレ。何年も遊び歩くうち、近隣の店は、ほぼ制覇した。4年ほど前、沖縄市に新店ができたと聞き、さっそく、なじみのホステスと出向くことにした。その店『R』は沖縄市の外れ、とある雑居ビルの一室にあった。
「いらっしゃ〜い。身分証を見せてくれるかねぇ?」
マスターは中肉中背で、オレより少し年上だろうか。地元民のオレが言うのもなんだが、いかにもな沖縄男の顔だ。
「初めてなんですよ」
「そうだねえ、今後ともごひいきにしてよ」
他に客もいなかったので、酒を入れつつ、マスターとの会話に花が咲いた。彼は沖縄生まれで、昨年まで本土で働いていたが、ハプバー好きが高じてこの店を出したそうだ。
地元から近いこともあり、すぐ常連になった。週に1度は顔を出したろうか。そうして3カ月ほどが過ぎたころに、Rで知り合ったある常連仲間から、「ちょっと話がある」と呼びだされた。真昼間から電話してくるなんてナニゴトか。喫茶店で待っていると、ヤツは神妙な顔でビニール袋を渡してきた。中には付箋のついた雑誌が入っている。
「それのさ、そう、そのページなんだけどね…」
「ええっと…投稿写真?」
付箋のついたページは、エロ本の投稿コーナーだった。素人が撮影したものを載せるアレだ。そこになにやら見覚えのある写真が。このソファ、毛布、壁…バックでハメてるのは…えっ、オレ!?犯人はマスターに決まってる
「絶対Rだよね?これ盗撮でしょ」 
いちおうモザイクはかかっているが、間違いなくオレとホステスのセックスシーンだ。
Rの店内で誰かに盗撮されたってことか?でもあそこはカメラを持ち込むの禁止だからなぁ。ん、ちょっと待てよ?盗撮犯の予想はすぐについた。マスターだ。カメラのアングルはすべてマスターしか入れない厨房内(食器を洗うシンクの端が写っていた)からなのだ。怒りを押し殺して夜を待ち、一人で店に行った。ヤツはのんきに酒をひっかけている。
「いらっしゃい。まだ今日は静かだよ」
「これ、なんだよ」
雑誌を投げつけると、マスターの表情がみるみる曇っていく。「アンタが撮ったんだな?」
「いやあ、その…」
「正直に言え!!」 
無言で下を向くマスター。観念したようだ。
「なんでこんなコトするんだよ。嫁さんにバレたらどう責任とるつもりだ」
「ごめんねぇ…ちょっとお金が足りなくて…すいません」
投稿の謝礼5万円欲しさに、店内に隠しカメラを設置したなんて言われても、到底納得
はできない。
「なんか問題が起きたらアンタに責任をとってもらう」
マスターは慰謝料として、20万円払うと言ってきた。そんなことで気持ちは収まらな
いが、場所が場所だし、警察ザタなんかにできないからしかたない。
「手持ちがないからカネができたら連絡する」 
マスターはそう言ってただただ土下座し続けた。ところが待てど暮らせど連絡がない。
業を煮やし、こちらから電話をすれば「来月の頭に店に来てくれればそのときに渡す」とぬかす。しかし期日の前に、怖れていた知らせが入った。Rの常
連からだ。
「店が開いてないんだ。トンズラしたみたいだよ」
マジかよ…どうしようもないオッサンだ。嫁にはバレてないから良いものの、これじゃあ泣き寝入りした形だ。はぁ。もう忘れよう。思い出しても腹が立つだけだし。ハプバーは他にもある。ウサ晴らしも兼ねて遊びまくったオレは、盗撮されたことなどいつの間にか忘れていた。半年ほどが経ち、那覇に新しい店「W」ができたと聞いて足を運んだ。30代後半のなママがやっている店だ。
「おう、久しぶり〜」
「あれ、ここに来てたんだ」 
店内には顔見知りのカップルがいた。沖縄は狭いので、どのハプバーに行ってもたいてい知り合いがいたりする。
「ここのママさ、美人だろ?ちょっと無愛想だけどね」
ママのおかげでずいぶん繁盛しているらしい。へー。景気いいんだ。あの一件以来、オレは例の投稿雑誌をときどき読んでいたのだが、あるとき目を丸くした。そこに信じられない写真が載っていたのだ。どう見てもWの店内でカップル同士がセックスをしている写真で、アングルはやはりバーカウンターの内側から。これってまさか…。オレは常連とともにWに乗りこんだ。
「ママさ、マスターどこにいんの?」
「え?知らないけど」
「とぼけんな!ここの責任者だよ」
「…オーナーは忙しいから」
「この写真、盗撮だろ?」
「……知りませんよ」
「いいからマスター出せよ」
「知りません」
この店、どうやら元Rのマスターが立ち上げたもので、また性懲りもなく隠しカメラを設置していたのだろう。何度たずねてもママは取り合わず、オレたちは入店禁止になったが、ウワサが広がったのか、Wはすぐに閉店した。また1年後、那覇に新店ができ、そしてまたまた例の雑誌にハプバー盗撮写真が載った。表に顔は出していないが、そこもあのマスターの店だったのだ。どうにも病気が治らないらしい。これじゃまるで盗撮&投稿のためにハプバーをオープンしてるようなもんだ。マスターの息がかかったと見られる店が最後につぶれたのは1年ほど前のコザでのこと。もちろん理由は盗撮バレだ。次にまた沖縄でハプバーが出来れば、また被害者が生まれることだろう。いや、あるいはあのオッサン、本土で同じことをやってるかも…。