出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いやナンパに特化したブログです。

見知らぬ女性にラインを送って出会えたが・・・

パチンコのサクラ募集、変なクイズサイトなどなど不特定多数の個人に対して勝手に広告を送りつけるスパムメールは、法律改正で非合法になったはずだが、どっこい未だに盛況だ。こんなもんに引っかかるアホがいるとはとても思えないのだが、業者が摘発を覚悟してまで送り続けるってことは、術中にハマるヤシもそれなりにいるからなんだろう。世間は広いもんだ。ラインで知人を装うケースも増えている。そんなに効果的ならナンパに使えるか。ラインで知らないIDに打ちまくると一人レスがあった。
地雷の可能性も大だが、まだ情報は〃関東一円″までしかわかっていない。探りを入れるべく年齢と職業を尋ねてみた。すると、
〈私は歳です。お台場で貿易関係の仕事をしています(芸)〉
かなり脇が甘いと言えるがお台場。貿易関係。キーワードだけ見れば、篠原涼子ばりの
キャリアウーマンを連想させる。でもそんなのがスパムに食いつくかねえ。
じゃあ今度は名前を教えてく
ださい。〈そうですよね。名乗ってませんでしたよね。すみません。でも、そのままなんで、わかっててメールしてきたのかな〜と思ってましたがヨウコです〉
やっぱどこかヌケてる。キャリアウーマンの線はないな。お台場の倉庫作業員ってとこか。この日はひとまず挨拶だけで終え、翌日から「おはよう」「おやすみ」といった日常メールを何度か繰り返した。送ればしっかり戻ってくるあたり、本気で何かのきっかけにしたがってるみたいだ。じゃあそろそろ会ってみるか。
〈土曜日ってお仕事ですか?夕方に新橋へ行くんですけど、よければそのあと食事でもどうですか?〉

週末の夕方6時、新橋駅SL広場前に立っていたのは予想どおりのデブだった。別人の可能性を天に祈りつつ、声をかける。
「ヨウコさん?」
「はい」ですよね。近くの居酒屋に入り、ビールで乾杯する。やはり彼女、貿易関係とはいっても地味な事務員らしい.当然ながら独身である。
「でも、どうしてレスしようって思ったの。って俺が聞くのも変だけど」
「あんなラインが届くなんてすごい偶然じゃないですか。だからいいかなって」
あのメールで、あのいかにも不特定多数に送ってます的なメールで、なぜに偶然だと思えるのか。あらためて不思議な女だ。
「ヨウコさんは何がお好きなんですか。趣味とかってあります?」
「あんまり…。でも、ネコちゃんが好きなんですよぉ」
ネコ5匹の写メを見せられて、のけぞりそうになった。ネコにではない。背後に映る部屋にだ。服はほったらかしだわ、コンビニ弁当は転がってるわ、とても女性の部屋とは思えない汚さだ。
「彼氏はいるの?」
「もう5年もいないんです」
「結婚願望は?」
「う-ん、彼氏も結婚も今はいいかな.束縛とかヤダし」
どこで覚えたんだ、その台詞。束縛なんかされたことあんのかよ・緊縛の間違いじゃないの?さあこれからどうしよう。現時点で、というより最初の返信メールの時点で、ヨウコのヌケっぷりはわかっている。だからまあ、そんなにヤリたくはないけど、押せば簡単に股は開くだろう。たっぷり飲み食いして店を出たところで、俺は彼女の手を握った。
「ラブホに行こうか」
ところがここでまた、ドラマかどっかから持ってきたような台詞が。
「私、そんなに軽い女じゃないんです。今日は…ごめんなさい」