出会い口説きALLOK

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小中高時代の同級生との再会セックスに憧れる

同級生との再会セックスに憧れるオレは、過去、小中高時代の同級生の女子全員に年賀状を出し、帰省のついでに飲もうよと誘い出して、まんまと肉体をちょうだいしたことがある。我ながら賢い手口だと自画自賛したものだが、ここにきてまたもやナイスなアイデアが思い浮かんだ。名づけて、タイムカプセル作戦。みなさんも小学校の卒業時に、グランドの隅にタイムカプセルを埋めた記憶があることだろう。中に入れるのは、思い出の品だったり、将来の自分への手紙だったりと他愛のないものだ。大人になってから集い、掘り起こしてあーだこーだ盛り上がる。そんな試みは全国的に行われていたと思う。そいつを捏造して、再会セックスにこぎつけるのが今回の作戦だ。
解説しよう。25年前、高知の小学校を卒業する際、オレのクラスはタイムカプセルを埋めていない。が、実は男子だけは埋めていたことにする。そいつを、当時の同級生女子を誘って一緒に掘り起こす。中から出てくるのは、拙い文字で書かれた未来の自分への手紙だ。内容はこう。
『大好きな○○さんと結婚していますか?』
一緒に掘り起こす子の名前をガッツリ記しておくのだ。読んだ彼女は感激するだろう。
(小学校のとき私のこと好きだったんだ。ちょっぴり嬉しいな♥)
そこからは勢いのまま、なんとか強引に仕留めてしまうという流れだ。まずターゲットを決めよう。小6時代に好きだったクラスメイトの女子はいるにはいるが、彼女は既婚者なので、タイムカプセルの掘り起こしに付き合ってくれそうにない。口説き落とすのも困難だろう。ここはやはり、いまも地元の高知に在住で、なおかつ独身の女子を狙うべきだ。条件に当てはまるのは…。桑名明子さん(仮名)が適任か。男子と一緒にドッヂボールをやったり、運動会でリレーの選手を務めたりするおてんばなコで、誰に対しても人懐っこく、男子にけっこう人気があった。卒業後は同じ中学に進学したが、一緒のクラスにならなかったこともあり交流はなく、最後に顔を合わせたのは、成人式のときだろうか。地元の男友達から聞いたところでは、彼女はまだ独身で、30代半ばの年齢にしては見た目も若いらしい。キャラクター的にも、状況的にも、そしてオレの性欲的にも、ターゲットは桑名さんをおいて他にないだろう。さっそく友達から聞いた携帯番号にかけてみた。
「久しぶり。仙頭やけど」
「えっ?」
「小6のときに一緒のクラスやった仙頭です」
「…仙頭君ってあの仙頭君? びっくりした! なんか年賀状くれたよね?」
2年前のアレを覚えていた。あのときは既婚子持ちの設定だったけど、もし尋ねられたら今はバツイチにしとこうか。
「久しぶりに高知の友達としゃべりよったら、桑名さんのこと思い出して」
「何それ?」
「実はね、小6のときに学校にタイムカプセルを埋めたがやけど」
「そんなんしたっけ?」
してないしてない。というかこれから埋めるんだし。
「いや、男子だけで埋めたんで桑名さんは知らんと思う。で、30才のときに取り出す約束やったがやけど、誰からも連絡が来んかって」
あらかじめ考えておいた設定だ。
「来週、久しぶりに高知に帰るき、掘ってみたいと思うがやけど、男連中に連絡取ってみたら、みんな仕事が忙しそうながって」
「そうながや?」
「桑名さん一緒に掘りにいかんかえ?」
「えっ?」
「一人やと、なんか学校の人に怪しまれるかもしれんし」
どうだろうこの誘い、ちょっと強引だけど…。
「んー、土曜ならなんとかなるけど」
よっしゃ。土曜日までに準備だ!まずは未来の自分への手紙だ。
『大好きな桑名さんと、結こんしてますか?』
あえて「婚」を平仮名にした一文だ。6年生なんてこんなもんだろう。他にはいらないことは書かない。バカな文章と一緒だと本気度が薄れてしまうからな。他の男子のメッセージはどうだっていい。
『このクラスのメンバー最高。一生ダチ!』
『小6の友情忘れんなよ!』『ばーか、あーほ、ダッフンだ』
『チン毛ボーボーですか?』
 時代性を感じさせるものも盛り込んでおこう。
『どこにいてもかけられる電話を発明する』
『東京タワーよりも高いタワーは建ってますか?』
これらを、ゲーセンで見つけた中学生どもに1枚100円の謝礼で書かせた。
「わざと下手に書いてくれよ」
「はい」
「目的は、まあ聞かないでくれ」
「はい」
 ゲーセン中学生も素直なもんだ。
できあがった手紙を水に濡らしたりドライヤーで乾かしたりして劣化させる。25年も経ってるんだから、さすがにまっさらの紙では桑名さんも不審がるだろうし。それぞれ丸いカプセルに入れ、さらにプラスチック容器に入れて、ガムテープでキッチリ梱包し、すべて完成だ。できれば当時のおもちゃなんぞも同封しておきたいところだが、そんなもんは持ってないしあきらめよう。約束の土曜日、昼過ぎに高知に帰省した。桑名さんとは午後に会おうという約束しかしておらず、具体的な時間はまだ決めてない。実家に荷物を置き、彼女に電話をかける。
「今日だけど、夜8時に小学校前の待ち合わせでいいかな?」
「夜なが? まあいいけど」
こちらの狙いは再会セックス。遅い時間のほうが都合がいいし、会う前にやらなくちゃいけないこともある。待ち合わせの2時間前、夕方6時、シャベルとタイムカプセルを
持って小学校に出かけた。母校の小学校は、土曜なので人気がなく、田舎ののどかさなのか、校門は開いていた。下駄箱、渡り廊下、グラウンド。普通に懐かしいなぁ。でも
ってまさかオッサンになって偽タイムカプセルを埋めにくるなんてオレってスゲーOBだなぁ。そんな姿、当時は想像すらしてなかったなぁ。北側の校舎裏のちょっとした茂
みへ向かう。この切り株の横にするか。シャベルでざっくざっく穴を掘り、タイムカプセルを埋め終えた。表面は落ち葉で覆っておこう。夜8時。小学校の正門前に立っていると、白いジャケットの女が近付いてきた。桑名さんだ!
「久しぶり!」
当たり前だが、すごい大人になっている! 評判通り、けっこうイイ女だし。
「仙頭君、ほんと久しぶりやね」「成人式以来やと思うから、15年は経っちゅう思うわ」彼女も喜んでくれているようで目がキラキラ輝いている。
「呼び出してすまんね。さっさと掘って、そのあと飲みにいかんかえ?」
「はははっ。まあそうやね」
では掘り起こしに参りましょう。北側の校舎裏へ向かい、まずは付近をウロウロする。
「たしか、大きな木のそばに埋めたがやけど」
「もう無くなっちゃあせんかえ?」
それがあるんだよ。おもむろに懐中電灯で切り株を照らす。
「この切り株、怪しい!」
「これ?」
「ちょっと掘ってみるわ!」
シャベルでザクザクやる。プラスチック容器が見えた瞬間、全力で興奮したフリを。
「あった! あった!」
「ほんとに?」
「やった!」
「ほんとだ! すごい!」
彼女はバタバタ足踏みして興奮している。いいねいいね。笑っちゃいそうなんだけど。
では開けて見せてやるか。ガムテープを外し、タイムカプセルを取り出す。
「すげー。意外ときれいに残ってるやん」
「ほんとやね」
「そうだ、オレ、ケースに印つけた気がする!どれやったっかなぁ?」
あらかじめ目印をつけておいた自分のタイムカプセルを手に取る。
「これや! 何か緊張するわ」「開けてみいや?」
「桑名さん読んでみてくれん?」
と、カプセルを手渡す。ん? 彼女の目がかっと見開いた。ビックリしてるビックリしてる!
「実はオレ、桑名さんにこれを見せたかったんだよ」
「…何の冗談でこれ? びっくりするがやけんど…」
ちょっと間があった後、彼女は他のタイムカプセルに手を伸ばした。
「…他のも見せてや」
待て待て、さらっと流すんかい!もっと感激してよ!まあでも、この状況でそんなに大喜びするのも大人げないと思っているのかもな。内心はキュンキュンしてるに決まってるよ。掘り起こしイベントを終え、大通りまで歩いてタクシーを拾い、繁華街へ向かった。帯屋町の居酒屋に入り、ビールで乾杯。
「じゃあ乾杯」
「どうも」
テーブルにメッセージをずらっと並べながら様子をうかがうことに。
「何か面白いやついる?」
「これとか。どこでもかけられる電話って、今はもう携帯やきねえ」
興味津々に読んでくれている。笑っちゃいそうだ。ゲーセンの中坊が書いたのに。
「あっ、浅野君、社長になってますかって書いちゅうけど、あの人、ほんとに社長やりゆうで」
「そうながや」
「たまに見かけるきねえ。今度会ったら、タイムカプセルのこと言うちょくわ」
イカイカン、それだけはやめてくれ。
「…でも、それはあいつも照れるやろうき、止めちょっちゃりや。それよりオレがひそかに好きだったのはわかってくれた?」
「びっくりした。仙頭君、そんな素振りまったくなかったやろ?」
「まぁ出さんかったきね。でもこれは伝えちょかんと、一生後悔すると思って」
「…ありがとう」
ん? この反応はイマイチなのかな…。何気に肩をポンポンと叩いてみる。
「じゃあ、今夜はトコトン付き合ってよ」
「…いや、でも、あんま遅くなるのはちょっと…」
あら? 釘さされちゃったよ。私はそんな勢いで口説ける女じゃないよ、みたいな感じか。ノリで突き進んでいい展開のハズなんだけど。結局、居酒屋では口説きモードにもっていくことができず、他の男子の思い出とか、今は何をしているといった話ばかりしゃべり、1時間半ほどで店を出た。さてどうしたものか。オレはこの再会を取っかかりに、何日もかけて関係を温めて、みたいな展開はもちろん考えていない。明日には東京に帰らなければいけないし…。ひとまず夜道を並んで歩く。
「オレ、バツイチで再婚を考えてるがって」
「そうながや」
「たとえばの話で聞いてよ。結婚式のとき、新郎は小学校のときのタイムカプセルに新婦の名前を書いており、って司会者が紹介したら感動じゃない?」
「いやいや、爆笑でしょ」
なぜだ? 年頃の独身女ならロマンチックな結婚話に弱いと思うんだけど。おもむろに自分のタイムカプセルを差し出してみる。
「とりあえず、これはあげるよ」
「いいよいいよ。仙頭君持っちょきや」受け取らない。恥ずかしがってんのか?ここまで来たらもうガツガツ行ってやろう。さっと彼女の手を取り、強引にカプセルを握らせた。
「ほら、持っといてや」
「えー?」
「だって桑名さんのこと、ずっと気になっちょったき」
「……うーん」
彼女の足が止まった。そしてじっと見つめてきた。
「小学生のとき好きだったって言われても、嬉しいのはうれしいがやけんど…」
「結婚したいぐらい好きやったがよ?」
「ほんならなんで告白せんかったがで?」
なんでと言われても…。本気で好きだったわけじゃないしな。
「でも25年前に書いたこと、今も覚えてたってすごくない? だから桑名さんを誘ったんよ?」
「んー…」
 困った顔をしている。困るようなことかな? これ、逆の立場だったらすぐに抱いてやるんだけどな。
「重かった?」
「うん、重いおもい。なんか怖いもん」
怖いとまで言われてしまった。根本的に作戦が間違っていたのか。
「じゃあ、私、そろそろ帰らんといかんき。また高知戻ったら連絡ちょうだいや」
 ペコリとお辞儀をした桑名さんは、夜道をトボトボと歩いていった。数日たって、桑名さんからラインが届いた。
〝もう東京かえ? この間は嬉しかったヨ! 昔に戻ったような不思議な気分でした。また高知に戻ったら連絡ください。同窓会したいな!〞
あたりさわりのない社交辞令だが、わずかながらもフワッとした気分にさせたことは確かなようだ。新たなターゲットを見つけて、また埋めに行こっかな。