出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いやナンパに特化したブログです。

1人暮らしや失恋したての女子大生はナンパしやすいか!?

海といえば湘南エリアである。俺だってエンジョイしたいワケです。小麦色の水着ギャルとおしゃべりしたり、一緒にメシ食ったり(相手のおごりで)、そして願わくば、家に泊めてもらい不眠不休で腰を振ったりしたいんです。 夢を持つのは大事である。たとえ結果的に、オッサンやオバハンとばかり交流するハメになったとしても。目的の駅に降りたったその足で、さっそくビーチへと向かう。期待に反して、海は閑散としていた。浜辺には海水浴客がぽつぽつと点在している程度で、活気がまるでない。たしかに今日は天気悪いもんなあ。気温もあまり高くないし。とはいえ、ギャルがいないわけではない。ひとまず敷物に寝ころぶ2人組に声をかけてみよう。
「あの〜、俺さ、いま旅行中なんだけど、何だか人恋しくて」
「だから何?」冷たい反応が返ってきた。
「一緒に混ぜてもらえないかと思って」
「ムリムリ。他いって」
昼間、ビーチにいる女たちはナンパ男に辟易している。そんな状況で声をかけまくっても徒労に終わるのがオチだ。日が暮れてから出直すとしよう。いったん海を離れ、駅周辺の商店街に足を向けた。俺と遊んでくれそうなヒマ人はいないかとキョロキョロするも、これといった相手は見つからない。だんだん腹が減ってきた。幸い、メシ屋はその辺にたくさんある。頼めば、残飯を恵んでくれるかも。
「すみません。お手伝いでも何でもやりますんで、余ってる食べ物をわけてもらえませんか?」
体よく断られ続けること5軒目、フラリと入った寿司屋の大将が景気のいい声を張りあげた。
「何だ、変なヤツだな。ちょうどいま捨てようと思ってたもんがあるからくれてやるよ!」「本当ですか」思わず生つばを飲み込んだ。寿司屋の残り物ってことはウニやトロ? いや、そんな高価なものはさすがに出せないだろうから、出し巻き玉子くらいか。あと、茶碗蒸しとか。「ほらよ」大将に手渡されたのは、ラップに包まれた酢飯だった。ゆうに1キロはあろうかというほど大量の。
「たっぷり入れといたぞ。こんだけありゃ十分だろ」
「…あ、ありがとうございます」礼を言いつつ、大将の顔をまじまじと眺める。まさか酢飯だけのはずはないだろう。せめて漬け物くらいはくれますよね?しかし大将は満足気に俺を見送ろうとしている。あきらめた俺は、ペコリと頭を下げて店を去った。恵んでもらった分際で言うのも何だが、やっぱり酢飯オンリーはキツイ。こいつは非常食として取っておき、別ルートで食事をゲットすることにした。看板作戦だ。コンビニで不要の段ボールをもらい、そこにマジックでこんな文句を書くのだ。『ゴハン食べたいです。仕事・雑用・マッサージやります。泊めてください。会話しましょう』我ながらナイスアイディアだ。駅前の歩道脇にどっかと腰を下ろした俺は、出来たてのダンボール看板を掲げた。あとは酔狂な御仁を待つのみだ。誰か来てお願い。ちょうど1時間が経過したところで、40がらみのオッサンが近寄ってきた。物珍しそうに看板の文字を読んでいる。 オッサンが顔を上げた。
「甘いの好きか?」「はい」「これやるよ」カバンからどら焼きが出てきた。すかさず
かじりつく。ウマイ!
「お礼に肩もみでもさせてください」
「そんなのいいよ。じゃあな」
照れくさいのか、オッサンは足早に去っていった。残念だ。こちらとしては肩もみから世間話に移行し、あわよくば自宅に招いてもらおうと企んでいたのに。続いて看板に足を止めたのは、買い物帰りらしきオバチャンだ。
「おなかすいてるんだったら、これ食べて」 
スーパーの袋から取り出したバナナ1本を笑顔で手渡してくれた。
「ありがとうございます。お礼になにかお手伝いできることはありませんか?」
「別にいいわよ。じゃあね」
さほど関わり合いは持ちたくないようだ。ちと寂しい。その後もたまたま通りかかったホームレス支援団体の方にそぼろご飯をいただくなどし(やっぱそう見られるわな)、背中にくっつきかけていた腹もドンと前に張りでている。ふう、生き返ったぜ。 
公園でのんびり午睡を楽しんで目を覚ますと、辺りはすっかり暗くなっていた。園内の大時計の針は午後7時を回っている。そろそろビーチの様子でも伺ってくるか。 砂浜には、そこかしこでカラフルな火花がぼうっと暗闇に浮かんでいた。花火を楽しんでいるグループがいくつかあるようだ。海の家のそばで、線香花火を持ったギャル3人組を発見した。全員、足取りがふらふらしているあたり、けっこう酔っているようだ。こいつは放っておけない。
「花火、楽しそうだね」
「チョー楽しいよ〜」
「いいな、俺も混ぜてよ」
「いいよいいよ」
うおっ。あっさり受け入れられちゃったよ。
「オニーサン、缶チューハイもあるけど飲む?」
「え、いいの?」
「ほらほら、イッキイッキ!」
同じ大学のクラスメイトだという彼女たち、歳は19とピチピチで、どのコもわけへだてなくカワイイ。それでいて、こんなにノリがいいんだからもう大当たりを引いたという他ない。さらに、俺がもっとも感激したのは、彼女たち全員が1人暮らしだという点だ。1人暮らし。Sで始まる3文字の性的英単語がいやがおうにも頭にちらつく。さて、ここからどう持っていくのが正解か。3人のうち1人にターゲットを絞ってアパートに転がり込ませてもらうか。いや、それより全員で誰かの家に押しかけるほうが現実的かも。健全にはしゃぎ回る女たちの傍らで、熱心に不健全な妄想を働かせていると、ふいに遠くの方から野太い声が飛んできた。「おーい、ミチコじゃね?」振り返った先で、チャラい感じの男が2人、こちらに手を振りながら近づいてくる。ギャルたちの友人らしい。イヤな予感。ミチコと呼ばれた女が、少し離れたところで男たちと何事か話し、こちらに戻ってきた。
「ねえ、カズくんがドライブに行かないかって」残りの2人が一斉に口を開く。
「うっそ、行く行く〜」行くのかよ!
お前さんたち、どこまでノリがよければ気が済むのかね。地蔵のように突っ立つ俺のわきをすり抜け、3人は楽しげに去っていく。頭がくらくらするのは、チューハイのせいだろうか。抜け殻のようにとぼとぼとビーチを歩き、目についたベンチでゴロンと横になる。時間は深夜0時ジャスト。ここで寝ちまうか。目をつぶると、ガヤガヤと騒々しい声がこちらに近づいてくる気配を感じとった。
「なに歌おっかなー。とりあえずマルモリ?」
「えー、AKBみんなで歌おうよ。アガるじゃん」
大学生らしき集団だった。花火の燃えかすの入ったバケツをぶら下げ、これからカラオケに向かうようだ。混ぜてもらうのはちょっとムリっぽいか…。集団が通りすぎた直後、若い小柄な女がその後を追うように歩いていた。おそらく連中の仲間っぽいけど、何だかつまらなさそうな表情をしているのが気になる。思わず後ろから声をかけた。
「1人でどうしたの? 散歩?」
女は驚いたようにこちらを振り返り、やや間を置いてから口を開いた。
「ううん、さっきまで友だちと花火してたんだけど、なんか1人で歩きたくなったっていうか」ルックスは悪くない。安部なつみをちょいとぽっちゃりさせた感じだ。すかさず俺は先ほどのギャル3人組からもらった線香花火の束をポケットから取り出した。
「俺も花火もってるよ。一緒にやらない?」
「あ、するする」
するんだ。何だか今日はずいぶんと調子がいいじゃないの。俺って、こんなにナンパ上手かったっけ?パチパチとかわいらしく燃える花火のおかげか、会話は面白いように弾んだ。彼女の名はケイコ。20才の大学2年生だ。集団から離れ、ひとり暗い顔で歩いていたのは、つい最近別れた彼氏のことを思い出したからだという。
「すれ違いっていうのかな。彼はサークルとか友だちが大事みたいで。でも私は…」
どうでもいい失恋話がダラダラと続いた。1時間たってもまだ終わる気配がない。しかし、俺は辛抱強く耳を傾け、ときに彼女を励ますことばさえ口にした。だって、軽く手を握ったらギュっと握りかえしてくるんだもん。頭をナデナデしたら、肩にもたれかかってくるんだもん。そりゃ真剣になりますって。ケイコちゃんはここからほど近いアパートでひとり暮らしをしているという。もはやセックスの神様がお膳立てしてくれているとしか思えない。 会話が一段落したところで切り出してみる。
「あのさ、今晩行くところないんだよね。ケイコちゃんちに泊めてくんない?」
「…うーん、別にいいけど、変なことしないでね」
「しないしない。絶対しない!」
15分ほど歩いてケイコちゃんのアパートに着いた。8畳ほどのワンルームの床には、化粧品やポーチ、段ボールなどが雑然と転がっている。ルーズな性格のようだ。勧められるまま、敷きっぱなしの布団に腰を下ろし、冷蔵庫から取り出した缶ビールとチューハイで乾杯した。俺としてはすぐさま襲いかかりたいところだが、彼女がまた元カレの話なんぞ始めるもんだからなかなかキッカケがつかめない。遠い目をして彼女が言う。
「ホント、あんないい人いないよなぁ。趣味も性格もピッタリだし、カッコいいし」
「大丈夫。彼氏なんてまたすぐできるって」
「え〜無理だよぉ」
ふっと彼女が笑ったタイミングで肩を抱きよせた。その流れのまま首筋にキスをする。
「こら〜、変なことしないって約束したじゃん」
口ではそうは言うものの、抵抗はないに等しい。イケる。確信して唇を重ねると彼女の身体から力が抜けていくのがわかった。もうこっちのもんだ。まだ経験が浅いのか、彼女のセックスはずいぶん控えめなものだった。でも終始、受け身の体勢で、俺の繰り出すクンニや手マンに押し殺した声で反応するあたりが何ともかわいらしい。
「あ…あん…あっ」
「そろそろチンコ入れちゃうよ(生で)」
「うん…あっあっ」
バチンバチンと肉体のぶつかり合う音がワンルームに響く。間もなく、俺は彼女の腹に大量の精子を放出した。すっきりして布団に滑り込んだときには、もう窓の外はうっすらと白んでた。
「昨日のことかなり後悔してるの」
昼過ぎに目が覚めた。何やらいい香りがすると思ったら、キッチンでケイコちゃんが遅い朝食を作っている。
「おはよう、よく寝てたね」 
間もなく、小さなちゃぶ台に2人分のトーストと目玉焼き、みかん、そしてコーヒーが並んだ。ケイコちゃん、いいコだなあ。惚れちゃいそうです。短パンから伸びた彼女のナマ足を眺めているうちに、股間がムラムラしてきた。おもむろに覆いかぶさり、衣服をはぎ取ろうとする。が、きっぱりと拒否された。
「好きでもない人にエッチなことしちゃダメだよ、やっぱ」
へ?昨夜、カエルがひっくり返ったような格好でアンアン喘いでいたのは誰なのよ。
「好きだよ。ケイコちゃんは俺のこと好きじゃない?」
まんざらウソではないが、しかしやりたい気持ちを全面に押し出しすぎた。「いいじゃんいいじゃん」と半ば無理やりキスを迫ったところ、彼女が涙目になったのだ。赤い眼を手でこするようにして彼女が呟く。
「ゴメン。昨日のことかなり後悔してるの。和田くんのことは嫌いじゃないけど、やっぱりまだ元カレのこと引きずってるみたい」
女心はようわからん。が、これで東京へ帰る踏ん切りがついた。ふと時計を見ればすで
に午後2時。湘南に来てからすでに27時間が経とうとしている。ちと長居しすぎたようだ。ケイコちゃんとは駅の近くで別れた。彼女はそのまま大学のサークルの友人と出かけるらしい。
「じゃ、どうもありがとう。朝食までごちそうになっちゃって」
「うん、元気でねー」
自転車に乗った彼女の後ろ姿がどんどん小さくなっていく。そのはるか上には、昨日の曇天とは打って変わって青空が広がっていた。セミの鳴き声が聞こえる。