出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いやナンパに特化したブログです。

ナンパ男の下心を利用し食事代を安く済ませた賢い話

つい先日の仕事帰り、ひさしぶりにセフレOLちゃんと遊ぶことに。居酒屋でくだらない下ネタトークを交わしながら、そろそろホテルにシケ込もうかと考え始めた矢先、ふと彼女が思い出したように言った。
「そういえばさっき待ち合わせの前に、駅でこんなの渡されたんだよねえ」
ちょいとドヤ顔を浮かべつつ、彼女がポケットから一枚の紙きれを取り出す。誰もが知る一流企業の名刺で、裏側にはラインのIDが手書きされている。
「へえ、スゴイじゃん。どんな感じの男?」
「歳は30前で、なんかナヨっとした人だったよ」
「ふうん、ナヨっとねえ」
話を聞きながら、テーブルの上に視線を落とした。そこには散々食い散らかした料理皿と酒のグラスが。…そのナンパ男クン、どうせまだそのへんで名刺配りの最中だろう。ちょいと利用させてもらおうかしら。思いついたアイディアを伝えてから、セフレちゃんにラインを送らせた。
〈こんにちは。先ほど名刺を頂いた者です。実はあの後、変な男の人にナンパされちゃって、いま●●っていう居酒屋にいるんです…。もしまだ近くにいるなら助けてくれませんか?もう色々としつこくて〉
5分も経たず返信が来た。どれどれ? 〈マジっすか!向かいますよ〉
うはっ、あっさり釣られてやがんの。いいぞいいぞ。それからしばらく、首を長くしてナンパ男クンの到着を待ち構えていたところ、セフレちゃんが小さく声を発した。
「来た来た!店に入ってきたよ」
彼女の合図を受け、俺はわざと大きな声を上げて席を立った。
「ざけんな、ブス。そんなにイヤならもういいよ。ここの代金、払っておけよな」
「え〜、何よソレ。ちょっとヒドくない?」
「うるせえバカ」捨て台詞を吐き、足早に店を出た。その際、チラッと目を向ければ、ナンパ男クンが目をパチクリとさせながら立ち尽くしている。よし、上出来だ。それから15分ほど経ったころだろうか。居酒屋から少し離れた公園でタバコを吸っていると、向こうからセフレちゃんが小走りで近づいてきた。あの笑顔を見る限り、作戦は成功したらしい。
「お疲れ。どうだった?」
「えへへ、バッチリ!」ここから先の描写は彼女の説明によるものだ。俺が店を去った後、半ベソをかく彼女に(むろん演技)、ナンパ男クンが正義漢ヅラして宣ったそうな。「もしかしてアイツ、キミに会計を押しつけて帰っちゃったの?最低な野郎だねえ」すると彼女、待ってましたとばかりに畳みかけた。
「本当ですよ。普通、女の子にこんなことします?ちょっとあり得ないですよね」
この状況、このタイミングで、女性に救いの手を差し伸べない男などいるだろうか。むしろ湧き起こる下心に突き動かされ、ヒーローを気取りたがるのが男という悲しい生き物である。かくして彼は言ったそうな。
「会計っていくらなの?7千円?じゃあ俺が5千円出してあげるよ」
予定通りにコトが運べば、あとはナンパ男クンを振り切るだけ。店を出たところで彼女が頭を下げる。
「本当にありがとうございました。今日はもう帰りますけど、今度ぜひゴハンでも誘ってください」対して、彼はさわやかに手を振って見送ってくれたそうな。