出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです

20代女性とアラフォー男の結婚が増えている

某結婚相談所のデータによると、20代女性とアラフォー男の結婚が、全体の46%もいるそうだ。勇気をもらった。そう、実は意外と20代の女のほうが、たいして人生を経験していないだけに、40男の包容力にコロッといってしまうのかもしれない。よし、まだチャンスはあるぞ。性犯罪者になるのはやめた!
さて、先月の叱咤激励コーナーで、「書ききれないことがもっとあるはず」との意見をもらったので、今回は日記風に細かく報告しようと思う。
7月24日(金)
勇気をもらった勢いを借りて、過去に知り合ったわりと美人で20代で、なおかつ携帯にアドレスが残っている女性たち4人に、いっせいにメールを送信した。軽い食事の誘いだ。驚いたことに、返事はまったくこなかった。もうメアドは消したほうがいいのだろうか。と、一瞬思ったが、ひょっとしたらの可能性もあるので、まだそのままにしておく。
7月25日(土)
 最初のほうで連載に登場した、入院中の父親の容態が芳しくないため、大阪の病院に見舞いにいくことに。先生が言う。
「今の段階で、延命治療をするかどうか決めておいてほしいのですが」
「延命? そんなのいりませんけど」
「いえ、あなたじゃなくお父さんに決めてほしいんです」
 ウチの父子関係は、世間一般と比べればかなり冷めている。むりやり生かしておく必要などないと思うのだが…。
 とりあえず父親のいる病室へ。
「なあ、延命治療いらんやろ?」「え」
「そんなんいらんな?」
「え、そんなこと言わんとやってくれよ」
 なんだよ、好き放題な人生を送ってきて、まだ息子に迷惑かける気か。こんな出来事を記したのは、ほかでもない。恋愛するにあたって、あるいは結婚するにあたっては、両者の家族観のようなものが一致していたほうがいいと思うからだ。家族観の不一致にからんだ違和感については、後日の出来事で記す。
8月1日(土)
 夏は女も出会いを求めているはずなので、性懲りもなく婚活パーティに参加することにした。20代から40代まで参加できる幅広いパーティだ。
 当日、開始より20分ほど早く現地に着いたため、さきに着席しておこうと、会場へ向かうエレベータに乗り込んだ。目的の階でトビラが開いた。1人のデブいおばちゃんが、手持ち無沙汰にしながら会場入口が開くのを待っている。掃除のおばちゃんか?
「あの…参加者の方ですか」
「はい」
 ニッコリ微笑んできた。こんなのが参加してるのかよ!エレベータから降りる気になれず、またそのまま階下へ。地上に出て空を見上げたときに、パーティに参加する意欲がふと消えた。悪いがキャンセルさせてもらおう。他は美人が来るかもしれないけれど、運命というのは出だしで決まるものだ。こんな幸先の悪い始まり方じゃ、展開は見えている。
8月2日(日)
 知人のバーベキューパーティに招かれ、1人のネイリストと知り合った。29才でそこそこ可愛い。名刺を差し出しながら彼女が言う。
「男性のネイルもやってますので、ぜひいらしてください!」
 オカマじゃあるまいし、ネイルなんぞやりたいわけがない。しかし個人的な連絡先を教えてくれない以上、店に行くしかないだろう。
8月4日(火)
 さっそくネイル店におじゃました。また会いたいがために、わざわざ爪を染めにきた熱意が伝われば、向こうも情にほだされるのではないか。
「あら、来てくださったんですね。嬉しいです!」
 ほらほら、効いてるぞ。おしゃべりしながら、爪を紺色に塗ってもらった。カレシはいないことを聞き出し、また一緒に飲もうと約束してラインを交換し、店を後にした。費用は5千円。しょうもないパーティに金を使うよりは、こっちのほうが何倍も有意義だ。
8月5日(水)
会社で上司に怒られた。
「なんだ、その爪は! 謝罪に行くとき、そんな指でいいと思ってるのか!」
 ウチの会社は、頻繁に謝罪に訪れる機会があるので、フザけたことをするなというわけだ。仕方ない、帰りに落としにいこう。夜。またネイル店に。彼女は残念がりながらも、また元の爪に戻してくれた。費用は5千円だ。バカバカしい出費となってしまったが、ひとつ収穫があった。彼女が、友達を紹介したいと言うのだ。ネイリストの友人なら、そこそこオシャレで可愛いに違いない。
8月8日(土)
 ネイリストちゃんとその友人に会うため、渋谷の居酒屋へ。待っていたのは、ハリセンボンのガリガリに似た、ガイコツ顔の女だった。まったくノリ気がしないのに、ネイリストちゃんは執拗にプッシュしてくる。「赤澤さんとお似合いだと思うんですけどねぇ」ふぅ。自分とはお似合いじゃないけれど、ガイコツとなら釣り合うと言っているのか。1万円も出して爪を青くしたり元に戻したりしてやったのに、その仕打ちは何なんだよ。
8月9日(日)
 以前、出会いのためにコミュニケーション教室に通っていたことは報告したと思うが、そのときに連絡先を交換していた女性(可愛くない)からメールがあり、急きょ、一緒に飲むことになった。なんと、女友達が2人も来ているという。大慌てで現場の沖縄料理屋へ。そこにいたのは、
Aちゃん(連絡をくれた知り合い)
Bちゃん(ブサイク)
Cちゃん(わりと可愛い)
 の3人だ。自ずと狙いはCちゃんに絞られた。ところがこのCちゃん、オレが大学を出ているという、ただそれだけのことをとらえて、しつこく攻撃してくるのだ。
「赤澤さん、長期休暇とりたいって言いますけど、それは高学歴の驕りですね」
「え、別に高学歴でもないんやけど…」
「ワタシなんか専門出て資格とっても大変なんですよ。赤澤さんは高学歴だからそんなこと言える余裕があるんですよ」
「え、ああ、うん…」
 なにか勘違いされている。オレの出た大学は早稲田とはいえ、学部はほとんど二部のようなもので、偏差値でいえば50そこそこ。普通の高校生なら誰でも入れるのだ。
 しかしそんな代々木ゼミナール的な物差しを知らないCちゃんにしてみれば、学歴がハナにつくのだろう。訂正するのも虚しいので放っておいた。そもそも、いくら可愛いかろうと、そんなイジけたことを言い出す女に興味はない。Bちゃんは論外なので、以前からの知り合いAちゃんにターゲットを変更した。が、ここで先述の家族観にからむ問題が。彼女が毎年、家族で軽井沢に旅行に出かけるという話が出たときだ。
「家族でそんなとこ行って何すんの?」
「何って、別になにもしませんけど」
「そんなんおもしろい?」
「だって家族ですよ」
「え、家族なんかと一緒にいたくないでしょ」
「えーー、赤澤さん、そんな人なんですか?」
 そこで父親の延命の話をしたところ、全員がドン引きしてしまった。
 結局、彼女が欲しいというオレに対し、Cちゃんは「赤澤さんにはAちゃんがいいよ」と言い、そのAちゃんは「Bちゃんがお似合いだよ」と言い、Bちゃんは「Cちゃんとうまくいくよ」と、全員がタライ回しにして、飲み会はお開きとなった。こうしてオレの40代は始まった。いや、この八方塞がり状態では、なにも始まっていないとも言える。やはり性犯罪者への道しか開けていないのだろうか。