出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いやナンパに特化したブログです。

ホンネをあぶりだすようなテスト

精神親と娘がドライブに出かけていました。その途中で大事故に合い、父は即死。娘も瀕死の重態で病院に運ばれました。娘が運ばれたのは有名大学病院。オペを担当するのは高名なベテラン外科医です。しかしその外科医は患者の顔を見るとこう言いました。
「これは、私の娘じゃないか…」どういうことでしょうか?

えーっと…。父親は即死してるんですよね。だけど外科医は女の患者を見て自分の娘だって言ってるんですか?なぞなぞみたいですね。わかんないなぁ。あるとしたら、この外科医が女の子の母親の元ダンナってことぐらいですかね。

解説

彼のように「死んだ父は継父説」を唱える人が多い。当然そういう考え方もあるが、それよりも『高名な外科医は母親だった』と捉えればすんなりいくことにお気づきだろうか。「有名大学病院」「高名なベテラン外科医」のワードから勝手に男性をイメージしてしまう解答者は、外科医は男性、寿司職人はオッサンであるべきなど、固定観念の凝り固まった、ある意味、男尊女卑の思想の持ち主と言える。 

結果を受けて

あー、言われてみればそうですね。なるほどなー。 だけど有名な外科医が女性だなんて、フツーはないと思うんすけどね。別に女性差別じゃないけど実際世の中って男性が回してるものですし

LINEのタイムラインで 出会いを求める女は こうして引っ掛けるべし

LINEのタイムラインで出会いを求めるユーザーが増えている。以前は『投稿』を知り合いに向けてしか公開できなかったが、最近、他人に対してアピールすることができるようになったからだ。どんなふうにやればいいか解説しよう。
ちょっと操作が複雑なので、スマホを片手にゆっくりついてきてほしい。まずは、タイムラインの一番上にある『最近どうしてる』という文字をタッチする。 と、投稿作成フォームに切り替わるため(写真1)、公開範囲の選択ボタン(写真2)で『全体に公開』を選択。そして以下の操作を行ってみてほしい。
①適当なメッセージを入力し(例:よろしく〜!)、最後に「#profile」と記す(写真3)。
②投稿。
③タイムラインに投稿が表示されので、メッセージ内の
「#profile」をクリック(写真4)。 すると、自分と同じように、
「#profile」を付けてメッセージ投稿したユーザーがずらっと表示されるはずだ。 内容をチェックされたし。大半が出会いを求めるメッセージのはずだ。miu「誰か、かまってちょ #profile」龍人「暇人、友だち追加して! #profile」
ゆか「年齢→18 性別→女 住み→愛知 追加するときはコメください #profile つまりこの「#profile」という文字列は、出会いを求めるユーザーたちがお互いを検索するための合言葉なのだ。 かくして気になる相手がいたら、まずは投稿のコメント欄から挨拶し、直接のLINEやりとりへ移行。これがおおまかな流れだ。
 では、仕組みを理解していただいたところで、実際にどんなふうに使えばいいかをお話したい。タイムライン上の女の投稿には、本人がどこに住んでいるかを記してない場合が大半だ。そしてコメント欄には男が殺到している。居場所もわからないのに頑張ってアプローチしても仕方なかろう。 そこでオレの攻め方は、自分から書き込む“待ち”だ。とはいえ、単に「よしろくです!」では、そうそう食い付いてもらえない。女だって何をしゃべればいいかわからないだろう。なので考えた末、こんな感じの文章を手料理の写メ付きでアップしている。shingo「チャーハンを作りました。みんなスタンプよろしくです。神奈川住み #profile」 あえて「しゃべろう」とか「友達追加お願いします」といったような出会いメッセージは謳わないで爽やか男を演出しつつ、住所を載せてさりげなくアピールする。 これがかなり反応がいい。まず間違いなく、女から「おいしそう」や「食べたいー」などのコメントがたくさん付く。そしてそんな彼女らは、わざわざ「#profile」を検索してきた人間、つまり出会いを求めているだけ
ている。会える距離に住んでいる人間が多い。 実際にオレ、この方法ですでに3人の女(派遣女1人、主婦2人)とアポれた。これからも利用したいと思っている。

 

毎朝ホームで見かける地味おばさんが婚活サイトに登録していた!これは調教するしかない

いつも電車通勤をしているのだが、通勤時間の駅のホームで、毎朝のように見かける中年のおばさんがいる。 ひっつめ髪をベッコウのようなもので後ろに留めた、一重まぶたの女性で、普通ならまったく気にならない対象なのだが、彼女はいつも決まってホーム上の売店脇で堂々と化粧をしているので、嫌でも目についてしまうのだ。
車内では常にガラケーの小さな画面でニュースサイトを見ていて、電車を降りた途端に不自然な早足で歩き去っていくその様は、かなり変なおばさんだな、という印象しかない。雰囲気から察するに、おそらく処女だろう。その彼女をひょんな場所で見かけた。
某有名検察エンジンが運営する婚活サイトに、彼女の顔写真が載っていたのだ。あんなに地味なおばさんが、顔出し登録とは。いや、ああいうタイプほど、かえって大胆なことをするのかも。
プロフィールには、康子、41才、「真剣に出会いを探しています」とのコメントが付いていて、「信販会社に勤めております」だの「将来を共に生きられる方を探したく、登録致しました」だのと、生真面目というか、バカ正直なメッセージが並んでいる。 からかい半分でメールを出すことにした。『初めまして。プロフィールを拝見して素敵な方だと思いました。宜しくお願いします』
『メッセージありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします』
その日のうちに、康子から返信が届き、その後もポツポツと世間話のようなやり取りを経て、互いの携帯メアドを交換した。 彼女は、見た目通りの地味な生活を送っていて、特に決まった趣味もなく、平日は会社と自宅の往復ばかりだそうだ。翌日も、駅のホームではひっつめ髪の彼女がいつもと同じ売店脇で化粧を直していた。うーん、この状況、もっと楽しめないものか…。夜中、下ネタメールを送ってからかってみた。
『康子さんのこと考えてたら興くなってきたよ』『えー!変態ですね。そんなこと言うのやめてください』 無視されると思ったのに返信が来た。もう少し遊んでみよう。
『どうして? いま康子さんの写真見てるんだよ』
『えー何してるんですか?』
『いま自分で触ってるよ。康子んも自分で触ってみて』
『やっぱり安田さんって変態ですね』
翌日のホームのひっつめ髪さんも、いつものようにルーチン化粧をするだけで、新たな出会いにときめいている様子はなかった。が、その夜、彼女からメールが届いた。
『昨日、私も自分で触ってみました。安田さんのこと考えながら』
なんだよ、俺とのメールエッチを楽しんでるじゃないか。よ
、この調子で調教していこう。『俺のこと考えてもらえて嬉しいよ。今夜も俺のこと想いながら触ってみてごらん』『なんだか私も変態みたいですね。でもやってみます』 
やけに素直になった康子の調教は順調に進んでいった。
『ちゃんと自分で気持ち良い場所を探しながら触ってみて。どうなったか教えてね』『はい。いま触っています…』『どうなってる?』
『熱くなってきました…』 すごいぞ、処女おばさん。翌朝のホームでも、ひっつめさんは地味なままだ。真後ろに付いて電車に乗り込み、メールを送ってみる。
『おはよう。朝から康子のこと考えてたら興奮してきたよ』
ニュースサイトを観ていた彼女の携帯がブルブルと震え、メールを開いた。よしメッセージを打ってるぞ。
『朝から変態ですね。私も安田さんのこと考えてますよ。今から会社行ってきます』 
うっすらと笑みをたたえ、再びニュースサイトを見始める康子。俺とのやり取りを楽しんでみるみたいだ。その後も下ネタメールを続け、今ではほぼ毎晩のようにオナニー報告させるまでに調教が進み、俺の密かな楽しみになっている。毎朝、ホームで化粧直ししている地味なおばさんは、背後の男にオナニーさせられてるなんて想像もしてないだろう。

ゲイ向け盗し撮り作品にされてしまった

葛飾区のボロアパートで遅咲きの一人暮らしをはじめたオレは、最寄りの新小岩駅近くの漫画喫茶に入った。フリーターで彼女もいないオレにとって、漫画喫茶は長年付き合ってきた癒しスポットだ。特にバイトが休みの日なんかは、やることもないので、一日中いることもざらである。
店内はどこにでもあるような小汚い内装だが、オレ的にはこの雑然としたカンジが落ちつく。これからはこの店にずいぶんお世話になるんだろうなあ。雑誌数冊を持って個室に入る。狭い部屋にはパソコン、DVDプレイヤー、スリッパとひととおり揃っている。雑誌をパラパラとめくり、パソコンをカチカチ。ふー。さてと、そろそろオナニーでもしますか。他の人がどうかは知らないが、マンキツでのオナニーは、俺にとっては普通のことだ。家でもコくし、マンキツでもコく。場所は問わないのが俺の流儀だ。
適当なDVDをつけてシコシコ、エロ漫画を読んではシコシコ、ネットサーフィンしてシコシコ。ふぅ、今日もたっぷり出たぞ。
それからもたびたびその店に行ってはオナニーをさせていただいた。ドリンク飲み放題で、半日いても2千円もいかない。オナネタもさくっと見つかるのだから、こんなに快適なスペースはない。ある休日、例の漫画喫茶に入店してしばらくすると、いつものようにムラムラしてきた。適当にエロ動画でも探すか。
どれどれ、この女優カワイイじゃん。あ、こっちの新作出たんだ。…ん?いちゃつくカップルでも撮ったのか。いいじゃないの。
ところが出てきたのは想像の範疇を超えた動画だった。マンキツの個室らしき場所で
ナニをしごくスーツ姿のオッサンを上から撮影しているのだ。ゲイ向けかよ! うえー、気持ち悪いの見ちゃったよ。普通ならここですぐに消すのだろう。当然オレもそうするつもりだったが、気になるモノが目に入ってしまった。
(あれ、このマットって…)
オッサンの席に敷かれたグレーのマットに見覚えがあった。いや、見覚えがあるどこ
ろじゃない。いま、この瞬間もオレのケツの下に敷かれているものと一緒なのだ。経験上、他の漫画喫茶ではこんなものは敷かれていない。ほとんどは革っぽい黒いシートだ。ってことはつまり…。
オレはそのサイト(ゲイ専用のエロ動画サイト)をくまなく見ていった。どうやらこの漫画喫茶ビデオはシリーズものらしく、グレーマットが敷いてある部屋の作品が大量に出てくる。 そして、やはりというか、見つけてしまった。
首元の伸びたTシャツ、短パンをずり下げて一生懸命に息子をシゴく兄ちゃん。まぎれもなく、俺だ。上から撮影されているので顔までは映っていないが、どこから見ても正真正銘オレなのだ。
「ああいう行為はやめてくださいね」
反射的に背後の壁を見るも、カメラらしき物体は見あたらない。恐ろしくなった俺はすぐに部屋を出て、店員につめよった。
「あのさ、この店、盗し撮りされてるよ!」
「盗撮? どういうことですか?」
壁かどこかにカメラが仕込まれていて、個室でオナニーする姿がネット上にアップされていること、自分も被害にあったことを告げ、そのビデオも見せてやった。が、店員と一緒に付近を調べてもカメラなどはやはり出てこない。すでに業者が回収した後なのだろうか。
「うーん。これがウチの店かどうかはわからないですね」
「でも、マットが一緒でしょ?」
「ですが、他にもこういう作りのところはあるでしょうし…」
アルバイトの身では判断できないので、上司に報告してくれるそうだ。そうだよ、全部の部屋を調べたほうがいい。オレ以外にも被害者はたくさんいるだろうし。代金を払って店外に出たとき、さきほどの店員が駆け寄ってきた。
「あの、いちおうなんですけど、個室でああいう行為は禁止ですから、これからはやめ
てくださいね」
「ああいう行為って?」
「だから下半身を出したりですよ。オーナーに見つかったら僕もスゲー怒られちゃうんで」
なんだよ、親切に忠告してやったのに叱られちゃうのかよ。つーかこんな店、怖くてもうコけないっつーの!

テレクラはブスばっかり?いえ美人と会えて即エッチ経験

事の発端は昨秋の鉄人社新入社員採用面接にまでさかのぼる。
この日の選考方法は集団面接で、学生複数人に対して編集部全員が向かい合う構図だ。編集長からのありきたりな質問にオレはありきたりな答えを適当に返していた。そんな事態が急変したのは面接が後半に差しかかったころだ。編集長が不意にこんな質問を投げかけてきた。
「じゃあみなさんに次の質問。自分が持ってる何か〝ウラ〞っぽい情報はないですか?」ついに核心を突いてきた。まさに裏モノJAPAN。ここで横に座る他の学生たちを出し抜かなければ面接突破の道はないだろう。とは言えこの質問、易々と答えるのは難しい。そう簡単に出ないから「ウラ」情報なワケで。オレは咄嗟の思いつきで編集部の面々が気を引くような根拠のないハッタリをかますことにした。
「裏モノではテレクラはブスばっかりみたいに書かれてますが、大間違いッスよ。美人と会えて即エッチみたいな経験、ありますし」
このハッタリに、編集長をはじめとした裏モノ編集部の面々は飛びついた。
「それちょっと詳しく教えてくれないか?」
よーし、気を引いた。あとは適当に説明しとけばいいだろ。
「そうですね、まぁ池袋が意外にアツいんすよ、若いコがいっぱい来て。ええ。テレクラもナメたもんじゃないっすよ」
この発言が功を奏したのか、後の面接は盛り上がり、採用面接とは思えない下ネタトークのオンパレードの結果、オレはめでたく採用内定を獲得したのだった。
そして4月。入社後初の編集会議。春の陽気に誘われ会議室でウトウトしていたオレは、編集長から唐突に尋ねられた。
「そういやスズキ、お前、面接のときにテレクラで美人とヤレるとか言ってたよな」
「えっ?……まぁ、はい」
「それ本当の情報なんだよな」
「……まぁ、ええ」
「じゃあ、実証してくれよ」
「はい、もちろん……」
半年以上も前についたウソなどすっかり忘れていたオレは、すっかり動揺してしまった。実はオレ、テレクラに入ったことすらないのだ。ヤバイぞ、もしあの発言がハッタリとバレたら、入社早々クビになっちまう。
都内の桜が満開を迎え始めた4月某日の昼下がり。スーツを着た新入社員風の女子集団を避けるように、オレは新宿歌舞伎町のテレクラ「R」に入店した。右も左もわからないまま、やたらとテンションの高い店員から簡単にシステムの説明を聞く。その結果、とりあえず外出自由な3時間パックを選択し、個室へと入った。どうやらテレクラというシステムは、ここでひたすら電話が鳴るのを待つものらしい。
入室後10分。最初の電話が鳴った。プルルルルル。ガチャ。人生初テレクラだ。さすがに緊張する。
「もしもしー」
落ち着いた少し低めの女性の声がした。
「あ、もしもし。こんにちは。本日はどんなご用事でお電話を?」
緊張のあまり敬語が出てしまう。お客様相談センターか、オレは。
「ちょっと遊びたいなーと思って。今どこにいるの?そっちは何才かしら?」
かしら?こいつババアじゃねえのか? 
「今新宿で、オレは27ですけど」
「あぁだいぶ年下ね。いま西日暮里にいるんだけど、会える?」
完全アウトだ。西日暮里、若い街じゃない。つまり若いコじゃない。でも一応年齢だけ聞いとくか。
「ちょっと厳しいっすね。ちなみにおいくつですか?」
「んーあなたの20才くらい上かしら」
サヨウナラ〜。ガチャリ。その後、電話を受けること数回、かかってきたのは自称50 代で新橋のクリーニング屋勤務のババアやら、「話だけでもして」とのたまう浦安の老婆など、とてもじゃないがアポをとる気になれない。こっちは介護職じゃないんだから。いよいよヤバイことになってきた。テレクラに若い美人がいるなんて、夢のまた夢のような話だったのかも。
「ホ別でイチゴー」をナマで聴くことになるとは
残り時間1時間を切ったあたりで、ようやく若い声の女から電話があった。
「もしもしー」
「あっ、もしもし、どんなカンジで電話したの?」
「ワリキリで遊べる人希望してます。今すぐで」
テンポがいい。話が早く進みそうだ。
「オレもワリキリだよ。プロフィール教えてよ」
「身長は155センチで体重は50キロくらい。年は25才だよ。仕事は会社員で今日は休みー」
やけに慣れた話し方に、即タメ語。かなりベテランのようだ。
「そうなんだ。いまどこにいる?オレ、新宿なんだけど」
「新宿だよ。会ってもいいけど今値段決めて。ホ別でイチゴーね」
出た、ホ別でイチゴー。裏モノでよく見かけたフレーズをナマで聴くことになるとは。
「いやぁ、顔とかどんなカンジなのかもう少し教えてくんない? 誰に似てるとかさ」
松たか子に似てるって言われたことが何回かあるよ」
松たか子、か。悪くないかも。
「わかった。じゃあイチゴーで会おうよ」
「うん、私、アルタ前にいるから」
走ってアルタ前へ。目印は茶髪のショートカットに黒のコート、そして茶色のブーツ。で、松たか子似だ。
平日ということもあり、アルタ前は行き交う人もまばらだ。そんな中で茶髪のショートカットに黒いコートは……あれか。うん、あれしかいない。しかし、松たか子では断じてない。目が離れすぎている。まるで深海魚のようだ。あ、マズイ、近づいてきたし。
「こんにちはー。じゃあ行こっか」
「やっぱやめるわ。松たか子じゃないし。交渉決裂ね。じゃあ」
「なにそれ」
「決裂なんだよ。他探して」
逃げるようにしてオレは個室に戻った。
「家でご飯食べながらしゃべりたいなー」
間もなく3時間コースが終了する、退出時間8分前。電話が鳴った。
「もしもしー。仕事終わったー。いま遊べる人探しててさ。飲みたいんだよね」
声的に、20代前半、元ギャルといったところか。何でもこの女、地元宮城から上京して一人暮らしを始めてまだ半年、彼氏と別れたばかりでテレクラに電話してきたらしい。要するに隙ありまくりの上京娘ってわけだ。適当な雑談を交えた後、本題を切り出す。
「オレも遊べる人探してるんだよね。そっちはどんな遊びしたいの?」
「家でご飯食べながらしゃべりたいなーと思って」
家でご飯?エンコーじゃなく、家でご飯?そんなパターンもあるのかテレクラには。
「うん、じゃあ行くよ」
「てか今どこ? 私千葉なんだけど」
「新宿にいるんだけど、千葉のどこなの?」
「市川ってわかる? そこまでなら行けるんだけど」
市川なら、限りなく東京寄りだ。
「30分後くらいでもいいなら行けるけど」
「全然大丈夫だよ。私も途中買い物していくし。そしたら30分後に市川駅ね」
総武線に揺られ市川駅へ。夕方5時、到着後間もなくしてテレクラで教えたオレの番号に非通知で電話がかかってきた。
「もう着いてる? 市川駅のどこ?」
「改札前にいるけど」
「あっ行く行くー。私、黒のコートに黒タイツね」
現れたカズミと名乗る女は、予想通りの見た目だった。倖田來未を中学生のころ聴きまくっていたような風貌とでもいうか。
芸能人で言えば大島麻衣をケバくした感じ。少なくともブスではないし、デブでもない。キャバクラで隣に座られても全く問題なく、ヤれたら十分他人に誇ってよいレベルだ。ほら、編集長、テレクラにだって、こういう子はいるんですって!
カズミは開口一番、意外な一言を発した。
「あのさ、いきなりで悪いんだけど今からちょっと電車で移動するからスイカチャージしていい?」
「ああ、どうぞご自由に」
「でね、いまお金なくって後でATMで下ろすんだけど、会っていきなりでホンット悪いんだけど、とりあえずちょっとお金貸してくんない?買い物しちゃったからさー」
確かにカズミは食料品が入った買い物袋を左手に抱えている。まぁ、どうせ家にいくんだし少額ならいいか。
「じゃあ千円貸すよ。駅着いたら返してよ」
「あのさ、ホンット悪いんだけど、1万円貸してくんない? 明日からの通勤の電車代もまとめてチャージしたいから」
「それは無理だよ。後でお金下ろしてからすればいいじゃん」
「せっかく駅にいるんだし。じゃあ五千円でいいから!」
問答した挙句、しぶしぶ二千円を貸してやった。さぁ家に移動しようぜ。
「あのさ、電車乗る前にファミマ寄っていい? お酒飲むでしょ?」 酒か。うん、飲みたいかもな。ファミマ行きましょうか。
「あっ、ついでにルーツ(缶コーヒー)買っていい? あとマスクと野菜ジュースも」
流れ的に、オレが奢るような形になってるけど、この程度の出費なら、まいっか。
……レジに表示された金額は合計3690円だった。こんなに買ったっけ?
あっ、こいつ知らないうちにタバコ4箱も放り込んでやがる。ちっ、ナメた女だ。
「家で飲むなら子供いないほうがいいよね?」
店を出たところでカズミがまたゴニョゴニョ言い出した。
「あのさ、実は私子供いるんだよね。オムツ買っていい?」
カズミはDVまみれの元彼との間にできた9カ月の子どもを育てるシングルマザーで、現在子どもを託児所に預けているらしい。マツキヨへ寄ってオムツやらベビーパウダーやら何やらを買い込み、新たに3千円の出費だ。そしてまたカズミが口を開く。
「今夜さ、家で飲むなら子供いないほうがいいよね?子供いると私ママモード入っちゃうからさ」
「そりゃそうだね」
「じゃあ託児所、延長してくるね」
「うん」
「……お金ないんだけど」
また「金貸して」か。いくらなのよ、託児所代。
「……3万円」
「そんな高いわけないじゃん」
「健康診断とかいろいろ滞納しててさー」
「とりあえず今夜の分だけでいいじゃん。いくらなの?」
「1時間1890円で、朝までだったら2万くらいかな」「そんな出せるわけないよ」
「じゃあ1万円でいいから貸して!」
1万か。痛いが、セックス自体はタダだし、ホテル代もかからないから、ギリギリ出せなくもないかも。
「必ず返せよ」
万札を一枚渡し、ようやく2人して電車に乗り込んだ。次が西船橋駅になったところで、カズミはまたもや急に話を切り出してきた。
「あのさ、いま西船橋に原付停めてあるんだ。原付に買い物袋入れて託児所寄ってから家までいくから、そのあと合流しよ。北習志野ってとこだからそこで待ち合わせね」
怪しすぎる。こいつ、逃げるつもりじゃないだろうな。
「じゃあケータイ番号教えてよ」
「いまさ、会社の電話しか持ってなくて会社のは教えらんないんだよね」
「そしたらどうやって会うんだよ」
「10分おきに非通知で電話するから。さっき市川駅でも合流できたじゃん! ね?」
「絶対電話しろよ。あと金返せよ」
カズミは西船橋駅で降り、そのまま電車に乗り続けたオレは、北習志野駅に降り立った。カズミからの電話を待つこと2時間、ケータイはうんともすんとも言わなかった。時刻は夜の10時を回っていた。
テレクラにもこんな可愛い子がいるんだ!
翌日、気を取り直して池袋のテレクラへ入った。
ババアからの電話を切りまくること数回、ようやく受話器の向こうから若い声が。
「もしもしー」
「もしもし。どんな人探してるの?」
「ワリキリだよ。いま近くにいるよ」
「じゃあ会おっか。その前に体型とか見た目とか簡単に聞いていいかな」
「年は21才。身長は160で体重はヒミツです。細身で髪は肩までくらいのちょっと茶髪だよ」良さそうだ。
「だれか有名人に似てるとか言われない?」
「あーそれ言われないんですよー」
「例えば周りからカワイイって言われる?」
「フツーに言われますよ」
へぇ、フツーに言われるんだ。でも、もはやテレクラ女の言説を信じるほどの純情さはオレにはない。
「じゃあさ、会ってから値段は交渉ってカンジでいいかな?」
「いいですよ。薄いピンクのトレンチコート着てて、今マルハンの前にいるんで。名前はマナミ。話しかけてください」
店を出て近くのマルハンまで移動する。お、見えてきたぞ、薄いピンクのコートだ。あれ? マジであのコなの? えっ、マジで細身じゃん!
更に近づき、ターゲットを完全に捕捉する。うん、まぁカワイイ!単体女優はムリだけど、企画モノ90分作品の中で1人はいる当たりの子レベルだ。
「あ、電話の子?」
「はい」
「えーと、ワリキリはいくら?」
「ホ別イチニで」
今まで見てきたどんなブスの相場より安いじゃん。いったいこのコに何があったんだ?
「それは、最後まで込み込みの値段だよね?」
「そうですよ」
わーい、やった! 即決です。一時間弱でサクッとヤらせていただきました。おっぱいはちょっと小さかったけれど、これで証明できたぞ、テレクラにもこんな可愛い子がいるんだ!喜び勇んで、隠し撮りした写真を編集長にメールする。
「どうですか。テレクラにもこんなのがいるんですよ」
「んー65点かな。このクラスならおらんこともないのは知ってるよ」
「はぁ」
「お前の口調だと、90 点がいるみ
たいなカンジやったけどな。そんなにテレクラの引きが強いのかと感心して、それで採用したって部分もあるんやけどな」
「はぁ。……もう少し続けます」
「誰に似てる?」に「アッキーナ」と即答
90点となると、街中でもなかなか見かけないレベルだ。そんな女がテレクラに……ないない。ありっこない。やっぱクビか。
河岸を渋谷に変更したオレは、とりあえず若ければ会ってみる方針で、アポってみた。
ユウカ23才、ワリキリ1万5千円。自称、押切もえ似。
やってきたのはエジプトの壁画チックな、劇団四季のライオンキングみたいな白ギャルだった。ナオ22才、ワリキリ1万5千円。自称、倉木麻衣似。
現れたのは、髪型だけ倉木麻衣に似た、サッカー元日本代表・大黒将志だった。
テレクラがここまで欺瞞に満ちた世界だったとは。大学のサークルで一番モテなかったような女ばかりが電話をかけてくる場所だったとは。
またコールが鳴った。
「いま道玄坂にいるんだけど、すぐ会えるワリキリな人、探してます」
「うん、いいよ。体型とか見た目とか教えてよ」
「年齢は21才で身長は155センチ。体重はヒミツです」
ん、体重がヒミツとは重大な隠蔽体質だ。許すまじ。
「単刀直入に聞くけどさ、デブなの?デブとブスは断るよ?」
「デブじゃないですよ。ぽっちゃりでもないですよ」
「へー。なら誰に似てる?」
アッキーナ
即答で返ってきた。なんだこの妙な自信は。
「ホントにアッキーナなの?」
「言われますよ。一回会ってみます? 値段はそれからでいいですよ」
押切もえにしろ倉木麻衣にしろ、ここまで自信満々ではなかった。期待していいのかも。急いで待ち合わせ場所の道玄坂へ向かう。いた! 黒と白のチェックのコートに胸まで伸びた茶髪。見た目は確かにアッキーナ系だ。90点は無理でも、85点はあげてもいいんじゃないの!?
「えっと、値段はいくらぐらい希望なの?」
「ホテル別でイチゴーかな」買います。全然オッケーです。

痴漢件数ナンバー1埼京線に乗ってくる女は欲求不満女子か?

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混雑ピーク時の埼京線はチカン電車と呼ばれ、幾十人もの逮捕者を産み落としてきた。特に先頭車両は。2年前、JRが車両天井に防犯カメラを設置したおかげで被害件数は減ったそうだが、変態にとってあの混雑はやはり魅力的なのか、あいかわらず埼京線は痴漢件数ナンバー1路線だ。なのにいるのだ。何故かわざわざあの車両に乗ってくる女性が。たまたま偶然か、あるいは知らないだけか。
と考えるのがスジだけど、世の裏表を知った俺はこう理解する。
彼女たちは、男に触られてもやぶさかではない欲求不満女子、すなわち「触られたガール」なのではないか。この解釈が、性犯罪一歩手前の思考法だとはわかっている。薄着だから犯されたいのでは?ミニスカだから覗かれたいのでは?そんな短絡思考と似たりよったりなことは。だから俺はチカンなんて絶対にしない。電車を降りてから声をかける。「お茶か食事でもどうですか」と。
要するに、触られたガールの欲求不満を利用したナンパだ。月曜日の午後6時。帰宅客でごった返す新宿駅に到着した。埼京線の下りホームには数分おきに列車が到着し、トビラが開くと同時に人の固まりがなだれ込んで行く。なかでも先頭車両周辺の混乱ぶり
はハンパない。この人たち、ホントに会社帰りなのか?チカンのために来てる男も混じってるんじゃないの?
ショートカットの女の子が先頭車両の一番前のドアの列に並んだ。一見、ごく普通の帰宅OLに見えるが、ああいうタイプが実は変態だというのはよくある話だ。後ろに並んで列車の到着を待つ。わずか数分の間にホームの人数はみるみる増えていき、最後尾の人間はすでにホーム反対側ギリギリの位置に立っている。こんなに大勢の人間が一気に車内に突入すると思うとゾッとする。
「3番線に到着の列車は赤羽行きです。車内なかほどにお進みください」
トビラが開くと同時に人だかりが一気に動きだした。
「大変危険ですので無理なご乗車はおやめください!」
「次の電車をご利用くださーい!」
叫ぶようなアナウンスを無視するように、背後の乗客たちがグイグイ押してくる。ショートカット女性は、いつのまにか他のリーマンたちに取り囲まれてしまっていた。電車は動き出した。息苦しい。ギチギチの車内は冷房が効いているが、オッサンたちの身体にピッタリ囲まれているのでまったく意味がない。しかもみんなじっとり汗ばんでるの
で気持ち悪いったらありゃしない。でもこの状況、触られたガールにしてみればウハウハである。右も左も前も後ろもオッサンだらけ。どれか一本の手でも伸びてくれれば…なんてことを願ってたりして。池袋で乗客が少しだけ降り、その倍の客が乗り込んできた。ショートカットちゃんはあいかわらずオッサンに囲まれたままだ。移動できたはずなのに、あのポジションをキープしてるってことは…。頭だけしか見えないのが残念だ。赤羽に到着し、乗客が一斉にホームへ降りる。見失わないようにショートカットを追う。どうやら別路線に乗り換えるようだ。今ここで声をかけねば。
「すみません、さっき埼京線に乗ってましたよね?」
「え? はい…」
「すごいタイプだったので、よかったらお話させてもらえないかなって思いまして」
「あー、いいです」
「いや、ちょっと待って!」「はい?」
彼女の歩みが早くなった。変質者だと思われてるのかも。ちょっと変質だけど。
埼京線の先頭車両って痴漢が多くて有名ですよね。そういうのされたことってないですか?」
「ないですけど」
あ、そう。ないんですか。新宿駅に舞い戻っても、まだ下りホームは混雑していた。キャップを目深に被り、七分丈のピチピチスパッツを履いた長身美女が、先頭車両の列に並んでいる。デパートの買い物袋を持って携帯をいじってるあたり、いざこれから触られる準備はしてなさそうだが、さてどうか。今度は周りの男どもに負けぬよう、彼女の隣をピッタリマークして乗り込んだ。冤罪が問題になっているだけに、近くの男たちは両手を胸元に上げてる人が多い。誰も彼女には触れていないようだ。彼女が降りたのは、大宮の手前、武蔵浦和駅だ。すぐに後を追いかける。
「あの、すごいタイプだったんで声掛けたんですけど、よかったら少しお話しません?」
あーすみませんけど」
歩みを止めてくれないので、横を歩きながら強引に会話を進めていく。「ちょっと聞きたいんだけど、埼京線って痴漢多くないですか?」
「たまに、ありますけど」
「なのにまた乗ると?」
「え?」
まるで汚い物を見るような目でこちらを一瞥し去っていった。まあね、いきなり自分の性癖を問われたら戸惑うのも仕方ないか。俺は大事なことを忘れていた。服装だ。触られたガールなら、パンツルックじゃなくてスカートに決まってるじゃないか。わざわざ陰部に触れにくいズボンなんてはいてくるもんか。
翌日の夕方。スカート、特にミニスカが現われるまで、ホームの柱にもたれながら何本か電車をスルーした。もはやあきらかな不審者だ。
ようやくの1人目は、ヒザ丈ちょい上のスカートをはいた女子学生風だ。GO!
学生ちゃんは先頭車両の前の前、乗務員室のかべに押しつけられたまま数分を過ごし、赤羽で降りた。
「あの、すごいタイプだったので声かけたんですけど、よかったらお茶でもどうかなって。はは」「……」
「なんで先頭車両に乗ったんですか?」
「知りません、たまたまです」
その日は、他のスカート女子たちも現われてくれたが、ことごとく撃沈した。特に一人は車内で苦悶の表情が見えたため、おそらくやられていたと思うのだが。もちろん苦悶ってことは、触られたガールの浮かべるべき表情ではないわけで。この段階でヨミの間違いを指摘されそうな気がするが、最後にちょっとした逆転劇を。ちょっとどころか、
走者一掃のスリーベースかもしれないですよ。
挑戦3日目は飛ばして、4日目の出来事だ。ふりふりミニスカ、ニーハイ(ソックス)という個人的にも大好物な女性が先頭車両の列にいた。夜7時ごろだ。車内でリーマンに囲まれた彼女は、下を向いたまま動かなかった。赤羽駅で都合良く、改札を出てくれた。すかさず呼び止める。
「すみませーん、さっき見かけて、タイプだったんで追いかけてきたんですけど」
「そうなんですか。ふふ」
なんと立ち止まってくれたうえに笑顔まで。期待が持てるリアクションだ。
「食事でもどうですか」
「んーー、時間ないんで」
「じゃあ10分でも」
「10分でご飯は無理ですね、ふふ」
ふふ、に期待したい。ふふ、は押せばなんとかなる合図だ。なんとか駅前の喫煙コーナーで立ち話にまでは持ち込めた。彼女は会社帰りの派遣OLさんで、埼京線は普段から利用してるらしい。
「痴漢とかよくされるでしょ?」
「そうですねー。たまーに」
「嫌じゃないんですか?」
「んー、あんまりヒドくないし」
ヒドくないから別にいい。これ、触られたガールではないけれど、触られてもいいと思ウーマンじゃないか!時間がない彼女とこれからどう展開させるべきか。やっぱここは正直に言いますか。
「あのですね、雑誌の取材なんですよ。埼京線の先頭に乗ってる女性って、実は触られたがってるんじゃないかという」
「ないない、ないです。ふふ」
出た、ふふ。
「たとえばの話として聞いてください。僕が触りたいとお願いすれば触
らせてくれます?」
「ないですね〜」
「5千円払います」
「いやいや、そういう問題じゃないし。ふふふ」
ならば1万円で、しかも誰も見てないとこで、しかも10秒間パンツの上から撫でるだけ、と譲歩に譲歩をしたところ、なんとOKが出た。正確には
「んー、どうしよっかなぁ」
だけど。女のこの台詞はOKなんです経験的に。公衆トイレの個室で1万円札を握らせ、スカートの中へ手を伸ばす。スジのあたりをすーりすり、すーりすり。
「はい、もう10秒」
「もうちょい。ほらジトッとしてきた」
「はぁ」
タメ息が漏れ聞こえた。
「やっぱりこういうの好き?」
「うぅ、もうダメダメ、もう10秒たったし!」
うぅの瞬間に少しうなずいたような気がしたことを根拠に、彼女を触られたガールと認定します!
でもチカンは駄目ですよ。

エロ好奇心が旺盛で素晴らしい

都心の本屋で裏モノを立ち読みしていたとき、20代半ばの小柄で地味な女が、平積みされた裏モノを手に取りレジへ歩きだした。ほ~、女が裏モノ買うなんて珍しい。
などと眺めてる場合じゃない。これは声を掛けるべきでしょう!すぐに俺も裏モノを一冊手に取り、彼女の後で会計を済ませ、女を追いかけた。
「すみません、さっき裏モノ買いませんでした?」
「はあ、はい」
「僕も読んでるんですよ。珍しいなと思って声かけちゃいました。すみません驚かせちゃって」
「あ、そうなんですか!」
なるべく爽やかなキャラを意識したのがよかったんだろう。女も笑顔を返してくれ、横に並んで歩くことに。
「女性が裏モノ読んでるなんて珍しいですよね」
「あ~、そうかもですね。ナンパですか?」
「いやいや。僕、読者の声に載ったことありますよ」
「へ~。そうなんですね。わたしハガキ送ったことないや」
「どんな記事が好き?」
噂の真相かな」
「へ~!」
女であの記事が好きだなんてほっておけない。お茶でもしたいもんだ。が、彼女にその後予定があるらしく、ライン交換だけして、その場は別れた。その夜、今日はいきなり声をかけてゴメンとラインを送るとすぐに返信が返ってきた。
『ビックリしました。今度良かったらお茶しましょう☆』
その後もマメにラインのやり取りを続け、一週間後には、デートの約束を取り付けることに成功した。
やり取りの中で、裏モノで読んだアダルトショップに入ってみたいだの、ハプバーやらホモ映画館やらを覗いてみたいだのと、エロスポットネタで盛り上がったので、十分チャンスはありそうだ。デート当日、ワインが飲めるカフェレストランでランチを食べることになった。
「いま彼氏とかは?」
「まあ、いるにはいるんですけど…」
微妙な言い回しだったので突っ込んでみると、1年ほど関係が続いているという同い年の彼氏に、少々不満を抱えているそうな。
「ちょっと束縛がキツいっていうか、面倒というか…」
初対面の男にここまで愚痴るってことは、かなりチャンスありと見ていいと思う。
「じゃ、もう別れて俺と付き合っちゃえばいいのに」
「え~!それはさすがに早すぎでしょう!」
と言いつつも笑顔の彼女。満更でもないのかもしれないぞ。
「そういえばラインでも言ってたけど、ハプバー行ったことないんでしょ?今から行ってみる?」
「いやーそれはさすがに、心の準備が…」
「何もしたくないなら、拒否すればいいだけだし」
「って言ってエッチに持ち込むのが裏モノなんですよね?」
さすが鋭いな。
「変態の集まる映画館なら行きたいですけど」
おっと、彼女のほうから提案があった。それも面白そうだし案内してあげよう。上野のオークラだよな。若い女を連れて上野オークラへ。さすがにロビー付近から視線を集め、館内に入ってからも注目されている感がびんびん伝わってくる。2人並んで着席し、ポルノ映画を鑑賞しつつ、彼女の膝に軽く手を置いてみた。
「いちゃついてると変態が寄ってくるんだよ」
「え、そうなんですか?」
「そうそう。ほら、こうやって」
膝の手を胸へ。服の上から小ぶりなおっぱいを撫でてみる。その時点ですでに、真後ろの席から顔が3つほど出てきた。痴漢どもだ。うわっ、これどうなるんだろ。肩を抱き、ジーンズの上から股間もさわさわしてみる。
「それはダメ…」
「え、そうなの?」
「いま、生理」
そう来られたら仕方ない。シャツをたくしあげ、ブラをズラし、小さな胸を愛撫することに専念することに。
まもなく痴漢どもも堂々と立ち上がり、プレイを凝視しながらちょっかいを出してきた。彼女の顔を触る男、胸をつつく者、ヒザを撫で回す者、それぞれ〝相方〟のオレなど眼中にないほど25才の若い体に夢中だ。にしてもこの状況に耐え忍ぶところが、さすが裏モノ女性読者というべきか。あれよれよとキスまでされてんじゃん、この子。が、あるおっさんがズボンをはぎ取ろうとしたところで、NGサインが出た。
「もう帰りませんか」
「え、興奮してたじゃん」
「もういいです。帰ります」
ま、これ以上許したら、集団レイプになるもんな。帰りの電車で、彼女が言った。
「ひょっとして、今日のこと黄色いページに投稿したりするんですか?」
勘のいい子だ。そしてやっぱり裏モノ女性読者は、エロ好奇心が旺盛で素晴らしい!