出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです

タレント・モデル出会い口説きリアル日記

ターゲットは3名。このうち、動画サイトの女、M子は音信不通に。大学時代の同級生で息子同士も同級生の紺野さんは、俺の気持ちが萎えて放置状態だ。そして史上最もハードルの高いターゲット、テレビパーソナリティのY子ちゃんは、共演者のS子が彼女に繋がる唯一の接点で、それ以外は全く打つ手が見つからない状態となっている。
このような状況ではどうしても他の女に逃げ込みたい気持ちになってしまう。今気になっている女は2人いて、一人は通勤電車でよく見かける吉高由里子似のOL風のコ。可愛い彼女を電車内で10分あまり鑑賞するのが俺の毎朝の楽しみになっている。もう一人は息子の担任のT先生。伊東美咲に似た顔立ちとスラリとしたスタイルが魅力で、なんとしても会いたい俺は平日だというのに仕事を調整して三者面談に行ったほどだ。「なんでオヤジが来んねん」と嫌がっている息子の横で、俺はT先生との15分間の会話を満喫した。
二人とも今すぐにでもやりたいレベルのいい女ではあるが、そうすれば攻め手が見えないY子ちゃんを放置してしまうことになるのは明らか。やっぱり、それはイカンやろ。男、河内。高い頂きを目指さなければ!
ということで、Y子ちゃんにつながる唯一の糸口、S子と再び会えるように連絡をとった。周りの目を気にして、二人っきりで会うことに神経質になっている彼女、また誰かと一緒に会わないとあかんのか?ホンマにめんどくさいヤッちゃなぁ。
相変わらず忙しくて、なかなかアポが取れないS子ではあるが、1週間ほどして〝明後日パーティがあって、その後会えるかもしれないです。遅めからでもいいですか?〞と返事があった。前回はタクシーの中で俺の手を握ってきた彼女、今回うまくいけば、落とせるかもしれないぞ。
あれ、なんかS子とヤルことが目的になってやしないか? 
あくまでもY子ちゃんに繋げるのが目的でS子と会っているというのに。しかし、考えてみれば、S子レベルのタレントひとり落とせないで、Y子とヤルなんて夢のまた夢。腕だめしだ。隙あらばヤッてしまおう!当日の夜8時頃、会社で待機中の俺に
〝今終わりましたよ。20分後でOKですか?〞とメールが入った。よっしゃ、出陣や!S子は梅田の待ち合わせ場所に女のコを一人連れてやってきた。うーん、やっぱり二人きりはイヤなのか。脈はなさそうやなぁ。でも、連れのコは若くてかわいいし、気持ちを切り替えて、今日はY子ちゃんの情報収集に努めよう。パーティでほとんど食べてない、腹へったという二人と牛タン屋に入る。お連れのA子ちゃんは23才でモデルさん。Y子ちゃんほどではないがかなりのレベルだ。可愛い女のコ二人に挟まれながらおいしい牛タンに舌つづみとは、なかなか贅沢な状況だと言える。
二人は前回のロケはどうだの、あの女優はどうだの、業界トークで盛り上がっている。話の流れを読みながら、ところどころでY子ちゃんについて話題を振ってみた。
「あれ、Y子さんのファンなんですか?」
A子ちゃんのことばに、S子が続ける。
「私も出てるのに失礼やと思えへん!?」
S子は不満そうだが、それでもことば巧みにY子ちゃんの情報を聞き出したところ、
★彼氏は約2年いない。年上が好き(前の彼も10才ほど年上)。
★東京に住んでいるが、大阪が好き。大阪弁、大阪の男も好き。
★性格は気取らず、共演者やスタッフの評判もいい。
★基本的には大阪へは毎週1泊2日で来ている(曜日も教えてもらった)。

★常宿は大阪市内のホテル(ホテル名は教えてもらえなかった)。年上の大阪の男が好きって、俺いけるやん。勝手に都合よく解釈すると、がぜんモチベーションが上がってきた。彼女の行動パターンもわかってきたし、これは落とすに良い材料だ。
3人でガッツリ飲み食いした後、牛タン屋を出た。
「じゃ、私、明日の朝早いのでお先に失礼します」 
A子ちゃんが言う。当然S子も帰るんだろうと思っていたら「もうちょっと飲みたいんで、一杯だけいきません?」と彼女から誘ってきた。えっ、二人っきりでもエエの?だいぶ酔っ払ってるみたいだし、なんか、めちゃくちゃイケるような気がするんですけど。落ち着いた雰囲気のバーに入り、二人で乾杯。こうなりゃ一旦Y子ちゃんのことは忘れて、S子を落とすことに集中しよう。ゆったりと飲んで、だんだんしっとりとした雰囲気に持っていって……。そんな俺のもくろみを、S子がいきなりぶち壊してくれた。
「なぁなぁ、なんでY子のことばっかり聞くのよ?そんなに若い女がええのん?『S子ちゃんも可愛いで』って、なんで『も』やねん。『S子ちゃんは』って言えよ!」
絡みまくられた。酒グセ悪すぎやろ!その後も、俺の肩をバンバン叩きながら「なぁ、なんで男は見る目がないんやろ?なぁ、なんでやと思う?」としつこい。たぶん男ができないのはその酒グセのせいやぞ。あまり長居してもろくなことはないだろう。そろそろ切り上げるとするか。店を出てタクシーを拾い、彼女を乗せる。家まで送り届けるとしよう。
「河内さん、ゴメン。嫌いになった?」
嫌いというより、びっくりしたわ。それでも口から出ることばは違う。
「いいや、酔っ払ってても可愛いで」
そっとS子の手を握る。「河内さん、やさしいなぁ」
彼女が俺の腕にまとわりついてきた。タクシーの運転手の目が気にならないほど酔っているようだ。ならば、ドンドンいかせていただきます。肩を抱き、引き寄せ、キス。「フゥン」と可愛い鼻息をたてながら小さい舌をネットリと絡ませてくる。エロいキスに興奮し、今度は胸に手をのばしてブラウスの上から撫でまわした。思ったよりずっとボリュームがある。彼女はまったく拒まず、どころか鼻息を荒くさせている。あかん、めちゃくちゃ興奮するやん。こうなりゃ、タクシーの中だろうがどこだろうが、いけるとこまでいってしまえ。彼女のスカートの中に手を伸ばそうと思った時だった。
「お客さん、そろそろ着きますよ」
不機嫌な声で運転手が水を差した。
「部屋に行っていい?」
「ゴメンなさい。すごく散らかってるから、ゴメンねぇ」
そう言ってS子は一人タクシーを降りてしまった。クッソー!! こんなことなら、あと20分くらいタクシーでグルグル走ってもらったらよかったよ。いや、それこそ、一緒に降りて少し強引に迫れば、部屋に入れてくれたかもしれない。くやしくて、悶々として仕方がない俺に対して、「じゃ、次は○○(地名)ですよね」と運転手は少しうれしそうだ。
翌日、彼女から〝昨日はホントにごめんなさい〞とメールが入った。自分がおかした失態をすごく後悔しているかもしれない。もしかしたら、もう会ってくれないんじゃないだろうか……。