出会い口説きALLOK

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男性経験がない処女女子大生との初めての夜

「東京に来て…」電話の向こうの早希の寂しそうな声を聞いて、俺は迷わず東京行きを決めた。都合よく東京への出張を入れられるわけじゃないし、そんなつもりもない。2日後の午後、会社には「今日は打ち合わせが長くなるので直帰する」と告げて、新幹線に飛び乗り、東京に向かった。翌日どうするかはまだ決めていない。まあ、会社へは体調が悪いなどと言って遅刻か欠勤すればいいだろう。嫁さんには急な出張が入ったと伝えている。早希は研修期間中の約1カ月、会社が用意したウィークリーマンションで生活している。相部屋なので、彼女の部屋に行くのは無理だ。なので泊りは、彼女が研修を受けている東京のはずれ、A駅付近にあるビジネスホテルにした。一緒に泊まれるという保証はないが、一応ダブルの部屋を押さえておいた。色気もお洒落さもない安いビジネスホテルだが、他に選択肢がないのだから仕方がない。
 彼女がなぜ俺に来てほしいと言ったのか理由はまったくわからないが、俺を頼りにしている、すがっているのは間違いない。彼女の状態が心配であると同時に、そんな彼女を受けとめて、二人っきりで一夜を過ごせる(かもしれない)ことに俺の期待は膨らんでいった。男性経験がない早希との初めての夜。しかも彼女は幼いころの経験がもとで男性と深い関係になることに対して抵抗感を持っている。どうやって、彼女の不安を取り除き、エッチな気持ちに持っていくのか。そして、いかにやさしく彼女を包み込み、ソフトにじっくりと攻めていくのか。
 のぞみの中で、2時間以上も脳内シミュレーションを行う。30年以上のナンパ人生の中には、何人も処女はいたし、男性に対して非常に奥手な女性もいた。今こそ、この経験を生かす時だ。愛しい早希と結ばれる大きなチャンス、絶対にモノにしてやる!女になった歓びでホロリと涙を流す裸の早希をそっと抱き、頭を撫でている、ちょうどそんな場面でのぞみは東京駅に到着した。A駅に着き、まずはホテルにチェックイン。落ち着いて食事できる店がないかスマホで探してみるが、残念ながら気の利いた洒落た店がまったく見つからない。仕方がないので街に繰り出し、店を探す。落ち着いて話せそうなイタメシ屋を見つけたところで、時刻は夜の7時前。早希には7時ごろに行けそうだと伝えていたので、「着いたよ」とショートメールを送る。2、3分して電話が入った。「ホントに来てくれたんや。メッチャうれしい! 今どこにいるの?」電話の向こうで、早希の声が弾んでいる。俺もすごくうれしくなってきた。東京に来てよかった!「じゃ、私も一緒に泊まっていい?」20分ほどして、待ち合わせ場所に早希がやってきた。スーツ姿の彼女はすっかり社会人っぽく見える。「河内さ〜ん!」
 彼女は、手を振りながら俺に近づき、抱きついた。なんか映画のワンシーンみたいで感激や。しかも俺、主人公やし。すっかり浮かれた状態で、さっきチェックしたイタメシ屋に入った。飲み物を注文したあたりで少し落ち着いてきて気づいたのだが、早希、全然明るいやん。あの涙声の電話は何やったの?
「河内さん、心配かけてごめんね。あの日はほんとにいろんなことがあって、自信も無くして、不安で、ちょっとホームシックだったし、寂しかったし…。でも、河内さんが来てくれるって言ってくれて、それですごく気持ちが落ち着いて。一晩寝たら、だいぶ元気になったの」
 なんや、それなら俺が来なくても大丈夫やったんちゃうの?
「そんなことないって。ほんまにうれしいんやから!」
 まあ、ええわ。 元気になったのは何よりや。それより、今夜のことに集中しよう。寂しがっている彼女を慰めながらいい雰囲気に、というシミュレーションだったので、若干方向修正が必要だな。
「実際に会社に入ってみてどう?」と尋ねると、結構思っていたのと違うことも多く、ストレスを感じている様子。彼女のボヤキを聞きながら、励ましていく。
「やっぱり、河内さんと会えてよかった。元気が出てきたわ」
 楽しい時間を過ごしてはいるが、これじゃ、今までの大阪の夜と変わらない。どう雰囲気を変えていこうかと思っていたら、早希から思わぬアプローチがあった。
「河内さん、ホテルとってるの? じゃ、私も一緒に泊まっていい?」
 これって、「河内さん、して…」と言ってるのと同じだよな。やった〜! ついに今日、早希と結ばれる。あとは、早希が急に不安になったりしないように、優しくじっくりと行動するのみだ。
 まだまだ時刻は9時前。もう少しアルコールを飲ませて、コンディションを万全にしよう。2軒目は彼女が発掘したというショットバーで1杯だけ飲んで終了。手をつなぎながらビジネスホテルまで一緒に帰った。30年のナンパ人生などと偉そうに言ったが、俺はドキドキ、ソワソワと落ち着かない気持ちだ。少々テンパっているといっても過言ではない。これじゃ、どちらが初めての経験なのかわからないくらいだ。とりあえず、二人並んでベッドに腰掛けながら、ホテルまでの道すがらのコンビニで買った酒で再び乾杯。そして、久しぶりのキス。酔っているせいか、初めから積極的に舌を絡めてくる。よし、このままベッドに押し倒して…と思ったら、
「汗の匂い気になるし、シャワー浴びてもいい?」と早希。
 そうだよな。初体験だし、さっぱりした気持ちいい状態で臨みたいんだろう。先に入って、と言われたので、とっとと入浴を済ませる。とはいうものの、下半身は念入りに洗い、歯磨きも済ませる。次は早希の番だ。
「あーん、着替え持ってきたらよかったな」と言いながら浴室に入る早希。着替えと入浴シーンを覗いてみたい気持ちをグッと抑えて、これから始めるエッチの準備だ。コンドームを枕の下に忍ばせてっと。ホテルのバスローブを身につけた早希が浴室から出てきた。まったく色気のないバスローブが逆にエロく見える。さあ、はじめようか。ところが早希は、テレビのスイッチを入れると、さっき開けた缶チューハイを飲みはじめた。いやいや、風呂上りでくつろいでいる場合じゃないでしょ。
「なんか、久しぶりにリラックスって感じで、うれしーっ!」
そんなリラックスモードの早希にちょっかいを出しながら、なんとかイチャイチャモードに切り替えられたのが0時過ぎ。よし、これからや。テレビを消し、二人で布団に入る。心拍数が急激に上昇し始めた。キスした後、バスローブの胸のところをペロッとめくると、ピンクのブラジャーに包まれた推定Dカップのたわわなバストが露わになった。「もう、河内さん、エッチ」たまらず、揉もうと手を伸ばすと、払いのけられてし
まった。強い拒絶じゃない。バズローブの紐を解くとブラとおそろいのピンクのパンティーが。下着姿の早希のスタイルは想像していたよりもずっとエロい。細い腰に手を回し、引き寄せる。
「もう、エッチやねんから。ダメ、ダメ」
そう言いながらも、足を絡めながらキスを続けると早希もだんだん興奮してきたようだ。もう大丈夫かな?とキスしながら彼女の股間にスルッと手を滑り込ませる。
「ダメ!」
明らかに口調も、払った手も今までとは違う。強い拒絶だ。その後時間をかけてもう一度試みたが、下半身どころか、ナマ乳も触らせてもらえなかった。下着姿で抱き合い、キスをするまではOK。でもそれ以上の行為は身体を硬くし、拒む早希。彼女の抱える悩みを考えると、無理に求めることはできない。
「河内さん、ゴメンね」
そういう早希をギュッと抱きしめ、ブラジャー越しに俺の胸にあたる乳房の感触を味わうしか術がない。そんな状態で30分もすると早希はスヤスヤと寝息をたてて眠ってしまった。俺はムシャぶりつきたい衝動と闘いながら、悶々と眠れぬ夜を過ごした。朝方になってやっと眠れた俺が目を覚ますと、早希はもう服を着ていた。
「河内さん、ごめん。起こしちゃった。私、部屋に帰って着替えてから会社に行かないとだめだから、もう行くね」
キスして部屋を後にする早希。残された俺は枕の下のコンドームを財布にしまい、大阪への帰り支度を始めた。はぁ、やるせなく、つらい…。俺と早希が結ばれる日は来るのだろうか?