出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです

テレクラでアニメ声の美女とアポが取れたので会ってみると

今から1カ月ほど前、テレクラでの話だ。取った電話の声を聞いて、耳を疑った。
「あのちょっと相談なんですけど〜」
聞こえてきたのは甘えた系のアニメ声。いまどき珍しい、若い子からのコールだ。
「割り切りになっちゃうんですけど〜、会ってもらえませんかねぇ?」
こんな萌え萌えボイスの女の子が可愛くないわけがない、即決ですよ。
「割り切りって、お金はいくらなの?」
「こういうの、始めたばっかりでよくわかんないんですけど〜、1万5千円くらいもらえればうれしいですぅ〜」
「それなら全然オッケー。ところでテレクラかけはじめたの最近?」
「まだ3回しかかけたことないんですよ〜。さっきまで友達と遊んでたんですけど解散して〜、いまお金ちょっとピンチで〜」
電話口のアニメ声を聞けば 聞くほど妄想が広がる。胸はE カップだというし、年も23才とテレクラ不慣れの素人ちゃん。いまどきテレクラでこんな奇跡が起きるなんて。
「近くにいるんだっけ? すぐ会おうよ」
「はい。じゃあ駅出てすぐのコンビニの前でいいですか?」
黒いコートの中に赤いセーターを着ている、という彼女の説明を頼りに、待ち合わせ場所でキョロキョロしていると、そのまんまの格好をした女性がこちらにすーっと近づいてきた。顔は・・・想像からは下に大きくはずれている。
「テレクラのコって、キミ?」「・・・」
目を合わせず、彼女が黙ってうなずいた。なんだよ、電話ではあんなに軽快に話してたのに。声聞かせてくれよ。
「ホテルいこうか?」
「 コクリ 」
「安くてボロいとこでもいい?」
「 コクリ 」
一言も言葉を交わさず、歩 き出したところで気が付いた。目元のシワがあきらかに多い。コイツ、絶対20代じゃなくないか?
「あのさ、年齢ごまかしてるよね? やっぱりやめるわ」彼女は焦ったようにこちらを見て口を開いた。
「ウウン、ニジュサンサイ。ホント! ホント!」なにこいつ?声ぜんぜん違うし。ていうか、今のあきらかに中国なまりだし!
「いや、用事思い出したからやめます」
「ヤメルノ? チョット!」引き止める彼女を無視して
俺は店に引き返した。これ、アニメ声でアポを取り付けて、別人を派遣する援デリ業者の新たな手口だったのだ。みなさん、テレクラでアニメ声の女につながった場合はくれぐれもご注意を!