出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです

カカオトークでのナンパの仕方

老舗の掲示板だけあって、人は多いが業者も多くまぎれている。
そんな忌まわしい連中を判別するには、募集文面をチェックするだけでいい。業者のヤツらは、ほぼ同じ募集文面を地域だけ変えて投稿していることが多いのだ。
〈仕事で東京に来てて遊べる人探してます☆〉
〈仕事で浜松に来てるから誰か遊ぼ~☆〉
 なんでこんなわかりやすいことをするのかさっぱりだが、もちろんこういうのは排除していく。まず自分の地域で女を探し、これはと思う子がいたら、今度は全国で検索。
似たような書き込みがなければ、迷わずコンタクトをとればいい。

他の募集アプリと少し違うのは、その名のとおり、モヤモヤしたときに相手を募集する体裁になっているところだ。そのコンセプトに忠実な子たちは、こんな
感じで募集している。
〈彼氏とケンカした~もうイヤ〉
 なんとわかりやすいチャンスか。そういう子にアプローチして、相談に乗るスタンスからはじめるのがいい。
〈どうした? 話聞くよ?〉〈カレシが超ジコチューでさぁ〉
〈わかるわー。大変だよね、そういう人と付き合ってると〉
 しばらく話を聞き、カカオ通話に誘う。初日は電話友達みたいな感じで終わるけど、数日続けて電話すれば、なんとか会えるでしょう。

カネがないのか、メシ友募集とか、カラオケ行ける人、みたいにリアルで会える男を探してるのが多い。俺のやり方はシンプルだけど、そういう子たちに一斉にアプローチをする。今どのへんにいるのかを確認し
て、「俺もちょうど近くにいるからすぐ向かえる!」とつなげて。本当に近くにいなくてもそう言ってしまえばいい。一度アポの約束さえとれて
しまえば、時間が多少前後しても適当に言い訳をすればいいのだから。
女〈いま横浜駅近くのマンキツにいるよぉ〉
俺〈マジか! オレは関内だからすぐ向かうわ!〉
 本当は川崎にいたとしても、これでいい。
夜中に「誰か電話しよ~」などの募集が増える。本当にヒマな女だ。募集したての女全員に「オレもヒマだから語るべ」と送信し、繋がった子と適当な話をする。夜食を買いに行くけど何がいいかや、テレビに出てるつまらな
い芸人の話題など、まさにヒマつぶしだ。で、さてそろそろ寝るかってときにこうお願いするといい。
「明日の朝はやいからさ、○○が起きたときに(カカオ)電話で起こしてよ」
 これで電話をしてくれば、女との仲は深まる。目覚まし電話のときにアポをとり、その日のうちに会ってヤレたこともある。
誰であれ、まず最初の数回のやりとりまではできるだろう。
〈こんにちは〉
〈どうも〉
〈初めまして〉
〈はい〉
 問題はそこからだ。というよりも、この会話自体も問題だ。
 世の男性は、カカオ(ライン)独特の、意味のない会話がなかなかできない。どうしても、ごく普通の会話をしてしまう。これではアポなどとても無理だ。
〈○○ちゃんは彼氏とかいるの?〉
〈えーいないよぉ〉
〈へえ、意外だな、そんなにカワイイのに〉
 こんなのはダメ。普通の会話でしかない。
 断言しよう。カカオやラインに生息する女は、杓子定規なやりとりを求めていない。あくまで男とのチャットはヒマつぶしのひとつであっ
て、なんならヒマな私を楽しませてみろ、くらいの姿勢なのだ。
 カカオ強者は、ほぼ例外なく、
『突拍子のないことを言う、つかみどころのない男』キャラを使っている。例えるならネプチューンのホリケンのような。
 以下は、某氏がアポに成功した際の会話ログの一部だ。
〈ねーねー○○(名前)~、カレシ的なヤツとかいたりいなかったりするの??〉
〈ブビョー!〉
〈どうしたwww〉
〈それ本当ブビョーだね! ビビるわマジで~〉
 雰囲気は伝わるだろう。テンションだけを高く維持した、無意味な会話だ。
 以下、また別のログから抜粋を。
〈この缶コーヒーめちゃウマ。死ねる~〉(写メと一緒に)
〈Mステで板野出てるけどアゴ整形したっぽいな〉(同上)
〈ウチのトイレットペーパー最強。ニオイも質感も最強! 押忍!!〉(同上)
 脈絡なく、目に入ったものをすべて写メり、話題に取り入れていく。写真やツッコミ甲斐のある短文には、女も反応を返しやすい。
 イマドキの女たちはそういうコミュニケーションのとり方に違和感を感じない。軽く軽く、とにかく軽く。大切なのは「何をしゃべっているか」ではなく、「2人がしゃべり続けているという事実」なのだ。
 しばらく会話が進めば
〈いまオレ1人酒ちう。○○は?〉
〈いまからベッドいく。○○はどうしてる?〉
 など、自分はこれをしてるけどキミは? という、恋人同士が使うような文も距離を縮めるために有効だ。女の名前は呼び捨てが基本だ。
 そして会話の合間に(話題がなくなったときでもいい)以下のような文章をバンバン放りこんでいく。
〈うわ~、○○の雰囲気
カワイイ。抱きしめたいわー〉
〈チューしよ、チュー〉
〈オレの隣、空いてるけど?〉
 好意を持ってることをチャラく伝える。
 またもログから。
〈やべ、○○とチューしたくなってきたー、ヤバババ〉
〈いきなり何だww〉
〈ドキドキが止まらん…。ちょっとトイレで抜いてくる!! 〉
〈やめろww〉
〈じゃあ明日、横浜に1時ね。責任とってくれぃ〉
〈明日はムリっしょ~〉
 一見バカバカしいが、チャラい中にも会うことを匂わせている秀逸な流れだ。
 わかっただろうか。カカオトークでのナンパの際は、我々はいつも心の中にホリケンを飼っておかねばならないのだ。