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出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです

出会いがないのでこの時代に手紙でナンパしてみた

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街中でビラ配りしてる可愛い女の子たちを見かけるたびに、声を掛けたいと思っていた。でも仕事中にナンパしたってうまく行くはずはない。こんなときこそ手紙の出番ではないか。というわけで、今回は路上でビラやティッシュを配ってるカワイ子ちゃんたちがターゲットだ。週末の良く晴れた午後、上野駅の改札で待ち合わせた。まさにデート日和だ。
 そこに現れたのは…
「こんにちは.!」
 やった! かなりカワイイと思っていた好みのタイプの6番の女の子だ。
「ご飯何食べましょうか? 一応食べログでパスタの美味しいとこと中華のお店は調べておきました」
「じゃあパスタ好きなんでイタリアンにしませんか?」
 ということで店まで5分ほどの道のりを世間話をしながら歩く。
「みどりさんはいくつなの?」
「26ですよ」
「なんかもっと若くみえるね!学生っぽくもみえる」
「結構それ言われます。フフ」
 顔は女子アナの夏目三久をぽっちゃりさせた感じで、肌なんかもつるつるでゆで卵みたいだ。楽しい一日になりそうだ。店に到着し、席のメニューを開く。
「みどりちゃん、お酒の方はどうなの?」「私、全然飲めないんですよ.」
「あーそうなんだ」
 うん、かなり残念。ずっと飲める子が続いてたから油断していた。シラフの女の子ってどう口説けばいいのだろう?
「家は実家?」
「はい、両親と兄と妹と住んでます」
「兄弟は仲良いの?」
「妹とは仲いいですね。結構一緒に出掛けたりしますよ…」質問には素直に答えてくれるけど、話が膨らんでいかない。緊張しているのか。
「ビラ配りはバイト?」
「そうですね、フリーターなんですけど、週に3日くらい働いてます」
「そうなんだ、休みの日とかは何してるの?」
「そうですね.人混み苦手なんで、家に居るのが多いですよ.」
「あんま外出ないの?」「でも音楽好きなんでライブには良く行きますね.。あと若手のお笑いが好きなんでそれも見に行きます!」
 興味あることだとさすがにテンション高めだ。
「ふ.ん、音楽はどんなの聴くの?」
「ファンモンとかB’zが好きで、ライブ行きますね!」
「ファンモンって、解散しちゃうんだよね?」
「そうなんですよー。なんか辛いですね…。でも解散ライブ、2日とも行けるので…」
「そっかそっか」
 …うーん、このままだと色気のある話に転がっていかないぞ。その後も淡々と料理を食べながら、彼女のキャラを探っていく。
「彼氏いたのっていつぐらい?」
「半年前くらいですね」
「年上の人?」
「はい。まえ会社で働いてたと
きの上司なんですけど」
「不倫、ではないよね?」
「あはは、違います」
「ふ.ん、長く続いたの?」
「付き合って1年くらいで彼が会社の他の女の子に手を出して、それからごちゃごちゃあって結局私が会社辞めさせられて…」
「それはひどいね。腹立ったでしょ?」
「腹が立つより悲しかったですよね。それから人間不信になりました」
 とはいえ、こうして手紙男に会いに来てくれるほどなのだから、痛手からは回復したのだろう。
 それにしても酒を飲まない子に下ネタトークへは移行しにくい。カラオケボックスでチャンスを狙うことにしよう。
「ねぇ、みどりちゃん、カラオケ好き? ご飯食べたら行ってみない?」
「いいですね。私カラオケ好きですよ!」
 いざ近くのカラオケボックスに入ってみると、お互い交互に曲を入れてガンガン歌いまくる流れになってしまった。俺も勢いでBOOWYと布袋を熱唱。ヤバい、彼女ちょっと引いているかも。
 ここはウケの良さそうな福山でも歌いながら、少しスキンシップしてみることに。前回は焦ってキスして拒絶されただけに、慎重に進めたい。
「みどりちゃん、もうちょっと近くにきてよ」
 おねだりすると、ゆっくりと、かなり近くまで寄ってくれた!これは良い展開だ。
 密着しながら彼女の腰に手をまわす。あれ? いいんですか?このままキスしますよ? 次はキスですよー??
「ほっぺにキスしていい?」
 念のため確認してみたが、みどりちゃんは無言のまま。これはOKと取っていいのだね?ほっぺに軽くキスをして、その流れでゆっくり口に移動させた。
 おぉーーこんなに簡単でいいのかぁぁぁーー! 調子に乗ってゆっくり舌を出すと向こうから絡ませてくるし!!
 心の中でガッツポーズである。今夜はいけるかもな。いや、まだ焦ってはいかん。ここはゆっくり、イチャイチャしつつカラオケを楽しんでから、ホテルに誘いだすのだ。
「じゃ、オレB’z歌うから、次ファンモン歌ってよ!」
「いいですよ!」
「でもファンモンて人気あるのに解散しちゃうんだねー、でもあのDJは和尚さん継ぐんでしょ? 何かほかの2人が可哀想だねー」
「………」
 あれ? なんか空気が変わったぞ。みどりちゃんが黙って下を向いてしまった。オレまずいこと言ったかな?
「ちょっとトイレに行ってくるうつむいたまま彼女がトイレへ。戻ってくると、静かな部屋のなかでしくしくと泣きはじめた。これはマズイ、マズすぎる…。「ごめん、俺なんかヒドいこと言ったかな?」
「……ファンモンのこと何も知らないのに…ヒックヒック…なんでそんなこと言うんですか!」
 えええ..? そんな怒るようなこと言ったっけ? 和尚のこと? 和尚のこと悪く言った?
 涙の理由はさっぱりわからないが、彼女は泣き止まない。そのままカラオケを出てからも、路上にしゃがみ込んでオンオン声を上げて泣きじゃくる始末だ。もうどうにも手が付けられない。

 

オタ婚活は処女が多く出会いやすいという噂は本当か

ある日ツイッターで『オタ婚活』なるイベントの案内が回ってきた。その名のとおり、オタクの男女が集まる婚活パーティらしい。
 なにかピンとくるものがあった。オレの容姿はまあ普通だし、圧倒的なトークスキルがあるわけでもない。だけど
ここだったら他のオトコ参加者には負けないんじゃないか? オタ男の中に入ったら、オレだってモテる側に分類されるはずだ。
 オタク女に可愛い子がいるかどうかは疑問だけど、まあ、あまり期待せずに行くとしよう。
この中ではマシだけど、職場なら中の下レベル 5月某日、埼玉のオタ婚活会場へ向かった。公民館みたいな建物に入り、参加費の2500円を支払って、待合所へ。
 ……なんだこりゃ。それぞれ10人ずつの男女がばらばらに座っているのだが、まるで仮面ライダーの敵怪人オールスターのような光景だ。ザ・オタクといった風貌の男性陣と、地味メガネばかりの女性陣。これは失敗したか…。
 絶望的な気分のまま、女性全員と3分ずつのトークタイムが始まった。ドブスばかりなので気が乗らないうえ、全員が全員アニメの話ばかりしてくるので苦痛でしかたない。
 それでもなんとか、1人だけ、マシだと思える女がいた。22才の事務職、カナ(仮名)だ。顔面レベルはこの中ではいい方だけど、学校や職場だったら中の下に分類される程度か。こちらの目を見ずに飼っている猫の話をしてきた。やたら饒舌なのがいかにもって感じだ。
 フリータイムでは当然のようにカナの元へ直行だ。
「あなたが一番かわいいと思ったんでカップルになりたいです」
「え、あ、はい…」
 ストレートに伝えると、彼女はテンパリながらもうなずいてくれた。ふっ、ちょろいちょろい。
 婚活パーティとはいえ、どうやら名目上は「友達探し」らしく、カップル発表などもなく終了した。とぼとぼ帰って行く妖怪どもを尻目に、オレはカナと一緒に会場を後にする。
「じゃあカラオケでも行こうか」
「ちょっと今日は予定があって、すいません」
 こんな日に予定を入れるあたり、非モテくさいなぁ。しかたないので後日会う約束をして別れた。しばらくラインでたわいもないやりとりが続いたが、そこで驚愕の事実が発覚した。
カナは生まれてこのかた、彼氏ができたことがないそうだ。つまり処女。俄然やる気が出てきた。
 翌週末、待ち合わせの秋葉原にやってきたカナはオタ婚活の日とは違い、少しおめかしをしているようだった。ニットセーターに膝丈スカート。胸のふくらみからして、Cカップってところか。
「久しぶり。とりあえず散歩してから食事でもしようか」
「はい」
 アニメショップやゲーセンなど、全く興味のない場所に行って時間をつぶした後、居酒屋に入る。
「オレはビールにしようかな。カナちゃんは?」
「あまりお酒飲んだことないので悩みますね」
「じゃあとりあえずビールにしときなよ」
 カンパイしてすぐにカナの顔が赤くなった。飲みなれてないってのは本当みたいだ。
1時間ほど滞在して次に雰囲気のいいバーへ。ここで甘めのカクテルを飲ませていたら、いよいよ酔いが回ってきたらしい。「あー、ヤバイです」
「大丈夫?」
 そう言って手をとる。カナは一瞬ビクっとしたが、嫌がる気配はない。ここが勝負だ。
「カナちゃん、好きだよ。もっと一緒にいたいな」
 照れくさそうにするカナの手を引き、店をでてタクシーに乗る。ホテル街で降りて無言でラブホに入った。
 部屋のドアを閉めてすぐに抱きつく。
「あの、汗くさいからシャワー浴びたい・・・です」
 これからどうなるのかわかっての言葉だ。こんなにすんなりいくなんて、早く処女を捨てたいと考えているとしか思えない。
 彼女の言葉をさえぎってディープキス、そのままベッドへ。
「本当にしちゃうけど、いい?」
「初めてだから優しくして…怖いの」
 まるでエロ漫画のような台詞が返ってきた。なにかを読んで予習してたのだろうか。
 ニットを脱がし、ピンクのブラをはいで柔らかい胸をモミモミ、チューチュー。カナは無言のまま、目を閉じている。そのまま指をアソコへ…濡れてるじゃん!
 しばらくの愛撫でさらにアソコの具合は最高潮になった。これならもういけるんじゃないか?
「入れるよ」
「あの、すいません」
「どうしたの? 怖い?」
「いや、その、ちゃんと付き合ってもらえるんですか?」
 処女をあげるからにはちゃんとしてくれってことか。ここでうなずかない男なんていないだろう。オレは「もちろん」と答えて腰をうずめた。
 カナは本当に処女だった。30分ほどかけて挿入し、そこからゆっくりさらに30分をかけてようやく射精。抜いたコンドームは血まみれだ。
 実はオレ、オタ婚活では候補から外していた不思議ちゃんとも連絡をとっている(他にも数人から連絡先を聞かれた)。そして驚くことに、彼女も男性と付き合ったことがない=処女だ。
 これを書いたらライバルが増えるかもしれないけど、オタ婚活は定期的にアキバや新宿などで行われている。ナンパ師なんかは来ないでほしい。

ガチンコナンパ体験記

4年に一度、渋谷の町が狂乱の渦に巻き込まれる日がある。
 サッカー日本代表がW杯を決定する日だ。
この日は一番ナンパに向いている日だろう。そんな夜のガチンコナンパ体験記です。

スタンドにはちらほら、女2人組が目につくものの、俺たちが入り込めるスペースはすでにない。
 空席を求めて右往左往するうち、後方のタネイチが声を発した。
「おっ、あそこにいるの良さげじゃない?」
 視線の先、はるかスタンド上段に、ユニフォーム姿の女2人組が小さく見える。そして折よく、彼女たちの真後ろには2人分の空席が。行くか!
 とっさの判断が功を奏した。座席をゲットし、じっくり女の顔を確認したところ、2人ともなかなかにカワイイのだ。お目目ぱっちりの長谷部(ユニフォーム)に、愛らしい小動物顔の
吉田麻也(同)。歳は20
代半ばってとこか。よしよし、悪くないですぞ。スタンドにはちらほら、女2人組が目につくものの、俺たちが入り込めるスペースはすでにない。
 空席を求めて右往左往するうち、後方のタネイチが声を発した。
「おっ、あそこにいるの良さげじゃない?」
 視線の先、はるかスタンド上段に、ユニフォーム姿の女2人組が小さく見える。そして折よく、彼女たちの真後ろには2人分の空席が。行くか!
 とっさの判断が功を奏した。座席をゲットし、じっくり女の顔を確認したところ、2人ともなかなかにカワイイのだ。お目目ぱっちりの長谷部(ユニフォーム)に、愛らしい小動物顔の吉田麻也(同)。歳は20代半ばってとこか。よしよし、悪くないですぞ。「よっしゃ、本田サイコー!」
 おれが吉田ちゃんに抱きつけば、タネイチも長谷部ちゃんの腰に手を回す。むろん彼女たちもはち切れんばかりの笑顔だ。そして終了の笛が。「超うれしいです.、ワールドカップ決まりましたよ!」
 このチャンス逃すものかと言わんばかりに、タネイチが動いた。
「いやーいい試合だったね。この後、4人で祝勝会しようよ」一瞬迷う素振りを見せてから、吉田ちゃんが口を開く。
「あ、じゃあ、ちょっとだけ」
 やったぜ、タネちゃん!タネイチがテキーラで好アシスト
 会場の外でタクシーを拾い、渋谷駅へ。すでに駅前は狂乱状態だ。
 あんなのに巻き込まれてはせっかくの獲物を見失ってしまう。素早くやり過ごし、適当なバーへゴーだ。
 乾杯したビールを一口すすって長谷部ちゃんがタメ息をもらす。
スクランブル交差点、スゴく盛り上がってましたね。さすが東京って感じ」
 彼女たち、今日の試合のためにわざわざ群馬から来たとかで、普段は同じ職場で働いているらしい。
「じゃ今日はどっかホテルでも取ってるの?」
「はい」
 ふーむ。となると、無理に2人を引きはがすより、全員でホテルになだれ込んだ方がいいかも。なんか脇の甘そうなコたちだし、そのまま4Pとかって展開もありうる。とにかくここは酔わせるに限るな。同じことをタネイチも考えていたようだ。やつがふいに口を開く。
「お、この店、パトロンがある
じゃん」
 即座に女どもが食いつく。
パトロンってなんです?」
「ハリウッドセレブに人気のテキーラなんだけどさ、めちゃくちゃ飲みやすくて美味しいんだよ。ちょっと試してみなって」知った風を装っているが、どうせそこらで聞きかじったのだろう。
 テキーラのショットを飲み干し、歓声を上げる長谷部と吉田。
「ホントだ。超オイシイ.」
「うん、飲みやすいねえ」
 そうは言っても、テキーラテキーラだ。そのうちコロッと酔いつぶれるぞ。タネイチ、ナイスアシスト!
 ところが、彼女たち、いくら杯を重ねても一向に酔いつぶれる気配がない。どころか、けろりとした顔でウィスキーロックや焼酎ロックをちゃんぽんしだす有様だ。なんだか、めちゃめちゃ強いんですけど。
「2人とも酒強いんだね」
「そうかも。いつも会社帰りに2人で飲み歩いてますから。こないだも朝までずっと飲んで大変だったよねぇ」
「うん、てか、そういうのしょっちゅう。あはは」
 気がつけば、バーに入って2時間以上が過ぎていた。これ以上ここに留まっててもしょうがない。
 おれ、テキーラのせいでかなり酔っ払ってるし。
「そろそろ出ようか」
「はーい」
 こうなったら強引にタクシーに放り込み、ホテルまで押しかけちまおう。そう思案して大通りまでやって来たところで、タネイチの姿が消えていることに気づいた。あれ、どこいったんだ?
「ここ、ここ.」
 少し離れたビルの物陰から情けない声が聞こえてきた。吐いてるようだ。ったく、何やってんだよ。
 呆れつつタネイチのもとへ駆け寄ったとき、背後で女どもの
「ごちそうさまでした」の声が聞こえた。2人だけでタクシー乗ってるし!
 結果、ノーゴール。試合開始すぐにOL2人組のそばに陣取ってはみたが、本田のPKシーンで軽く抱き合ったところがピークで、飲みの誘いは軽く断られてしまった。
 まあいい、今日の主戦場は渋谷だと決めていた。タテベ、渋谷へ行こうぜ!
 駅前では4年前に見たあの光景が広がっていた。なんだこれ、めっちゃ楽しそう! 建部なんかに構ってるヒマはない。単独行動に切りかえよう。
 信号が青になるたび、交差点に若い連中がなだれこみ、俺も私もとハイタッチ合戦だ。 テンションが上がってきた。抱きつきまくれそうじゃん! よし、オレも参戦だ。
「イェーイ!」 男どもが次から次へハイタッチしてくる。はいはい、あんたらはいいっつーの。
 おっと、女の子発見! ハイタッチだ。
「イェーイ!」
「イェーイ!」
 そのままギューと抱きつく。わーお、巨乳の感触。いただき!
「最高の日だねー」
「はははっ。ですねー」
 が、会話は続かず、彼女は普通に去っていった。
 お次は2人組の女の子へ。
「イェーイ」
 ハイタッチをカマし、2人の肩をガシっと組んだ。両脇にオッパイが当たってるぞ!
 そこで、まわりの男どもが一緒になって肩を組んできた。誰かが歌い始める。
「にぃっぽん、にぃっぽん、にぃっぽん。おい、おい!」
 全員で大合唱し、ピョンピョン跳びはねる。ああ髪の匂いとか二の腕の感触とか、これ全部タダで味わえるなんて最高!信号が赤になり、歩道に引き揚げたところで、髪の匂いを嗅ぎまくってやった2人に声をかける。
「いやー。まだまだ歌いたりないね」
「はははっ」
「もっと余韻に浸ろうよ。よかったら3人で軽く飲みにでも行かない?」
「うーん、今日はもう帰ります」
 あれれ、おかしいな。
 その後、109前交差点へも乗り込み、20人くらいの女の子と抱きあったが、飲みの誘いにはどのコもついてこなかった。なんだよこの狂乱、見た目だけじゃん。ごっつぁんゴール決めさせてもらいます
 バカ騒ぎしているうちに深夜
1時になってしまった。まだユニフォーム連中の奇声があちこちから聞こえるが、先ほどまでのお祭り騒ぎはすでに終わっている。
 着信が残ってたタテベに電話をしても、呼び出し音がなるのみだ。さてはあの野郎、ゴールを決めやがったか。
 こうなりゃ先輩のオレがノーゴールで終わるわけにはいかない。とことん歩き回ってシュートチャンスを探してやる。
 …いつしか白々と夜が明けてきた。さすがにゲームセットか。
 と思ったとき、視界に青いユニフォームが。いた。女の子が地べたにしゃがみ込んでいるではないか。
 ダッシュで駆け寄る。おっと、靴が片方脱げてるぞ、ねーさん。
「大丈夫?」
「……」
「ていうか、香川のユニフォーム、オレと一緒じゃん。とりあえず靴はきなよ」
「…ない。どこいった?」
「そっち落ちてるじゃん」
「あっ、あんた天才ぃ.」
 彼女はニヤニヤ笑っている。どうやら最後の最後、ロスタイムにPKを勝ち取ったようだ。やっぱ持ってるねぇ、オレは。家に帰りたいと彼女が言うので、とりあえず一緒にタクシーに乗り込んだ。
 まもなく到着したのは住宅街のマンションだ。神様ありがと
うございます。ごっつぁんゴール、決めさせてもらいます。
 一緒にエレベーターヘ。彼女が3階のボタンを押す。そして次の瞬間、
「もうここで」
 ぐいっと外へ押し出された。 あわててオレも▲ボタンを押してドアを開く。
「え、一緒に喜ぼうよ」
「ほんと、もう大丈夫なんで」
「………」
「ほんと、帰ってください」
 ボタンを押さえていた指を離すと同時に、ドアはゆっくりと閉まった。
 キーパー、守り堅すぎ!目を血走らせたセントウ先輩がスクランブル交差点の人混みに消えたので、1人きりになってしまった。とりあえずスポーツバーにでも入るか。
 適当な店の入口を空けた瞬間、耳が壊れそうになった。
「オー、ニッポーン!!」
 店にいる全員がコブシをふりあげて合唱している。ああ、うるさいうるさい。そんなのに混じる気はないからな。
 さてと、1人の女はいないかな。おっと、いたいた。
「長友ちゃん、良かったよ! カンパーイ(長友のユニフォームを着ていた)」
「えっ、イエーイ!」
「ホント良かったね、ワールドカップ決まって」
「ですね.。安心しましたよ.」
 そのとき後ろから「オイ」と太い声が聞こえてきた。色黒のシブヤ系ニイサンだ。
「俺のツレなんだけど」
 そうっすか。
 店内に1人きりの女はどこにもいなかった。外へ出ても同じだ。セントウさんに電話してみよ。なんだ、出ないよ。バカ騒ぎの真っ最中か。
 おや、あのビルの前に1人でうずくまってるのは、女じゃないか? またツレがいたりするの? 
 そろりと近づいて声をかける。
「おーい、気持ちワルイの?」
「……」
 そばに腰かけたら、ジュルジュルと鼻をすする音が聞こえた。泣いてる。こんなハッピーな夜に何があったんだ。それともうれし泣き?
「水飲む? オレ買ってくるし」
「……いらないです」
「とりあえず軽く飲んで落ち着
こうか」
「……電車乗りたい」
「え?」
「ここ離れたいんで電車乗って
もいいですか?」
 彼女がむくっと立ち上がった。
かなり地味な顔立ちだけど、シュートは打っておこう。
彼氏が出たら退場、
出なければPK獲得
 一緒に渋谷駅へと向かう。
「泣いてたみたいだけどなにか
あったの?」
「ちょっと彼氏とモメて。あ、もう彼氏じゃないですけど」
 なんのこっちゃと聞いてみたら、さっきまで彼氏と一緒にスポーツバーで観戦していたのだが、彼氏が色んな女の子と抱き合うのを注意したら、逆ギレされ、背中を蹴られたんだそうな。
「もう別れるからどっかいけ!って言われて……」
 ひどい男がいたもんだ。そりゃ泣くしかないね。
 山手線に乗って池袋へ。ここからなら歩いて20分で帰れるそうなので、西口駅前の植え込みに座って会話することに。
「サッカー好きなの?」
「そうでもないです。誘われたから観に行っただけで」
 香川のユニフォームは着てるけど、どんな選手かは特に知らないらしい。
 先ほどからケータイを気にしている香川ちゃん、彼氏からの連絡を待っているのだろう。
 来ないね。きっと来ないね。だって背中を蹴飛ばすような男だもん。今ごろ、他の女とイチャイチャしてるっしょ。
 コンビニで缶チューハイを買い、二人して彼氏の悪口を言い合う。やれ最低だ、やれ別れるべきだ。今日ゴールを決めるための、思いをすっかり断ち切らせる作戦だ。
 それでも香川ちゃんはケータイを手に握ったままだ。
「気になるなら、電話してみたら?」
「えー……」
「向こうも待ってるかもよ」
 ギャンブルに出てみた。これで彼氏が出たら退場、出なければPK獲得だ。
 香川ちゃんがケータイを耳にあてる。出るな、出るなよ!
「…出ないし」
 よし、もらった! じゃ、歩こっか。
 と、手を取ってラブホ街へ向かった。歩きながら香川ちゃんが手に持った缶チューハイをぐっと飲み干す。
「あー、最悪ーっ」
「そうだねー、ま、でもいいじゃんっ」
「もーサイアク!」
 サイアク連発の香川ちゃんも、ベッドでは予想に反して積極的だった。いわゆる腹いせってやつなんでしょうか。
 結果、ワンゴール。

女心を鷲掴みにするモテる口説き術を実証してみた

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女は自分を全肯定してくれる男になびくという性質を持っているそうだ。
 キミは間違ってないよ、キミの言ってることよくわかるよ、
そうそう、その通りだと思うよ。
 てなことを呪文のように繰り返していれば、「この人、私のことわかってくれてる!」となって恋愛感情に発展すると、まあそういうわけだ。
 しかし、せっかくだけどこの戦法、女が悩み相談でもしてこない限り、使うチャンスはない。
 そこでオレ、マー君は考えた。普段使いのセリフで、女を全肯定するようなフレーズはないものかと。
 答えは出た。
『キミみたいな人間になりたいな』
 どうか。キミみたいになりたい、すなわちそれ、相手の全てを肯定していることにならないだろうか。
 なりますね。男でもいいのでちょっと想像してみてください。こんなこと言われたら悪い気はしませんよね。反応いいんじゃね?好感度アップじゃね?
 大勢の女性と、ある程度がっつり会話できる場となると数は限られてくる。というか、ほとんどない。思いつくのは長時間制の婚活パーティぐらいか。
 というわけでやってきました新宿西口です。婚活バスツアー
の集合場所です。
 本日のツアーは、河口湖周辺の観光地をいくつか回り、オリエンテーションなどで異性と仲良くなって、夕方、都内に戻ってきたところでカップル発表という流れだ。
 スタッフから名札を受け取り、さっそくバスへ乗り込んだ。参加者は男12人、女12人で、2人席の窓側に女、通路側に男が座るようになっている。オレの最初のペアは、川上麻衣子の若いときのようなエロ顔ちゃんだ。
 バスが出発し、男たちが順番に回って5分ずつしゃべる「回転寿司タイム」が始まった。エロ顔ちゃん、よろしくです。「どうも。仙頭正教です」
「吉沢アカネです」
「こういうツアーは初めて?」
「私、3回目なんです」
「よく行ってるんですね」
「普段の出会いないし、積極的に動くしかないかなと思って」
 よし、ここで魔法のことばの登場だ。
「積極的かぁ。いいなぁ。ぼくもキミみたいな人間になりたいな」
 さらっと使っちゃいました。
「いや、私はただ焦ってるだけなんで」
「そうかもしれないけど、えらいよ。ぼくもキミみたいになりたいもん」
「じゃあお互いに積極的に頑張りましょう」
 反応いいんじゃね? 好感度アップじゃね? この調子で次次行きまっせー

なかなかお目にかかれないレベルだ

 お次は、地味.な顔の三十路ちゃんだ。魔法フレーズのチャンスは一度だけあった。
「私、電車遅延とかあったらいけないんで、今朝は1時間前に来ましたよ」
「すばらしいね。ぼくも、キミみたいな人間になりたいと思うよ」
 次も地味顔のOLさん。今度もチャンスは一回だけだった。
「吉祥寺とかよく行きますよ」
「へえ、吉祥寺に行くなんていいですね。キミみたいな人になりたいなぁ」
 4人目、5人目と、しばらく全然タイプじゃない子が続いたが、それでもすべての子に例のセリフを吐いておいた。
 そしてようやく、最初から目を付けていた本日一番の美人さんの席までやってきた。
「どうも、仙頭です」
「よろしくお願いします」
 ちょいポッチャリだが、安田美沙子似のルックスは、お見合いパーティではなかなかお目にかかれないレベルだ。名前は岡本さん、30才。仕事は事務らしい。
 軽く自己紹介しあった後、彼女のスカーフを褒めてみる。
「それおしゃれですね」
「これですか? まあ、せっかくやってきてるんだし、ちょっとは自分を飾ったほうがいいかなぁと思って」
「いいですね。ぼくもキミみたいな人になりたいと思うよ。ちゃんと服装を意識する人に」
 彼女はニコニコ笑ってる。効果が楽しみ!
狙いは、最初にしゃべったアカネちゃんと、一番美人の岡本さんだけど、2人だけをマークするのはリスクが大きい。他にも積極的にぶつかっておこう。
 バスが目的地の湖畔に到着し、グループに分かれて小物作りをすることになった。幸い、オレはアカネちゃんと同じ班だ。作業テーブルに座るや、アカネちゃんがちょっかいを出してきた。
「上手ですね」
「いやいや、適当だよ」
「私のどうですか?」
「いいね。ぼく、そうい作れるアカネさんみたいな人間になりたいな」
「ありがとうー」
 いい笑顔だ。魔法フレ使えるな。
 小物作りのあとは、グ単位で散歩することになた。そばにいたブサイクな子べりかける。
「婚活ツアーとかよく来るんです?」
「初めてなんですけど」
「ぼくもそうなんですよ。早く結婚しろってうるさ「はははっ。うちもですも歳とってるし、気持ちも考えないと」
「親思いなんですね。ぼくもキミみたいな人間になりたいな」
「ええ、なんですかーそれー」
 とびきりの笑顔で笑ってる!
(ブスだけど)。なんだか今日は気分がいいなぁ。
 昼メシ会場のレストランでは、また別の子と隣の席になった。
「どう? いい感じの男性はいましたか?」
「んー、どうでしょうね。そちらはどうですか?」
「どうでしょうねぇ。あっ、そうやって綺麗にパスタを食べるような人に、ぼく、なりたいと思ってるんですよ」
「え?」
「そう、今のそのフォークの感じとか」
「はぁ」
 もう、どんなタイミングでも使ってやる。メシが終われば、あっちの子にも話しかけよっと。
 昼メシ後、気になる異性の番号をカードに書いて提出する
「中間インプレッション」が行われた。
 渡された結果カードを見ると、なんとオレ、女12中9人からも○をつけてもらっているじゃないか! モテモテじゃん。しかもアカネちゃんも岡本さんも入ってるし!
「仙頭さん、そればっかり」
 ツアー中、こまめに全員に話しかけ、すべての子に「キミみたいになりたい」フレーズを繰り返し投げかけた。キョトンとする子、喜ぶ子、いろいろいたけれど、共通しているのは全員笑顔だったことだ。
 あとは最後に誰かとカップルになるだけだ。やはり狙いは岡本さんか。
 夕方。大きな土産物屋で最後のフリータイムになった。他の男に先をこされては一大事。バスを降りる岡本さんを追いかけ、声をかける。
「一緒に見て回りましょうよ」
 そのまま店内へ。何を見るわけでもなくフラフラと歩く。
 彼女が土産物のブレスレットを手に取った。
「おっ、かわいいですね」
「これ、私に似合うと思います?」
 こちらの目をまっすぐ見てニコっと笑う岡本さん。
「似合いますよ。ぼくもこういうセンスのある物を選ぶ人間になりたいな」
「仙頭さん、そればっかり」
「いや、ホントに岡本さんみたいな人になりたいって思うんですよ」
「私みたいなって、どんな?」
「うーん、たとえばお洒落のセンスだったり…」
「たり?」
「明るいとこだったり」
「ふーん、私そんなに明るいですか?」
「明るいですよ。うん」
 このような会話をかわすうちに、フリータイムは終わった。
 夜7時半。バスは新宿に戻ってきた。参加者24人が息をのむなか、スタッフが発表する。
「では、カップルになられた男女の番号を読み上げます」
 カップル成立は2組だけだった。その中に、オレの番号は…
もちろん入ってましたよ! お相手は一番美人の岡本さん!
 先にバスを降りて、岡本さんを待った。
「おっ、きたきた」
「ふふっ。何かはずかしいね」
 一番カワイコちゃんをゲットできるなんてたまらんねぇ。さあ、飲みにでも行きましょうか。
 と誘ったが、彼女がさすがに疲れたというので、来週の日曜にデートをすることになった。
「じゃあ、来週よろしくね」
「うん。わかった」
 彼女が駅の改札へと向かっていく。ふぅ.疲れた。オレも帰ろっと。翌週の日曜、夕方。
 待ち合わせ場所の新宿駅前で、岡本さんが待っていた。ツアーのときとは雰囲気が違い、ハデな柄の野球帽なんぞをかぶってる。オレの提案で、お台場へ行くことにした。今からなら到着するころには夕暮れ時のいいシチュエーションだろう。「ちなみに岡本さんの理想のデートってどんなの?」
「うーん、まあ、お互いが楽しめることじゃないですか。場所とかは関係なく」
「その考え方いいね。ぼくも、岡本さんみたいな人になりたいな」
 カップルになってもまだダメ押ししておくなんて、オレも手堅い男だな。
 電車を乗り継ぎ、お台場に到着した。海の方にレインボーブリッジが見える。
「ステキだね」
「そうですね」
「カップルだらけだね。ま、ぼ
くらもカップルだけど」
「ですね」
 散歩したあとは、ショッピングモールのレストランフロアでメシを食うことになった。
「はい乾杯」
「かんぱーい」
 よし、アルコールも入った。ここから一気に夜に向かって突き進むぞ。
 夜8時半。レストラン街を出て、とりあえず駅に向かって歩いていく。
「じゃあ、もうちょっとどっかでゆっくりしようか」
「私、明日早いからそろそろ」
「いやいや、でもまだ8時半じゃない」
 そう言って手を握ろうとした瞬間、彼女がこちらを睨みつけてきた。本気で怒ってることがわかる鬼の形相だ。
 呆然としていると、彼女が切り出した。
「言ってることとやってることが違い過ぎませんか」
「え……」
「わかってないようですね。まずそれ」
 彼女がオレの服を指さした。
「先週、アナタは言いましたよね。お洒落に気を遣える人になりたいって。なのになんでこの前と同じ服着てるんですか?」
 いきなり何を言い出すんだ。確かに同じ服だけど…。アナタって二人称も怖いぞ。
「それだけじゃないです。この前、改札に入ってから振り返ったら、アナタはもういなかったですよね。すごく寂しかったです」
「それは…」
「私みたいになりたいって言ってくれるのはうれしいですけど、もし好きだったらずっと見送ってくれるんじゃないですか」
「………」
 お説教はまだ続いた。どうして目を見て話さないのか、どうして歩くペースを合わせてくれないのか、などなど。
 さんざん罵りまくった彼女は、一人で地下鉄に乗って帰ってしまった。
 ごめんなさい、岡本さん。この場を借りて全面的に訂正します。
オレ、キミみたいな人間にはなりたくないわ。

ボーイスカウトとガールスカウトは意外と出会いが多い

子供のころからボーイスカウトをやっており、その流れで、今でも仕事のない休日は『デンリーダー』として、ほぼ毎週のように顔を出している。簡単に言えば子供たちを率いてキャンプやハイキングをする指導者だ。
 なぜ大人になってもそんな面倒なことに首を突っ込むか。そう、すんなりエロイことができてしまうからだ。
たとえば夏に複数回行われる一泊キャンプ。週末に山や森なんかでやるのだが、ボーイスカウトだけでなく、ガールスカウト団も交えて合同で行うことが多い。
 ガールスカウトのリーダーは児童の母親であることがほとんどだけど、ときどき女子大生や若いOLさんの場合もある。彼女らも小さいころからスカウトに参加していたOG連中で、彼女ら、外部からはマジメそうな人物に見られがちだが、これがユルイのだ。
 なんせ、この合同キャンプでは昔から男女のリーダー同士(若い者同士)がセックスするのが当たり前になっている。伝統的に皆がそうやってキャンプの夜を過ごしてきたのだ。
 その状況は、先輩から後輩へと代々語り継がれていくもので、こんな話を聞いたうえでもリーダーとしてキャンプに参加する女子というのは、それなりの覚悟ができていることになる。だからすんなりヤレてしまう。
 キャンプの夜、子供たちをテントに押し込み終わってから、我々リーダーは一つのテントに集まって酒盛りをする。キャンプの規模が小さいときは、男女リーダー1人ずつ、プラス保護者数人ってとこか。
 大学のキャンプサークルなんかだったら、ここから女を酔わせてどうにかしようなどとあくせくするものだが、オレたちにそんな必要はない。覚悟を決めた女に対して小細工などいらないのだ。 頃合をみて「お酒なくなりそうだから買出し行こうか」と連れ出し、適当なところで抱きしめてキスをかます。
 ブチュー、レロレロとやってて抵抗してきた女は今までいない。
 茂みの中であのユニフォームを着たまま(ズラしながら)の野外セックスが定番だ。近くで眠る子供たちはよもやリーダーたちがこんなことをしてるだなんて思いもしないことだろう。
先述したようにガールスカウトのリーダーは、児童の母親であることが多い。そんな既婚のおばちゃんなんかも同じようにヤレてしまうから面白い。
 ウチの団では秋から冬にかけて、近隣の河原や道路などでゴミ拾いボランティアを定期的にやっている。作業中はもちろんマジメにゴミ拾いをしているのだが、終了後、子供たちを送り届けるクルマの中でこっそり耳打ちされるのだ。
「ちょっと相談があって、このあと時間ある?」
 相談なんて言いつつも、彼女らは決まってカラオケボックスに入りたがる。
「ウチの子って勉強がダメなのよ。(ガール)スカウトしながら学校の勉強って難しいのかしらね」
 こんなどうでもいい相談をしてくるのだが、彼女たちだって本気で聞きたいわけじゃない。たんなる密会の名目だ。
 カラオケで隣に座り、歌いながらやたらと肩とか腰をタッチしてくる。どのお母さん
も同じだ。
 オレの場合、後々のことを考えて絶対に自分からは手を出さないようにしている。お母さんが辛抱たまらずチンコタッチとかキスなどしてくるのをひたすら待つ。
 だらしないカラダの人が多いが、やはりエロさは若い女にはないものがある。カラオケで2時間ヤリまくったり、クルマで人気のないところに出向いてカーセックスするのもザラだ。
 みんな同じような流れで誘ってくるのは、ひょっとしたら彼女たちの中で話がまとまってるのかもしれない。ボーイスカウトといえばマジメで健全なグループと思われがちだけど、内部の者からすればちゃんちゃらおかしい。
 こんなに男女の下心があふれまくってる、欲にまみれた場なんて、他にないですよ。

掲示板に電話番号をのせられた女の逆襲逆ナンパ

東京の某零細メーカーに勤める25才の女です。彼氏はいません。
たまに出会い系サイトで仲良くなった男性と付き合おうとするのですが、みんな2.3回会うだけで別れてしまいます。いわゆるヤリ捨てです。10代のころからそんな恋愛ばかりだったので、男はみんなカラダ目的だと思うようになりました。

2年ほど前から、生活費を賄うため、週に1?2回、平日の夜の仕事帰りにデリヘルのバイトを始めました。風俗の仕事を始めてから、男性に対する期待はますます小さくなっていきましたが、お店の待機部屋では何人かの女の子たちと仲良くなり、親友と呼べる子もできました。ところがしばらくすると、
ネットの掲示板に、私の本名や電話番号と一緒に
『タダでやらせてくれるぞ』
と書き込まれる嫌がらせを受けました。たぶんお店の女の子の仕業でしょう。それを見た男たちからの電話が頻繁にかかってきました。
『ミハルちゃん?ネットで番号見たんだけど、タダでヤラせてくれるってホント?』
『もしもし、いま君のこと考えながらチンポ触ってるんだけどさ…』
ほとんどがこの手のイタズラ電話でしたが、ある日、電話をくれた1人の男は少し様子が違いました。
『もしもし、掲示板に名前と電話番号が載ってたよ。誰かにイタズラされてるんじゃないの?』
彼は本気で心配してくれているようでした。。その親切さに私はふらっとしてしまいました。
『ありがとうございます。イタズラ電話に困ってて 』
『悪いヤツがいるんだね。そのうち止まると思うから心配しないで』
その後も彼とは何度か電話で話し、いつしか実際に会う流れになりました。
彼は電話で話したイメージどおり優しい雰囲気の男性で、今まで出会い系やフーゾクで知り合った男性のようにガツガツしていません。すぐに好きになってしまい、そのまま身体の関係を持ちました。
お付き合いするまでにはならなかったけれど、カラダ目的で遊ばれたのとは違い、どこか満たされた気分でした。

しばらく経ち、イタズラ電話が掛かってくることもなくなると、なんとなく寂しい気持ちになってきました。
また私のことを親身になって考えてくれる、優しい男性に会いたい…。
寂しさに押しつぶされそうになった私が取った行動は、自分で自分の携帯番号を、掲示板に載せることでした。
『ミハル。こいつは変態のクソ女だぞ。090○○○○…』すぐに非通知の電話が頻繁 に掛かってくるようになりま
した。イタズラ電話はすぐに切ります。私が待っているのは、親身になって心配してくれる優しい男性だけですから。
『もしもし、掲示板に電話番号が載ってたんだけど』
『え?本当ですか?(知ってるけどトボけて)』
『イタズラされたみたいだね。削除依頼出しといてあげるよ』
彼こそが待ち望んだ男性です。なんとか会ってみたいものです。
『ありがとうございます。良かったらお礼を言いたいので、会ってもらえませんか?』
『もちろん。お礼なんていらないけど、会ってみたいよね』対面してみると、とてもイケメンとは言いがたいタイプの男性でしたが、やはり出会い系男性のようなガツガツしたところがなく、こういう人とならお付き合いしたいなと思いました。ゴハン美味しかったですね。あの、もし良かったら、もう少し一緒にいてくれません か?」
結局、私の方からホテルに誘い、男女の仲になりました。優しさに飢えている私にとっ ては、誠実な男性に身体を抱 かれているときが一番心が安らぐのです。
彼とも正式にお付き合いすることはできませんでしたが、その後も自分でイタズラ書き 込みを繰り返した私は、これ だと思った相手をお礼の名目で誘っては、その日のうちに 関係を持ちました。
毎回毎回、彼らとの関係が長く続かないことを考えると、この方法で男の人を探すこと自体、間違ってるのかもしれ ません。でもダメだとわかっていても、寂しさに負けてしまい、たまに掲示板に電話番号を書いてしまうのです。
もしもネットで「ヤリマン女」の個人情報を見たら、女の子に優しく接してあげてください。寂しい女が、優しい彼氏候補を待ってるかもしれませんので。

最も成功するナンパの第一声は何か?

地球上で最もナチュラルなナンパ第一声は何か?
「こんにちは」
ノー。見ず知らずの女にあいさつするなんてオカシイ。
「道を聞きたいんだけど」
ノー。尋ねること自体は自然だけど、その後、どうナンパに持ち込むのだ。
もったいぶらずに正解を教えよう。これだ。
「写真、撮ってあげよっか」
観光地などで、カメラを持った腕をいっぱいに伸ばして自分撮りしている子がいる。彼女らにさりげなくこう声をかけるのだ。「あ、ありがとうございます」
パシャッ。そしてカメラを返しながら、
「一人旅?」
「はい」
「どこから来たの?」
「長野です」
「へえ、どっか楽しいとこあった?」
「えっと、そうですねぇ…」
などとしゃべりながら一緒に歩き出す―。
くぅ、あまりに自然すぎて怖い!
マー君はその怖いナンパをやっちゃいます。

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鎌倉にやってきた。この時期はまさに鎌倉観光の季節、一人の女子も多いはずだ。
ただ、アジサイの名所は人が多すぎるので避けたい。行くなら大仏あたりが無難なとこだろう。
大仏前では大勢の人たちがスマホやカメラでパシャパシャやっていた。見た感じグループばかりで、一人きりはいないが…。おや、あそこの女の子、カメラを持って自分撮りしてるぞ。さっそくゴー。
「撮ってあげよっか?」
「あっ、ははっ。すみません」
照れ笑いしながらスマホを差し出してきた。
「じゃあ、撮りますよー」
パシャリ。
「はい撮れたよ」
「ありがとうございました」
「一人?」
「あ、はい」
「どこから来たの?」
「埼玉です」
のっけからナチュラルな流れが生まれている。素晴らしい。
「どっか楽しいとこあった?」
「…いや、まあいろいろと」
「もしよかったら一緒にまわりませんか」
「いや、行きたいところあるんで」 ありゃ、途中までは良かったのにな。

大仏の前にまた一人の女の子がやってきた。レッツゴー。
「写真撮ろっか?」
「あ、じゃあお願いしていいですか」
ほい、きた。
「はい、笑ってくださーい」パシャリ。
「どこから来たの?」
「あ、横浜です」
「近いね。自分は東京から」
「ふーん」
「大仏の中って入れるらしいんで、一緒に行きませんか?」
「いいですよ」
ふふ、さっきより一歩前進したぞ。大仏の中をざっと眺めて、土産物屋の並ぶ通りを一緒にフラフラ歩いていく。
「これからどこか予定は?」
「私、あじさい寺に行きたいんですよ」
「あ、じゃあぼくもご一緒しようかな」
「あ、はい」
また前進しちゃった。2人目にしてこの展開、こりゃスゴイぞ。
歩いてあじさい寺へ。アジサイの前で一緒に写真を撮ってもらい、
「じゃあ、次はどうしよっか?」
「あっ、すみません。そろそろ予定があって・・・・・」

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残念・・・さて次はどこへ行こうかな。走って大仏の前に戻ってきたが、すでに参拝終了時間が迫っていた。やばいやばい。おっ。頭にサングラスを乗せた女のコが一人きりみたいだ。
「写真撮ろっか?」
「はい、お願いします」
パシャリ。もう手慣れたもんだ。
「どこから来たの?」
「鹿児島です」
「へえ、遠いね。旅行?」
「そんな感じです」
「これからどこへ?」
「私、江ノ島に行きたいんですけど」
「それじゃ、ぼく、写真係としてお供しようかな」
「そんな、いいですよ」
「いいのいいの、遠慮しないで。ぼくも江ノ島に興味あったからさ」
半ば強引に、一緒に江ノ電に乗り込んだ。彼女の名前はミユキ。オレと同い歳だ。ステキな出会いの予感がする。今日は一人でずっと鎌倉を回っていたそうなので、誰かと喋りたくなっていただろうし。
江ノ島に到着した。潮風が気持ちいい。海に映る夕日もキレイだ。ちょうど干潮で、海面が下がって歩けるようになった岩場ではカップルっぽいのがあっちこっちに座っていく。島の裏側に回り、海のほうへ降りている。オレたちも適当な場所に腰掛けた。
「この感じ。こりゃあカップルたちは楽しいだろね」
「ですねー」
「ミユキさんは、カレシとはどういうデートを?」
「いやー、それがいないんですよ」
「そりゃいたら、カレシと旅行にくるか。そう言えば、今日はどこに泊まってるの?」
「藤沢ですけど」
彼女はここ数日、藤沢のビジネスホテルに泊まっていて、今日もそこへ戻るようだ。
ならば作戦は決まった。藤沢で飲み、ビジネスホテルへなだれこむ。これでしょう。
「ぼく、藤沢のおいしい店知ってるんで行ってみよっか」
「へえ、そうなんですか。行きたいです」
旅の女は美味しいものに弱いんですね。もちろん藤沢のことなんて知りっこないので、現場で出たとこ勝負だ。
駅前の通りを歩きながら、演技をかます。
「えっと、確かこのあたりなんだよな」
「何系の店ですか?」
「それはまだ内緒。あ、あったあった」適当に目に入った野菜シャブシャブとやらの店に引っ張り込んだ。ここなら酒だってあるでしょ。
店に入る。
「じゃあ、ぼくはビールを」
「あ、私はウーロン茶を。お酒飲めないんですよ」
チっ。酒の力を使えないのは痛いがまあいい。
「こういう一人旅はよくするの?」
「いやいや初めて。今回はほんとは、母親と京都へ行く予定だったんだけど、都合が悪くなって」
京都に行っちゃうとお母さんがかわいそうだから、今回は鎌倉にしたらしい。
彼女はここ数日で回ったスポットをしゃべってくれる。朝からがっつり動いたようだ。
「でも一人ってやっぱけっこう寂しいでしょ?」
「そうなんですよ」
「出会いとかは?」
「ないですよ。ちょっとあるかなとも思ったけど。あ、セントウさんとがあったか。あははっ」
ニコっと笑った彼女が、オレの器に野菜をよそってくれた。なんかイケそうじゃね?
話しが一段落したところで、切り出した。
「ミユキちゃんのビジネスホテルってなんてとこだっけ?」
「○○だけど」
「もう電車ないし。オレも泊まっ
て帰ろうかな」
「ほんとに?」
彼女の目は笑っている。すぐにネットで調べて電話したところ、空き部屋はあった。
「よし、予約できた」
「はははっ。すごい行動力」
「じゃあ一緒に帰ろっか。なんか変な感じだね」
「ですよね。部屋は違うけど」
「戻ったら、ぼくの部屋でもっとしゃべろっか」
「はい」
彼女はいったん自室に荷物をおき、オレの部屋にやってきた。
「おじゃましまーす」
「どうぞー」
わおわお、ホントに来ちゃったよ。まずはベッドに並んで座り、テレビを眺めながらお菓子をつまむ。
そして彼女の肩をモミモミと揉んでみた。
「それにしても、今日は疲れたね。ミユキさんも疲れてるでしょ?」
「気持ちいい」
「よし、もっと揉んであげよう。ちょっとこっちへ」
彼女をベッドへ移動させ、ぎゅっと抱きついた。
「ちょっと…」
そのまま唇を奪い、シャツを脱がせた。もちろんオレも脱ぐ。そしてブラジャーの上からおっぱいを愛撫。
「…もう、ダメ」
かまわず、ブラの中へ手を突っ込もう。
「だーめ」
強く拒まれた。乳首タッチはNGってか。
ならば下だ。下へ向かおう。 が、その腕もぐっと掴まれた。
「そこはダメ!」
本気の拒否だ。マジかよ…。
「もう我慢できないんだけど」
「…ダメ。部屋帰るよ?」
「わかった。じゃあ、手でやってくれないかな?」
「もぉ?」
手でもやってくれなかった。どうすりゃいいんだ涙

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