出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです

ブランドショップ店員はナンパ慣れしていない?

ドラッグストアの店員さんは、庶民的なバイトだけに敷居が低く、簡単に釣れるものと思っていたが、結局、そっけないメールが一通届いただけだった。あまりに庶民すぎて「どうして私なんかにラブレターを?」と、逆に怪しまれてしまったのかもしれない。
そこで今回は、あえてプライドの高そうな、モテることに疑いを持たなそうな、ブランドショップのお姉さんをターゲットに選ぶことにした。

約束当日、待ち合わせの表参道ヒルズに彼女は現われなかった。メールはないし、電話にも出ない。まさかのドタキャンか?と思ったら、約束から15分ほど過ぎたところで、非通知の電話がかかってきた。
「すいません!もう着きましたか?」
彼女だ。何かトラブルでも起きたのか。
「着きましたよ。なんで非通知なんですか?」
「携帯なくしちゃったんですよ!今ヒルズの中の公衆電話からかけてます!」
なんだ、そうだったのか。おっちょこちょいなんだな。「マジすか!大変でしたね。とりあえず入口で待ってるんで!」現時点ではまだお相手が何番の子かわかっていない。3番か6番ならうれしいんだけど。
「すいません、お待たせしました」
2番だった。髪の毛を下ろしているからか、お店で見たときよりもずっと色っぽく見える。「携帯、探しにいきますか?」
「あ、大丈夫です!さっき家に電話したら、家に忘れてたみたいです」
かなり天然キャラのようだ。ブランドショップ店員だからってそんなに緊張しなくていいのかも。
「あ、そうなんですね。タイ旅行はどうでした?」
「最高でしたよ〜」  などと世間話をしながら、青山に到着した。 そういえば、お店を予約すると言っときながら、何も準備してなかった。青山ならいい雰囲気のお店ぐらいいくらでも見つかるだろうと思っていたけど、全然ないぞ。
「あれ、なんか、前に行ったお店、なくなっちゃったみたい…ごめんね」
「そうですか…。私の知ってるところ行きます?」
「はい、ぜひとも」
「本当は行ったことないところに行ってみたかったんですけどね…」
チクリと嫌味を言われてしまった。このあたりの強気ぐあい、やっぱブランドウーマンか。彼女推薦のオシャレな和風レストランに移動して、ランチを注文した。1500円もするのかよ。高いな。
「あらためて、今日は来てくれてありがとうございます。ああいう手紙とか結構もらったりするんですか?」
「いやいや、全然ないですよ」
「でも男性のお客さんに言い寄られたりとかはあるでしょ?」
「ないですよ。まずあのフロアに男性のお客さん来ないですよね」
やばい、そういえば彼女の売り場は女ものオンリーだっけ。
「ああ…そうですよね。僕も母のプレゼント探してなかったら行かなかったかもなあ」
「へえ、優しいんですね」
「たまには感謝のシルシにと思って。じゃあもしかして彼氏とかは…」
「いないですいないです。ハハ」
「え!ほんとですか!意外ですね」
彼女、本当に恋愛関係はご無沙汰で、すでに2年以上もお相手がいないそうな。理想が高いのだろうか。
「どういうタイプが好みなんですか?」
「一緒にいて楽しいタイプです」
「それだけ?」
「それが一番かなー」セーフ!
年収一千万円以上とか言いだしかねないと思ってたので安心した。ふと店の奥に変わった空間を見つけた。なぜか居酒屋の中にカラオケボックスがあるのだ。真昼間からカラオケってのも微妙だが、密室にこもれるのはありがたい。この流れを生かそう。
「店員さん、すいません。ここってカラオケできるんですか?」
「はい、できますよ」
「どうする、やってみようか?」
「フフ、マジですか!ウケる!やりたいです」
軽く2人で2、3曲歌ったところで、さりげなく彼女の隣に移動してみる。嫌がるそぶりはない。むしろマイクを持ったまま、こちらに身体を寄せたりもしてくれる。悪くないぞ。ここまで来ればアクションは一つしかない。さっさと告ってしまおう。たぶん「まだ早い」とか返されてセックスなんてとても無理だろうけど、はっきり告っておくことで、〝もし次に会ってくれれば大いに脈アリ〞との計算が立ちやすい。「あの、手紙にも書いたんですけど、俺、あなたに一目ぼれしてしまったんです。よかったら付き合ってくれませんか?」しばらくの間があいて、想定どおりの返事があった。
「すいません、まだ会ったばっかりなんで」
「そうですよね。でも気持ちは伝えておきたかったんで」
「ありがとうございます。郷田さんのこと嫌いじゃないですよ」
バッチリだ。今日はこれで十分。今までの俺なら、いいじゃんいいじゃんと押してたけれど、急いてはコトを仕損じることを俺はこの連載で十分すぎるほど学んでいる。いったん引こう。

援デリ娘と純朴男をアポる出会い系を使った悪い悪戯

ヒマつぶしになる面白い遊びを紹介しよう。
まず2つの出会い系サイトAとBに登録する。Aのほうは普通に男として、Bでは女として。その際に大事なのは登録名で、
男なら『新宿マン』
女なら『ヒマっこ女子大生』
などと、人名を使わないようにしておく。
では手順を。
①(サイトB)
Bのサイト(自分は女の設定)で『ヒマしてまーす。池袋あたりで遊んでくれる人いませんか?』と書き込む。掲示板のジャンルはピュア系が良い。
②(サイトA)
Aのサイト(自分は男の設定)で、いかにも援デリ業者らしきカキコミにアクセスする。『欲求不満のミユキです。ホ別2でお願いします』のような。
③(サイトB)
①に食らいついてきた男に、②で見つけた女の名前で返事する。
『メールありがとう。ヒマっ子のミユキです。今から会えますか?』
④(サイトA)
②の業者とは簡単にアポれるので、③でメールが始まった男の名前でやりとりする。
『新宿マンのヒロシです。どこで待ち合わせますか?』
⑤(サイトB) 
③の男を、④で約束した場所に誘導する。
『北口のマック前にいます』
⑥(サイトA)
④の女の服装を聞き出す。業者なら普通に教えてくる。 
さて、ここからはアポ現場だ。援デリ女がやってきたら、その特徴をこまかく男に伝えよう。
『髪はセミロングで、白いワンピ。赤いカバン持ってます』
これで、男と女はそれぞれ自分がアポった相手だと思い込んで対面する。一方はピュア娘だと、一方はエンコー男だと勘違いしたまま。
じゃあ行きましょうかとばかりに、援デリ嬢がすたすたラブホ街へ向かっていくあたりの、なんとも言えぬ距離感がたまらなく可笑しい。ホテル内ではもちろんトラブルだろう。また、メールの途中で
『少しお茶してからホテルに行こうよ』(援デリ嬢に向けて)
『喫茶店でお話しましょう』(男に向けて)
あたりのフレーズをはさんでおけば、喫茶店での2人の噛み合ってるような噛み合わないような様子も観察できる。

※この記事はフィクションであり知的好奇心を満たすためにお読みください。実行されると罰せられるものもあります。

旅行代理店業者が選んだパンチラ発生観光地

大手旅行代理店から独立して10年。全国の観光地をたずね歩いた俺の頭には、無数のパンチラスポットがインプットされている。とりわけ発生率バリ高なトップ5をご紹介しよう。
★第5位「東京ディ●ニーランド」
狙い目はお昼のパレード「ジュビレーション!」だ。総勢160名のキャラやダンサーが出演して構内を練り歩くもので、コースとなる沿道の両側は毎度、黒山の人だかり。特に最前列は、敷物を引いて見物する連中がひしめき合っているのだが、その中に体育
座りの女子がアホのようにいるのだ。おそらくパレードの出演者に気を取られてしまい、向かい側の客の存在を忘れているのだろう。オペラグラスで穴が空くほどのぞいても、まず気づかれることはない。ファンタジーの国とはよく言ったモノである。
★第4位「宝泉寺温泉・み●こ(大分県)」
長さ日本一の九重大吊り橋からほど近い温泉宿で、石造りの立派な足湯が若い女性客に人気だ。女性と足湯。これだけでも対面からのパンチラ率はそこそこだが、み●この足湯のすごいところは、ドクターフィッシュが放流されている点に他ならない。あの、皮膚の角質をぱくぱくする魚のおかげで、女性は「きゃ、くすぐったい!」と身をよじるのだ。するとデルタ地帯が、はいコンニチハとなるのである。
★第3位「JR京都駅」
パンチラの名所には、階段やエスカレータが多いが、京都駅構内にある大階段(室町小路広場近く)は、そのジャンルにおいてはおそらく日本一といってもいい。とにかく下から上までの距離が半端なく長いので(なんとビル8階分!)、ミニスカはもちろんのこと、本来は見えづらいフツーの丈のスカートでも、カンタンにチラってしまうのだ。
おまけに大階段は駅と隣接する伊勢丹に通じており、若い女子がやたらと多い。この点もベスト3入りの理由だ。
★第2位 松本城(長野)内部構造がビル化した大阪城などと違い、オリジナルのまま保存されているこの城は、天守閣の階段がとんでもなく急になっている。両手で手すりに捕まらないと登れないレベルだ。つまり、パンチラ的には角度が申し分ないうえ、女のコはスカートを手で押さえることができない。途中で見られてることに気づいたもののどうにもできずあたふたする女たち。その様を真下から眺めるのがタマらなくいい。ちなみに同様の理由で姫路城(兵庫)、高知城もパンチラが多発する。これらも要チェ
ックだ。
★さーて栄えある第1位は「島根県の日御碕灯台」だ!
高さ日本一の灯台だが、パンチラスポットとしてもナンバーワンとさせてもらった。理由は一つ。パンチラの見所が2つあるからだ。まずは、最上部へと続く内部のらせん階段。極端に幅が狭く、勾配も急なため、少し上の位置にいる女性のスカートの中が丸見えになる。それもずーっと。さらに最後の18段は勾配率が跳ね上がってほぼハシゴのようになり、前述の城と同じ状態になるのだが、スゴイのはここから。なんと頻繁に下から吹き上がる突風によって、スカートが完全にめくれあがってしまうのだ。パンモロである。 
ゴールデンウィーク中は付近の出雲大社から多くのカップルが流れてくる。ぜひ足を運んでほしい。

ウーロン茶は炊き込みご飯で水の代替に

水道水が放射性物質に侵されたら、メシを炊くにも困ってしまう。ミネラルウォーターを使えば安全なんだろうけど、おそらく買い占めでなかなか手に入らないし。では、何でメシを炊けばいいのか。正解はずばり、ペットボトルのウーロン茶である。そもそもウーロン茶は、炊き込みご飯に使ったりすることもあるほどで、水の代替どころかむしろ積極的に使ってもいいぐらいの飲み物なのだ。炊きあがりは、多少、米粒が茶色くなり、お茶の香りがするだけで、味はほぼ水を使ったものと同じ。いざというときはぜひお試しあれ。

東京都の浄水場から基準値を超えるヨウ素131が検出され、店頭からまたたくまに飲料水が消えたことがある。そんななか、買い占めの影響をさほど受けなかったのが、ウ
ォーターサーバー業者「クリクラ」の水である。純粋なミネラルウォーターではなく、原水として水道水を使っているため、消費者が殺到しなかったのだろう。水道水なんか怖くて飲めない?どうだろう。業者の説明では、同社の工場で特殊なフィルターを通し、完全に不純物を除去しているとある。家庭の水道水を安価な浄水器に通すより、はるかに安心できると思うのだが。

ときめく女性に出会う場として最も多いのは電車内のような気がする

ときめく女性に出会う場として、最も多いのは電車内のような気がする。なんとかお近づきになりたいけれど話しかけるのはちょっと…。
というわけで朝の通勤時間帯に、某私鉄の終着駅から出てくる可愛い女性をターゲットにする。文面の変更点は『何度か電車内で姿をお見かけして〜』の部分のみだ。

手紙を渡したときと同じラフな服装と優しそうな笑顔だ。
「お疲れさま〜」
「ああ、どうもーお疲れさま」
歩きながら世間話を交わしつつ、近くのカラオケに行かないかと提案する。カラオケに個室居酒屋を足したような店で、お酒を女のコに飲ませやすいのだ。
「実はお店予約しといたんだ」
「カラオケ?」
「あ、でもご飯もおいしいんだよ」
「わかった〜」
会って即個室という流れにも平気で付いてくる。ガード甘めの子なのかも。ではとりあえずカンパーイ。
「この前はいきなり手紙とか渡してごめんね。ビックリしたでしょ?」
「ちょービックリしたよ! 失礼かもしれないんだけど、私、あなたのこと見たことなかったんだけど。車両はいつも変えてるし、女性専用車両も使うし…」
非常にマズい方向に話が向かってしまった。そりゃ乗ったことがないんだから、見たこともあるはずないわけで。
「なんか俺、存在感ないんだね」
「え、別にそんなことないけど。てか電車の中で人なんか見なくない?」
「そうだけど、オレは恵子ちゃん可愛いから印象に残ってたんだよね。よく見てたよ」
「だから、可愛くないってば!あのときもいきなり話しかけてくるからさー。キャッチかと思った。しかも手紙とかさー。いつもこんなことしてんの?」
「そんなわけないじゃん。でも普通に話しかけてもナンパみたいになっちゃうじゃん」
「まあね」
「だから手紙書いたんだよ。初めてだよ、ラブレターなんて書いたの」「ははっ、ウケる」どうにかゴマかせたようだ。危ない危ない。酒が進むにつれ、彼女のテンションも少しずつ上がってきた。口数が多くなり顔がやけに赤い。
「介護もねー、お給料安いし、結構体力仕事だし、大変なんだよ」
「そっかー。でもさ、人のために仕事ができるって、すごく尊いことだと思うよ。応援してるから、嫌なことがあったら何でも相談してよ」
「ありがとー。優しいんだね」
さりげなく近づき、ピッタリ寄り添ってみたが、警戒される素振りはない。どころか彼女もこちらに身体を預けてフニャフニャだ。酒の力ってホント素晴らしい。「でも嬉しいよ。憧れの人とこうして飲めるなんて」
「フフ。正直、最初は怪しいと思ったけどねー」
「恵子ちゃんは彼氏とかいるの?」
「いないよ〜。いたらさすがにここには来てないよ」
「どういう人が、タイプなの?」
「えー。男らしい人かな」
「じゃあさ、正直、俺のことどう思う?」
「んー、…会ったばっかでわかんないよ」
彼女のように流されやすそうなタイプは強引に話を進めてしまえばどうにかなるものだ。このまま勢いで告白してしまえ。「あのさ…彼氏に俺とかどう?」
ここぞとばかりに真剣な表情を見せる。
「えー、会ったばっかじゃーん」
やっぱり早すぎたか。でも笑ってるし、まんざらでもなさそうだぞ。
「なんか酔っぱらってきちゃった」
「マジで? 俺も酔っぱらってきた。キスしていい?」
「……付き合ってくれなきゃヤだ」
来たーーーーーっ! さっきまで会ったばっかとか言ってたのに、付き合ってくれって、どんだけ酔いやすい子なのよ!
「もちろん。付き合おうよ」そのまま顔を近づけ、キスをする。目をつぶってそれを受け入れる彼女。つい数日前に、駅で見かけた女の子の唇がいま、俺の唇と重なっている。感動的な瞬間だ。しばらく恋人ムードでチューチューしたところで、もう一押し攻めこんでみよう。無言のまま服の上からおっぱいタッチだ。
「恥ずかしいよ…」
「おっぱい何カップ?」
「D」
「見ていい?」
「やだ、恥ずかしい!」
「じゃホテルでならいい?」
「えー。恥ずかしいけど…」
ほぼ無言のまま近くのホテルに入り、ベッドの上に倒れこんだ。本当は速攻で服を脱がして全身舐めまくりたかったが、一応付き合ったばかりの恋人なので、紳士的に振舞わないと。
「シャワー浴びれば?」
「わかったー」
バスタオル姿で出てきた彼女は、通勤時の真面目な印象が嘘のようで、髪の毛を上げ、むき出しになった白いうなじが妙に色っぽい。スっと細い鎖骨の下には、思ったよりも大きいオッパイの谷間が見える。足も太からず細からず絶妙だ。
「何見てんの〜」
「いや、可愛いなーと思ってさ」
「えー、ホントかなー」
甘えるように、しなだれかかってきた彼女の肩に手を回し、今度はゆっくりとしたキスをする。恋人同士がするような濃厚なキスだ。それにしてもDカップのおっぱいは揉みごたえがある。すでに勃起している乳首を軽く摘むと「あん…」と色っぽい声がこぼれた。「乳首感じるの?」
「うん、…恥ずかしいこと聞かないでよ」セックスに慣れてないのか、本当に恥ずかしがっているようだ。自分から股を開いてくるような女より、これくらいのほうが興奮する。立ち上がらせて尻を触ると、適度な弾力が手に伝わってくる。なんかすごくいいかも。チンポも完全勃起状態だ。
「ねえ、俺のチンポ、介護してくれない?」
「えー、恥ずかしいよお…」 
と言いながらも、彼女はオレの股間に手を伸ばし優しく上下にしごきだした。そして自分から顔を近づけ、カリ先をチロチロ舐めてからカポっとくわえてくる。口の中で舌がゆっくり優しく動いている。介護士ならではの思いやりフェラだ。かと思えば突然スピードを早めたり、金玉を手で揉んだりと、なんというフェラ上手。しかも長い。永遠にやってくれそうだ。させてばかりでは悪いので、ベッドに寝かせ、アソコに指を突っ込みながらクリトリスを舐めてやる。「あ…あん…」
すでにグチョグチョの洪水状態だ。
「こんな濡れてんじゃん」
「うん…気持ちいいもん」
ゆっくりとチンコを挿入すると、いい感じにキュキュっと締め付けてくる。そのまま正常位で発射しそうな勢いだったが、せっかくなので騎乗位に移行する。と、自ら腰を動かしながら、こちらの乳首を指先でいじってきた。もうダメ、イッちゃいます!

テレクラでどんな女に出会えるか試してみた

午後7時。池袋のテレクラ「R」へ向かった。街は若いカップルたちやオバちゃんが買い物袋を片手に浮かれている。そんなハッピー野郎たちを尻目に、陰鬱の総本山とも呼ぶべきテレクラへ入るなんて。…タメ息しか出てこない。テレクラの男性店員はオレを
笑顔で迎えてくれた。
「今日は男性が多く入っているので、ちょっとコール数が少なくなるかもしれません」
男性が多いだと?この大晦日に?いったい世の中どうなってんだ。最長の8時間コースを選択し、個室にクッションや毛布を並べて快適スペースを作ったところで、さっそく一発目のコールが鳴り響いた。
「あの、今から遊べませんかぁ?」
なんだか幼い声だ。幸先いいんじゃないの?
「いいよ。ところで歳は幾つなの?」
「18だよ」
「若いねぇ。何してる人?」
「高校生。制服とか必要?」
わずかに躊躇したが、涙を飲んで保留ボタンを押した。危ない危ない、さすがに淫行で年越しは田舎の親が泣く。しかしたぶんこれ以上のコールはないんだろうな。人生なんてのは皮肉にできているものだ。落ち込む間もなく次のコールが鳴った。
「20才なんだけど今から出てこれない?イチゴーでお願い」
前言を撤回しよう。来ました、なんだかエロい声をした女が!しかも20才ですって!!
「オッケー! どこにいるの?」
「その店を出た交差点だよ。サングラスかけてチェックのコートだから、見つけたら声かけてね」
この物言いテレクラ慣れしまくってることは確実なわけだけど、それでも20才は20才。イチゴーくらい喜んで払いますよ。意気揚々とテレクラからとび出すと、信号の前に白黒のチェック柄コートを来た女の後ろ姿が見えた。おずおず近づいて声をかける。
「テレクラの方ですよね?」
「あ、電話の人? ミナです」
振り向いたその顔は6回戦を戦い終えたボクサーだった。大きすぎる鼻はひん曲がり、上唇は何かで削り取られている。お前、どこでファイトしてきたんだ?逃げるべきか。いやしかし、サングラスをとったら結構イケてたりするのかも。ホテルへの道すがら、ミナは怒涛のトークを開始した。
「さっき会った男が最悪でさぁ、お金くれるとか言ってたのに、会ったとたん逃げたんだよ。マジぶっ飛ばしたいんだけど」
げっ、俺の心を見透かしてる?逃亡を事前に阻止してる?
「キャバで働いてたんだけど急にクビになってぇ。ホント腹立つんだよねぇ。お金とかも払ってもらってないんだよ、ありえる?」
つくり笑顔で応対するうちに、頬の筋肉がプルプルしてきた。しかも歩きながらミナがサングラスを外すと、そこには腫れあがりまくった両まぶたが。完全なるファイターだ。ミナは空を見上げて言う。
「今日はさっきの男の分までエッチしたい気分なんだよね」
ホテルに入りテレビを付けると、紅白が始まっていた。ミナが画面にくらいつく。
「浜崎のこのドレスってやっぱり長瀬へのあてつけだよね、私、敏感だからそういうのすぐわかるんだよね」
はぁ、そうですか。あゆの気持ちがわかりますか。思い上がりもほどほどにしたまえ。
「いつもあのテレクラに電話してくるの?」
「ときどきだよ。実家に帰るのが明日になったから時間つぶし」
時間つぶしでエンコーなんて理屈がありえるのか。さっぱり理解できない。ミナが急に甘えた声で「しよっか」と耳元で囁いた。まあ、しないわけにもいかないだろう。歯を食いしばり気合を入れる。ミナがリードする形でプレイは始まった。顔はアレだが腰の振り方だけは素晴らしく、なんとかバックで発射! よし、これで帰れる。しかしミナは俺の股間をさすってくる
「お願ーい、もっとちょうだい」
「いや、もう疲れたから」
「ねえ、ちょうだーい」
「いやいや、もういいよ」
シャワー室へ逃げ込み〝穢れ〞を洗い落として戻ってくると、ミナは大股開きでオナニーしていた。なんじゃ、コイツ。あ、潮吹いた!
「普段ならもっと出るんだけどねぇ」なんだか不満そうにミナがつぶやいている。いや、別にそんなの見たいわけじゃないし。

本を貸した女の子がライン既読スルーのまま

中目黒に引っ越したというのに、まだ女性を1人も家に招く機会がない。せっかくの武器が宝の持ち腐れ状態だ。そんな折、友人が鍋パーティをやろうと女性2人を誘い、快諾をとりつけたという。偉い。鍋の名目があれば女だって男の部屋にのこのこやってくることに気づいた友人を褒めてやりたい。
大急ぎで土鍋とカセットコンロを買い、さらに当日はきりたんぽ鍋のセットを4人分調達し、部屋を掃除して来客を待った。ピンポーン。来た!友人が率いてきたのは1人が70点、1人が90点と、ずいぶん豪華なコンビだった。
しかしその2人、部屋に入ってくるなり、こんなことを言う。
「今日あんま時間ないんですよ。10時ぐらいにはここ出なきゃいけないんで」
はぁ? いま8時だから2時間しかないし。急いで作らないと!
鍋というのは、一緒にわいわい作るときも楽しいものだし、料理教室で少しだけ学んだ包丁テクを披露してやれば株も上がるだろうと胸中では期待していた。なのにこの3人、まったく手伝おうともせずに、マンガやおしゃべりに夢中になっている。ちょっと手伝ったかと思えば、鶏肉パックのぐちゅぐちゅのビニールをオレの服の上に置く始末
だ。イライラする!70点が尋ねてきた。
「いいとこ住んでるねぇ。家賃高いでしょ」
「うん、駐車場合わせて15万くらいやけど」
やや鼻高々で答えたところ、90点のほうが言う。
「似合わないよ。6万ぐらいのとこに住んで、ユニセフに寄付したほうがいいって」
どういう理屈だ! 少しムッとしたが、相手は90点なのでここは我慢だ。鍋パーティそのものは正味1時間ぐらいで終了し、帰り際になって90点が、本棚にあったAV監督・カンパニー松尾のハメ撮り紀行本を借りていった。こんなもんに興味があるとは、可愛いなりにスケベで話がわかる子なのかもしれない。
翌日、すぐにラインを送った。
『土日どちらか映画かお笑いライブ見に行かない?』
30分ほどで「既読」にはなったが、返事のないまま予定の土日はあっさり過ぎてしまった。なんだこれは。ムリならムリで返事ぐらいくれればいいのに。カンパニー松尾の本も返さないつもりなのか。